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文系剣士と理系魔道士の六年傀儡記  作者: 松房
第二章 そして学校へ
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第11話 そして2年後

新章突入

あれから二年たった。

慎太郎は、そのスキルの多さと”剣聖(ウェポンマスター)”という伝説級らしい才能を持っている事がシェラさんを通じギルド中に広まり、

「新たな英雄の誕生だぁぁぁぁぁ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼」

とその名を轟かせた。

時々そんな慎太郎に挑戦してくる冒険者もいたが、はっきり言って武器を持たせた慎太郎は強かった。てか、強すぎた。

今ではすっかり英雄の二つ名が定着している。

当然それと同時にその仲間として隼とコハクの名も広まるわけで、倒して慎太郎の仲間に入れて貰おうとする輩(何故か女性ギルド職員もいた)が出てきたが、何度倒しても懲りてくれないので少しばかり髪を”鬼火(フレア)”で燃やすことにした。

鬼火(フレア)”とは元○ラだ。

魔道士(マジックヒューマン)”により出現した

スキル魔法創造は魔法を三回だけ瞬時生み出せるスキルらしい(名前も変更出来ることも詳細を見て知った)

(まぁ俺はそんな貴重な一回を知らないうちに使ってしまっていたわけだ。)

そして”鬼火(フレア)”(元○ラ)は自分の体から半径五メートルの任意の場所に鬼火を出現させる魔法だった。(これも詳細を見て知った。)

(そんな魔法を使い、諦めの悪い輩の髪を燃やしていった俺も”火炎の魔術師(ファイヤーマジシャン)”なんて中々恥ずかしい二つ名を得てしまっているわけだが)

順調に入学金も貯まりつつあり、勉強の方もコハクから教わって、いや、文字は教わったが(慎太郎の自動翻訳は文字まで翻訳してくれなかった。)数学や、地理、魔法学(理科と入れ替わっていた)は本を読み、理解した内容を隼と慎太郎でコハクに教えていた。

そんな隼達も入学試験まで後三ヶ月ほど。

入学金と生活資金は溜まっているが、後三ヶ月勉強の総仕上げをする為、冒険者稼業の狩り収めをしていた。

今日狩るのは第三等討伐種の”森海月(モリクラゲ)”だ。

基本的に第三等討伐種は脅威と言われているが、

もう慎太郎や、隼、コハクの敵では無くなっていた。

第三等討伐種位は一人で倒せないとダメでしょ的な雰囲気になっている。

「ちょっと、ちゃんと前見なさいよ。」

「あぁごめん。」

そして今は”目標(モリクラゲ)”を探して森を散策している。

「「「ん?」」」

三人とも魔法学を学び習得した魔法”探知(サーチ)”の反応を感じ笑みを浮かべる

「”目標(モリクラゲ)”だ」





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