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文系剣士と理系魔道士の六年傀儡記  作者: 松房
第二章 そして学校へ
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第20話 寮での初めての夜

二人は、自分達に割り当てられた部屋の前で一度立ち止まる。

「まさか、部屋まで一緒だとはな。」

「あぁ、けど、俺達割と遅く着いたから三人目はもう中にいると思うぞ。」

この寮は、一部屋につき、三人が使用することになっている。

そんな言葉を交わした二人は、まだ見ぬ三人目の存在に想像を膨らませ扉を開ける。

すると、中にいたのは、同じクラスの魔闘士育成科所属、ガジャであった。

「あぁぁぁぁぁ!!!!クッキー配った人と、なんか危ない人ぉぉぉ!!!!」

「確か、ガジャ=オクニルだっけか、よろしぶっ!」

ガジャは部屋に入って来た人物に驚いた後、隼に

身体強化(ブースト)全開でタックルする。

「クッキーの人!下がってください!こいつにはオイラがトドメを刺すっス!」

そんなガジャを慎太郎は制止する。

「おいおい、隼が一体全体何したってんだ?」

「何したも何も、こいつは人形破壊率100%で自己防衛欠如で50点マイナスされたヤツなんですよ?絶対今殺らなきゃこっちが殺されるっス!」

隼は現在、ガジャの十八歳にしては小柄な体から放たれた全力タックルを受け、気絶している。

「ちょっと待て待て待てって、意味分からないから、隼はそんな悪いヤツじゃ無いって。」

「あれ、クッキーの人、こいつの知り合いなんスか?」

「え?朝の見て無かったの?」

「朝のってなんスか?」

「あぁ、そう言うことか。」

慎太郎は今の言葉を聞き、事の一切を察する。

「そう言うことってなんスか?勝手に自己解決しないで下さいよ。」

「あぁ、いやいや、俺とそこに倒れてる隼は、ここに来るまで旅をしていたんだよ。その間、隼の動向は俺が見ていたが、決して悪いヤツじゃ無かったぜ?」

慎太郎がそう言うと、ガジャも納得する。

「じゃあこの人には悪いことをしたっすね。」

「じゃあそこのベッドにでも寝かしといて、俺達は、寮を歩いて廻るか?」

「そうッスね、そうしましょう。」

その後、慎太郎とガジャは部屋のベッドに気絶した隼を寝かすと、寮を歩いて廻り、楽しむ。

次の朝、風呂に入ることも、食事を取ることも出来なかった隼はガジャに謝られると、愚痴をこぼす気にも成れずに、大人しく朝食を食べ、三人で学舎へ向かうのであった。


新キャラに出会うと、よく気絶されられる隼。

この時、スキル”看破の瞳”を持っていない生徒には、少し危ないクラスメイト→かなりヤバイクラスメイトというイメージになっています。

一方ガジャには、慎太郎の介入により、少し危ないクラスメイトまでイメージが回復しております。

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