やっと始まった異世界生活!
異世界転生から数年たち、すっかりここの生活にも慣れた。そして昨日7歳となった俺はついに魔法が使えるようになる儀式へと参加することになった。
「おーい、ケント!早く行くぞ!」
父さんだ、母さんは留守番するのかぁ、まぁいい行くか。
「おいていくぞー!」
「はーい、今行くよ!」
「いってらっしゃーい~!」
~協会~
「おお、ここが協会なんだね父さん」
「そうだ。父さんも昔はここに来たんだ。わくわくするだろ?」
「うん!」
一体どんな魔法が使えるようになるんだろう。炎で敵に大ダメージを与えるとか、水で優雅に戦うとかかなぁ。自然でみんなを補助するのもいいな!友達いないけど。
「これより儀式を始める。この水晶に手を乗せたまえ」
ドキドキ
「さぁケント乗せてみよう」
「うん…!」
パァッ
うお!なんか出てきた!
「無事出てきたようだな」
「神官さん!これはなんですか?」
「それは、この水晶に手を当てることで使えるようになる最初級魔法。{ステータス}だ。」
うおー!ゲームみたいだ!すげええええ!!!!
「文字は読めるかな?」
「はい!えぇっと…」
「そんなに急がなくてもよいぞ。使えるようになった魔法、スキルなどは家に帰って確認するとよい」
「ありがとうございます!神官さん!」
「よし、ケント。早く帰って{ステータス}を確認しよう!」
「うん!」
こうして、俺の異世界生活は始まったのであった…
~背景~
ケントの住んでるところは小さな村です。村長とは結構仲が良いです