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敵襲
誰もが寝静まった夜、鐘を打ち鳴らす甲高い音で目を覚ました。
「何だッ!」
同室で寝ていたケイウッドもさすがに飛び起きた。
これはおそらく、敵襲だ。
「ケイウッド! モンスターが攻めてきたのかもしれない! 戦闘の準備だ!」
「お、おう!」
俺はサッと服を着るととなりの女子部屋を勢いよくノックした。
「ベルナンディア、起きてるか!」
こういうときに頼りにできるのはやはりベルナンディアだろう。
名前をよぶと返事の代わりにドアが開き、
「敵襲……のようじゃの」
すでに着替えも終わり、得物の両手斧を肩に担ぎ、獰猛な笑みを浮かべた。
メルティエとネムリもすでに準備はできているようだ。
「みんなは!」
後ろからリーダーがやってきて全員集合。
「とりあえず外に出て、状況を確認しよう」
俺たちは他の部屋の冒険者たちがやっと目を覚ましてきたのをしり目に、宿から飛び出した。




