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文系剣士と理系魔道士の六年傀儡記  作者: 松房
第二章 そして学校へ
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第25話 魔道工学科の講義後編

そんな呆然としている生徒達に先生は問いかける。

「おい、君達これを聞いても何も疑問に思わないのかい?」

生徒達が、それがどうした?、と言わんばかりに黙っていると、事前に慎太郎とその話題について話合っていた隼が答える。

「先生が、例えば、騎士育成科の騎士や、剣士になる予定の者達にどうしてあのような魔法学の難問を入学試験で突き付けたか、ということですか?

実技試験も魔法を使える者が有利な試験でしたようですし、そういうことだと思うんですけど。」

隼のその答えに先生は指を鳴らし、隼を指さす。

「うん、その通りだよ。

えっと、君は、ハヤテ君だったかな?」

「はい。あの、先生は?」

隼の質問に先生はまるで、やってしまった、とでも言うような仕草を見してから、生徒達を三百六十度見渡すと、自己紹介をする。

「説明の途中だけど一応自己紹介ね。

名前はラグル=サモン。歳は三十二。

呼び方はなんでもいいよ。

何年かはここ魔道工学科で君達の世話をすることになるから、よろしく!」

ラグル先生は自分の自己紹介を終わらせると、咳払いをして改めて説明を始める。

「ごほん、何故本来あまり魔法の知識が要らない騎士育成科の入学試験にもあんな難問を盛り込んだのかと言うと、実はこの学校、騎士育成だの謳っているけど、基本の教育方針はあくまで”実践的な魔法知識を持った若者の育成”だからなんだよ。

んで、何故それが魔道工学科の生徒が少ない理由に繋がるのかと言えば、ズバリ、魔道工学科を受験する人の大半が、無理に戦闘しなくてもいいや、と思っている志低い者達だからさ。

要するに、なんかメインじゃなくて基準低くて受かりそう、という理由でここを受けたやる気のない人達が全員落ちた結果、受かったのが君達八人だけになった訳さ。

さぁここまで説明してきたけど何か質問ある?」

ラグル先生は生徒達を見渡し、質問がないことを確認すると、魔道工学科の講義についてや、魔道作業室の使い方まで詳しく説明をした後、生徒達に宿題を出すと言い、隣にいる少女を指さす。

「今からここにいる助手の魔道人形(マジックマーター)エデンちゃんに君達にとって必須とも言えるこの”魔道工学の手引き”という本を配って貰うからこれをしっかり読んで自分が一体どんな魔道具を作りたいかしっかり考えて来ること!」

エデンが体をカタカタと鳴らし、本を配り終えたと同時に魔道工学科一年の初めての講義は終わった。




次回この翌日の講義を書いてから何書こう・・・

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