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InfinityData  作者: Khronos
8/9

Begin

遅くなりましたm(__)m

ラルス、雪姫、シャルンの3人はルスカルトのいる地下室の入り口にいた。

ラルスが地下室を出てちょうど3日。72時間後にマンホールは開いた。

「まってたぜ・・・ってなんか見知らぬお顔が2つあるんだが。」

「それは説明する。」

ラルスがそういうとルスカルトは無言で中に招いた。そして、あの話をした給湯室的な部屋に通された。

「で、どうするんだ。」

ルスカルトが『答えはわかっているよ』といった雰囲気で聞いてきた。

ラルスは雪姫とシャルンを見た。二人はこちらを見て力強く頷いた。

「やります。この二人と一緒に!」

「ふっ。お前さんならそう言うと思ってたぜ。」

「どういうこと?」

「いや、いずれ話す。今日はもう用はない。各自しっかり休んでくれ。」

そういうと出ていけと言わんばかりに3人を外へ出した。

明日の朝来てくれと言い残しルスカルトは地下へ消えた。

3人とも家の方向は別なので、各自別々に帰りだした。ラルスもルスカルトの言葉に疑問を持ちながらも家に帰り始めた。



良く晴れた土曜日。

電線に止まる小鳥の合唱で目が覚めた。

ラルスは朝食を食べようと、一回に降りた。

「おはy・・・・・・・・・・・・・・・」

ラルスの家はラルスが産まれるのとほぼ同時に父親が失踪したため母子家庭なのでここには母親しかいないはず。しかし、食卓には他に2人いた。

「なぁにやってんだお前ら」

「やっほー!ラルス~」

「あ、お邪魔しています。」

なぜかそこには雪姫とシャルンがいた。

2人は私服だった。普段は制服なのでラルスは新鮮味を覚えた。

雪姫は和服とワンピースを合わせたような服でいつも結い上げている髪は肩にかかっていた。

シャルンはTシャツの上に薄いフード付きのパーカーを羽織って、下はポケットのたくさんついたカーゴパンツだった。

そして母親のほうに向き直り、

「かあさん。どーゆーことだよ。」

ラルスの母親、桜間システィナ。元カナダ人だ。年齢は35だが見た目はまだまだ20代前半。しかしこの母親には問題がある。多重人格か!?と突っ込みたくなるくらいテンションの上がり下がりが激しい。落ち込むときは全く動かず話さず、怒っているときは大泣きしている子供が一瞬で大人しくなるようなオーラを放っていて、喜んでるときはつねに満面の笑みでスキップで移動する。こんな母親を持ったラルスの苦労は計り知れない。

「アンタを迎えに来てくれたって言うから朝ごはん食べていきなさいって行ったのよ!」

テンションが高い。

(そういえば昨日のクイズ番組でメッチャ正解してたな。)

それだけでテンションが上がるなんて無邪気な母親だ。

「まぁ、いいや。で、俺のは?」

「いっけな~い!二人にあげてアンタの分無くなっちゃったwww」

ついでに天然な母親だ。

ラルスはニュースを見ようとテレビをつけた。

テレビでは自分が一番気をひかれる話題が放送されていた。



・・・・・頃に全国のマスコミ向けにメッセージが送られました。伝達方法は様々で、手紙・電話・ビデオ・録音などありましたが、内容はすべておなじものでした。内容は『削除者(デリーター)は活動を開始する。』と言った非常に短いものだったということです。これについて専門家の______


ラルスはテレビを消すと振り向き、雪姫とシャルンを見た。食事を終えていた雪姫は出かける準備をし、まだ食べていたシャルンはお茶で残りを流し込み立ち上がった。

「ご馳走様でした。大変おいしかったです」

「おばさん、ごちそうさま!」

2人はサッとお礼を述べると玄関に向かった

そのあとにラルスも続いた。

「かあさん、行ってくる」

後ろで手を振る母を横目に玄関を飛び出した。



手を振る母の顔に心配そうな表情が浮かんでいる気がした。



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