異世界転生って赤ちゃんからなのかよ
知らない天井だ
このセリフ、人生に一度は言ってみたかったが、ここでいえr
「あら、起きちゃったの?ケントちゃん!ご飯ですか~!?」
何なんだこいつは俺がしゃべってる途中だぞ
「おお、起きたかケント。どうだ?父さんと出かけるか?」
「ちょっと何言ってるの!先にご飯食べさせないと!」
「ハハハ、そうかそうか」
は?こいつらは何を話している。天井ばかり見てても仕方ない。一度どんな状況なのかこの目で確認しないとな。よいしょっと
「あら?どうしたの、起き上がっちゃって」
そこで俺はようやく異変にきずいた。俺の体が赤ちゃんとなっているということに。
「お、元気いっぱいだな」
こいつは俺の父さんか?となると、もう一人のほうは母さんか。
いや待てこれはどうなっているんだ、なんでこういう状況なんだ?
「直樹!危ない!」
「あ?」
ドン…!
「いってぇ…いきなりどうしたんだよ健斗。…健斗?」
体中が痛い。そうか、俺は車に轢かれて…クソ、これで俺の人生は終わりなのかよ…ああぁ体が熱い。いや寒い…。死ぬってこういう事なんだな…。
あぁ~なるほど俺はトラックに轢かれたのかぁ。ってえ?なんで生きてるんだ?まさかこれが異世界転生ってやつなのか?そういえば俺は前世に死んだら異世界に転生するっていう本をたくさん読んでたな…
てことはここは、剣と魔法の本物の異世界ってことだ!!こうしちゃあいられない。急いで旅に出ないと!!
「おいおい暴れちゃあだめだろ」
「危ないわよ~」
そっか、今の俺はまだ赤ちゃんなんだった。数年は普通に暮らすしかないのかぁ…
キャラ情報
健斗:黒髪、メガネはかけていない。普通の高校生
直樹:茶髪。陽キャ。身長高い。
ケント:黒髪
ケント母:金髪、髪の長い、
ケント父:赤毛、、筋肉スゴイ。高身長