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「おつかれー」
「おつかれさん。まぁ俺たち何もしてねぇから大して疲れてないんだけどな」
部室を出て雄輝に声をかけると、つれない返事が帰ってきた。
「で、村越から返事あった?」
「まだだよ!あいつ卒業直前まで引っ張るつもりだ」
「お前ん中では幼稚園の時から付き合ってたんだろ?」
「あぁ、俺ん中ではな!って、うっせーよ!」
グラウンドから、校舎へと続く小路に入る。
「けどなぁ、告った時アイツ顔真っ赤だったんだぜ?絶対いけると思うんだよ」
「まぁ、みんなそう思ってるよ。お前ら付き合ってなかったの、校内の大ニュースになってるぜ」
「や め て く れ 」
下駄箱で靴を履き替えながら、止めを刺す。
「駄目だったとしても、もう会うこと無いんだから良んじゃね?5年後には笑い話になってるよ」
「不吉なこと言うなよぉ……」
雄輝は急に気弱になってB組の教室に歩いていった。
「元気だせ!次があるさ!!」
「まだ終わってねぇよ!」




