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文系剣士と理系魔道士の六年傀儡記  作者: 松房
第一章 ケモ耳との出会い
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第1話 街道までの道のり

「・・・・・ん?」

目を開けてみると雲一つない青空。

横には慎太郎がいて見渡す限りの草原が広がっている。

とても日本とは思えない光景に困惑する隼だったが、異様な速さで落ち着きを取り戻すと何があったのか思い出していく。

「え~っと、まず慎太郎とアニ○イトに行って、

電車が爆発して、女神だか天使だか分からん神々しい人に会って、転生してきたと・・何言ってんだ俺。」

爆発した辺りからどーでも良くなってきた隼は自分の身辺調査を行う。

「え~っと。所持品なし、慎太郎を見た限り見た目の変化もなし。唯一の変化は服だけか・・・・」

二人の服装は現代のTシャツではなく中世の冒険者を思わせる様な革鎧であった。

(あの見た目キャラぶれぶれでよく分からない神様が気を使ってくれたのかな。)

しかし、ここで隼は問題に気付く。

1文無しな上に武器すら持っていないこの状況。

まずこのままでは生活がままならない。

つまり金を稼がないといけない。

所が隼は更なる問題点に気付く。

それは二人がこの世界について無知過ぎるということだ。

何が売れて、売れないのか、この世界の国際情勢など、とにかく二人はこの世界について全く知らない。

(いや、ちょっと待てよ・・・この世界に人間が存在するのなら、何処かに街は無理でも村や、集落がある筈だよな・・・)

隼は一人で決めるのは責任が重すぎると思い今も心地良さそうに寝ている慎太郎を起こした。

「ん~?なんだここは?」

隼はまだ寝ぼけている慎太郎にデコピンを食らわせ今の状況を説明した。

「ん~夢の異世界だと思ったのにな~思ったより世知辛いぜ」

「で、僕としては町か、村へ行って何処かにしばらく雇ってもらうのが良いと思うんだけど、どうか?」

「俺もそれで良いと思うんだが肝心の町か村は何処にあるんだよ。隼?」

「とりあえず街道が有ると思うから探してそれに沿って歩いて行けば着くと思う」

「りょーかいっ」

そう言って二人は立ち上がる。

道中、いかにもな青いぽよっとした魔物(?)が

出て来たりしたが(慎太郎が)難なく倒しながら歩くこと三日。

やはり夜は見張り番を立て、交代で寝ていたとしても疲れていて、街道ついてから一日(一文無しなので野宿だが)休むことになった。

あと二、三話でテンプレ回収したい

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