表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/29

花畑でピクニック

珍しくアプローチしてみる魔王様

フォンセ・ディアーブルだ。今日はティアとピクニックに来ている。


「フォン様、綺麗なお花畑ですね!」


「ああ、王家直轄領の中でも随一の観光地だからな」


ここの花畑には色とりどりの花が数万種ほど咲き誇る。季節外れの花も魔力を使って保っているので、この時期でも桜が満開だ。この美しい景色、隣に並ぶティア、このシチュエーション!…今なら言えるんじゃないか?


「んん、あー、ティア」


「はい、フォン様」


「んむ。ティア。僕はこれからも、ティアと一緒にこの美しい景色を守っていきたい」


「私と一緒にだなんて!私は何もしていません。全てはフォン様のお力です!」


「ああ。だが、それもティアの支えあってこそだ」


「いえいえ、そんな…」


「ティア。僕にはティアが必要だ」


ティアの目を、真っ直ぐ見つめて告げる。…が。


「もう、フォン様。そんなこと私に言ったらダメですよ。将来、良い方が出来たら言って差し上げてください」


…撃沈した。


「…、そうだな」


「そうですよ」


ここまで言ったのに気付かないのか…。いや、たしかに僕も恋愛的なアプローチをしてこなかったからな。うん。これからはもっと積極的に行こう。


「フォン様が私を好きになってくれるなんて有り得ないと分かっていても、期待してしまいますから」


「?何か言ったか?」


「いえ、なんでも」

気付かないティア

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ