表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
220/257

鬼人族の村

「これで……しまいじゃ!」


 《巨人(ジャイアント)殺し(・バスター)》で両断された最後の一匹はうねうねと悶え苦しみ、動かなくなった。

 ベルナンディアの自然魔法で束縛したものを両手斧、死の太刀、氷属性を付与した武器でコツコツ砕いて殲滅した。


「ご苦労様じゃ」


 魔法で巻き込んではいけない、と高みの見物を決め込んでいたシロナが労いの言葉をかけてきた。

 うーん、嫌味な感じはしないがどこか釈然としない。

 最初の一発以外は結局すべて俺たちに任されてしまった。

 いいように使われた感が拭えない。


「どうぞ入ってつかぁさいな」


 木門が開かれ、憮然としたオルカを先頭に集落に足を踏み入れた。

 オルカたちにとっては故郷である村。

 ざっと見渡したところ、話に聞いていたとおり老人や子供が多い。

 若い鬼人族もいるにはいるがあくまで少数だった。

 畑には葉をつけた作物が植えられており、自給自足で生活していることがうかがえた。


 シロナとお付きの女性に付き従い、村で一番大きな建物に案内された。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ