表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
240/258

ドワーフ族の酒宴

 宴会場に向かいがてら、俺が「コレクターズ」から引き継いだアイテムや能力のことを話したら案の定、ベルナンディアが悔しがった。

 だが、戦闘狂の相手は同族に、ということでオルカがライバル視していたことにして対抗意識をそちらに向かわせた。

 戦闘狂の標的になるなんてたまったもんじゃない。


 一方で、俺が不思議なアイテムを所持していたり、小器用に様々な魔法を使えることについて、みんな納得してくれたようだった。


 宴会場に着くとさすがドワーフの酒宴と言うべきか、大きな酒壺がズラリと並んでおり、まだ宴が始まっていないにも関わらず、あたりにはアルコールのニオイが充満していた。


 王様と王妃様が皆に姫様ことベルナンディアの帰還を改めて伝え、その仲間として俺たちを、さらには婚約者としてメルティエを紹介した。

 さすがにエルフ族の、しかも女性のメルティエが婚約者という発表にざわめきも生じたが、いざ酒宴が始まってしまえばそんなことは忘れ去られ、飲めや歌えやの大宴会となった。

 今回は特にドワーフ族秘伝の度数の強い火酒もあったため、俺はいつも通りの教育的配慮から早々にネムリを宴会場から救い出し、用意された寝室へと避難した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ