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『芸術家問題』

『アラン問題』

『アラン問題』



アラン問題とは、意外なところにある。この、『幸福論』の筆者で名高いアランは、『諸芸術の体系』という書物も出していて、学生のころ、論文に引用したものだ。まさに、「現代のソクラテス」と言われているのも、不思議ではない。



自分は初め、アラン問題とは、意外なところにある、と言った。それは、名前である。実は、アランと言うのはペンネームで、本名を、エミール=オーギュスト・シャルティエ、というのだ。初めて知った時、たいそう驚いた。



ここまで優秀な、哲学者であり評論家である、アランが、何故、ペンネームを使ったかということよりも、アラン問題とは、アランがペンネームだった、というその事実が、問題なのだ。人を驚かせるアラン、これは、大きなアラン問題である。

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― 新着の感想 ―
[一言]  そういえば、歴史上の人物でも。  小説家さんはペンネームかもしれないんですね。  学者さんとかは、本名でしょうし。  これはまさに盲点!  ひょっとしたら、学者Aさんと筆者Bさんは同一…
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