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お前の恋人になりたい
魔王様意外と繊細
フォンセ・ディアーブルだ。今日も今日とてティアとお茶を飲んでいたんだが…。
「ティア。眠いのか?」
ティアがうとうとしている。可愛い。
「…はい、すみませんフォン様。ちょっと昨日は眠れなくて」
「何か悩みでもあるのか?」
「いえ…ただ、このままずっとフォン様と二人きりで居られればいいのにと思って」
…可愛すぎる。
「ティアがそう望むなら、それでもいいぞ」
「でも、いつかフォン様は魔族の方と結婚されるでしょう?それが寂しいのです」
うとうととしながらそんなことを言うティア。…僕はお前と恋人になりたいんだぞ。
なんて、口が裂けても言えないけど。今の、この心地の良い関係が崩れるのが怖いんだ。
ティアは夢うつつとはいえぐいぐい行く




