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文系剣士と理系魔道士の六年傀儡記  作者: 松房
第二章 そして学校へ
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第13話 収拾と入学試験への道

親玉級が倒された後のその場には微妙な空気が漂っていた。

「さぁ、さっさと死体を解体して、ギルドに戻りましょう!」

コハクが笑顔で帰ることを催促するが、男二人はコハクに微妙な視線を送り、黙りこんでいる。

何せ、冒険者とはいえども、似て非なるものだとしても、十七そこらの女子が男のアレを削ぎ落とすなんてこと有り得るだろうか?

もしこれがこの世界の常識なのだとしても

彼らが十五年間過ごしてきた日本では有り得ないだろう。

そんな思考で困惑している二人を動かすにまで至らせたのは、コハクの言葉だった。

「あんまりちんたらしてると削ぎますよ?」

「「はい!!!!!!」」

そうしてこの後三人は無事に依頼(クエスト)

達成(クリア)するのであった。



そんなこんなで三ヶ月。

騎士魔術師養成学校(長いのでこう呼ぶ)

の入学試験当日。

「あんた達頑張って来なよ!」

「もう帰って来んじゃね~ぞ!」

「「「はい!」」」

そう三人を送り出したのは、三人が三年近くもの間利用し続けた宿”ぬくもり亭”の亭主ガナンさんと、その妻ダリエラさんだ。

二人とも移民で、移民をあまりよく思っていなかった人達の偏見と良くない噂に打ち勝ち、この宿を人気店にした肝っ玉夫婦だ。

見た目もまさにそんな感じ。

学校は寮があり、入学してからはそちらに入る予定だ。

そして三人は歩き出す。

三人の顔はどこか決意に満ちていて、

学校が見えてくるにつれて、真剣なものに変わっていった。

入学試験は1話分かけたいのでここで切らせて貰います。

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