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Money × friend -只今放送中!-  作者: ぼんばん
試練2 三竦みに石を投じる
9/82

8日目 前日戦線

「おはよう、岸さん。」


「おはよう。…どうしたの?」



朝扉を開くと浦がいた。

ふと思い返せば、浦と面と向かって、2人きりで話すのは初めてかもしれない。



「今日、予定の方どうかなって、予約したくてね。」


「食堂で言ってくれればいいのに。」


「岸さん人気だから早く声かけたくて。

それに、食堂だとゲームの2人と走ってる2人がいるからね。他はみんな疲れててまだ起きてないみたいだけどね。」


「ふうん。でも大丈夫だよ。」


「そ、じゃあ図書館デートあたりでどう?」


「いいけどデートじゃないから。」



私が切り捨てると手厳しいなと呟きながら苦笑している。

おそらく浦は勘違いしてはしゃぐタイプではないのでその切り捨てはいらないように思うが、一定のリアクションは統一しなければならない。



「あーーー!相原サンズルイ!」

「油断したね!」



レース系のゲームをやってたのか最後の方は腕と一緒に身体も曲がっていた。浦と食堂へ行くとちょうど決着がついたらしく日向と相原の声がした。



「あれ?珍しい2人だね。」


「本当だ。おはよ〜。」


「おはよう。2人はいつも一緒だね。ペアでも作るの?」



浦が笑顔で言うと相原がえっと青い顔をする。



「賞金欲しいのにそんなことやる必要あるかな…。浦は敵意むき出しだね?」



2人の間に殺伐とした空気が流れる。

確かに明日は初めて本格的な試練が与えられるが、前日からこんな空気になるのは如何なものか、と思いつつ静観しているとゲームを置いた日向がため息をついて大きく伸びた。



「なーに2人でいい空気作っちゃってるの?

どーせ、オレが勝つんだからそこで対立しても仕方ないってー!」

「私にゲーム勝てないくせに何言ってるの!」



頰を膨らませて肩を揺らす。小動物が絡んでいるような和やかな雰囲気だ。



「冗談だよ。2人が遊んでるのが、可愛くってつい絡んじゃった。」

「んなっ!」

「ありがとー。」



そこからは細野と鬼頭も戻ってきて先ほどの空気は嘘のように昨日までのような雰囲気が流れた。




「刹那ちゃーん!」「刹那ー!」

「ん?」



朝食後、一ノ瀬と青島が寄ってきた。この2人は本当に積極的に寄ってくる。



「ちょっと!私が先でしょ!」

「いや!オレだ!」

「話しかけられた私を置いていかないで。」



2人は同時にこちらを見る。

気迫が凄すぎて、若干引いた。



「なぁ、今日オレと一緒にいよーぜ!」

「はぁ〜?!刹那ちゃんの今日は私のものだし!」

「勝手に決めないで。…今日は午前は浦と約束してるから。」


「ごめんね、一ノ瀬さん、青島くん。」

「えぇ〜ずりーよ。」



青島は頰を膨らませる。まぁ確かに浦と過ごすよりは2人と過ごした方がまだ気楽だ。



「じゃあ、午後!」

「青島くんずるい!」


「それって2人きりじゃないとダメなの?」

「「ダメ!!!」」



すごい剣幕だ。

私が引いていると浦が楽しそうに笑いながら言う。



「2人同士はそんなに好きでもないけど、岸さんのことは好きなんでしょ。」

「その通り!」

「仁奈ひどくねーか!」



ぎゃんぎゃん騒いでいる。



「じゃあ折衷案で、午後は一ノ瀬さん、明日の午前は青島くんでどう?」


「なんで浦が決めてんの。…まぁいいけど。」

「オレ後かよー!」

「そうしよう!いいね?青島くん!」


「……んー。」



唇を尖らせつつも青島が承諾した。

変に揉めるのも面倒だったので私も承諾しておいた。個人的にはこの2人は相性が悪くないと思うのだが。


2人と別れた後は浦と図書館へ行く。

朝のことがあったせいか、相原は少々警戒気味ではあったが、他は昨日の親睦会の影響か和やかに生活しているようだ。


図書館へ行くと案外楽しかった。従来、聡明であろう浦との会話はテンポよく、心地の良いものであった。

話題の図書や時事ニュースについても詳しく、私が知らないことに対しては自分の所見を加えつつ、丁寧に教えてくれる。



「浦は色々知ってるね。」


「そう?普通だと思うけどね。」


「いちいち鼻につくことも言うけどね?」




私たちの間になんとも言えない空気が流れる。

そう、前々から気になっていたのだ。優しそうに見えて、彼の核心を突く一言は必ず場の空気を凍らせていると言うことが。


浦はこんな、明らかな嫌味を言っても笑顔を崩さない。



「……それはどういうことかな。」


「自覚してないわけ?」


「オレはあくまでも、現実的なことを言ってるだけだよ。それより意外だよ。」


「何が?」



机を挟んで私たちはチェスをやるような、腹の探り合い。



「君は、日向くんと並んで試練1を引っ張った人だからね。賞金を狙う身のオレとしては警戒してるんだけど、正直拍子抜けだよ。」


「……随分と穏やかじゃないね?」


「まぁ、ゲームにおいては爪を隠しておくのもアリだろ?」



笑顔は崩さない。私も、無表情を貫く。



「試練1の開始前も、さっきも、煽るようなことを言って、本当に目的は賞金だけ?

賞金が目的ならなるべく、空気を乱さないで、大人しくしとく方がいいんじゃない?」


「君みたいに?」


「………。」



何なんだコイツは。

わざわざ私と2人きりになって、自分の表の皮を剥がし始め、煽ってくる。



「ねぇ、もっと警戒しなよ?ここは2人きりなんだからね?」

「は?」




目を丸くした時にはもう遅い。

椅子から転げ落とされ、尻餅をついたところで、押し倒されるような形になる。



「君の勇気に評して、教えてあげるよ。

オレはお金持ちだから賞金は興味ないんだよ。

ゲームによって、君たちが踊らされる様を見られればいい。

だからね、ゲームが続くためには協力するけど、ゲームが複雑化するならオレはいくらでも投石するよ。


例えば、ここでオレ達がどうにかなったら、リーダーのような青島くんや、君に懐いている一ノ瀬さんは折れてしまうかもね?」



「………。」



手を塞がれている。

抵抗してみるものの、思った以上に力が強い。



「それに、視聴者もこの方が喜ぶだろうしね。」

「プロデューサーとかは、放送事故だって頭抱えるかもね?」



「「………。」」




緊張が張り詰める。








「ねぇ、浦くん?何してるの?」








冷たい、声だった。

声をした方を見ると、そこには一ノ瀬。

険しい、鬼のような顔。

それを認めた浦は、ゆっくり私から降りて、手を上げながら微笑む。



「ねぇ、何してたの?」


「ちょっとした事故だよ。ねぇ、岸さん?」


「………。」


「そうなの?刹那ちゃん?」


「……そうだよ。」



私は頷く。

それは決して、無理を言っているわけではない。

ただ、一ノ瀬から感じる殺気が、異様なものに感じたのだ。



「そっかぁ、良かった。もう2時間だったよね?ポイント交換して終わりにしたら?」


「…そうだね。」



私たちは大人しくポイントを交換する。

そのまま浦は図書館から出て行く。



「まぁ、今みたいなのは冗談だよ。ただ、ゲームは面白くなくっちゃね。

じゃあ、また付き合ってね。」

「君もそう思うだろ?日向くん?」



「………さぁね〜?」



小窓の下から声がしたと思うと立ち上がる。そしてこちらを見やると微笑み、浦の手を引っ張って走って行く。

浦もやれやれと言った顔だ。



「行ったね。」

「はぁあ〜…!」



なぜか一ノ瀬の方が腰を抜かして座り込む。



「どうしたの?」

「どうしたの?、じゃないよ!危なかったじゃん!

日向くんが呼んでくれなかったら私も間に合わなかったし!もっと危機感持って!」



両肩を掴まれ、揺すられる。

なぜかどんどん一ノ瀬の顔が皺くちゃになり、徐々に目に涙が溜まる。



「うー……。」


「ご、ごめん…。心配してくれたんだよね?

青島や日向といた時は何もなかったから…。」


「も〜、許す…。」



ぎゅーっと強く抱きつかれたため、抱き返す。

心から心配してくれたらしく、申し訳ない気持ちが私を襲う。



「というか、何でここに…?」


「旧校舎の上から日向くんがクラッカー持ちながら手を振ってたから…。刹那ちゃんたちが図書館にいること思い出して何か悪巧みしてるなら止めなきゃって思って…。」


「なるほどね…。」



ある意味で日向に救われたということらしい。

しかし、あそこで中断が入らなければもう少し敵の情報が得られたのではと思ってしまうたあたり、自分も欲深いと感じてしまう。

自嘲気味に笑うと下から一ノ瀬が見上げてくる。



「どうしたの?」

「いや…何でもないよ。」


「ねぇ、このことみんなに伝えよう?」


「……ああ、そのことなんだけど。まだ伝えない方がいいんじゃないかなって。」

「は?!」



一ノ瀬が目を見開く。

まぁ、それはそうだろう。



「何で?!」

「それは……。」



ポケットにはいつの間にかくしゃくしゃのメモが入っていたのだ。

それは案の定浦からだった。


メッセージには『しばらく黙っててね。』と脅し文句のような一言。



「は?!何なの?!最低!」


「まぁ、あの感じだとまだ、動く気は無いみたいだし。たぶん、日向とか神崎と一緒で得点を多くとった私を警戒するがてら抑えとく目的でしょ。」


「まぁ…日向くんも知ってるし…ううん…。」



納得がいかないようだが、とりあえずは納得してくれたようだ。


そして昼食。

食堂へ行くと浦は日向と、細野、辻村と食事をとっていた。



「よ、よかった…女の子きた…!」



部屋の隅っこにいた野呂が涙目でこちらに駆け寄ってくる。

野呂は、人見知りであり特に男子を苦手としているようだったため、現在の状況は地獄だろう。



「野呂は1人?」


「午前中は、橘くんと相原さんとハンモックのとこにいたんだけど、橘くんはお昼食べないって言って部屋戻っちゃうし、相原さんは梶山くんと青島くんと鬼頭さんとゲームするってゲーム室行っちゃうし…!」



私の腕を細腕からは想像もつかない力で握る。

一ノ瀬も同じ力で掴まれているらしく苦笑いしていた。



「大丈夫だよ!ご飯食べよ!」

「っ、うん!」



一ノ瀬の手を掴んでいたのは完全に無意識だったらしく、誘われて驚くような様子を見せるも、笑顔たったことに安心したらしく元気に頷く。

野呂も徐々に慣れてきたらしく、部屋から出てくる時間がだいぶ長くなってきている。


おそらく橘や相原はのんびりしているから接しやすいのだろう。

今食事しているメンバーは日向と辻村が会話を回しつつ、浦が笑顔で頷いている。



「ね、ね、みんなは何して過ごすんすか?」



食事が揃うと、辻村がこちらの事情を知ってか知らずか話しかけてくる。

どうやら日向は先程のことを誰にも言っていないらしい。辻村は単純だから露骨に顔が変わるだろう。


もちろんこちら側では辻村のことが苦手な野呂が青くなり、浦が混ざっているこの状況で話しかけてくることに対して、一ノ瀬が明らかな嫌悪感を顔に出す。


それを察してか、辻村が慄く。



「ど、どうしたんすか…。」


「辻村クン嫌われてるね〜!」

「えっ?!」



日向の茶々に辻村が焦る。

流石に可哀想になり、私が返答した。



「一ノ瀬と野呂と過ごすよ。女子会ってやつだね。」

「そうだよ!」



その予定がなかった野呂は驚いていたが、万が一誘われては叶わないと必死に頷いていた。



「最近女の子たちが女子会って言って誘い断ってくる…。」


「オレ断られないけど〜。」


「オレもだな。」


「日向くんは断られても無理矢理入ってるんじゃないの?」


「え〜鬼頭サンの許可待ってたら永遠に降りないもん。」



浦に指摘されるも、痛くもかゆくもないと言った様子だ。



「別に辻村が嫌いってわけじゃないから…。」

「えー、じゃあ岸さんオレとも遊んでよ!

青島くんも誘って、あ、鬼頭さんも誘ってテニスしよっす!明日、明日なんてどう?」


「別にいいよ…でも私あんまり上手くないよ…。」


「大丈夫っす!オレが手取り足取り…あ、ちょ、一ノ瀬さん首締めないで。」



一ノ瀬は神経質になりすぎではないか。

止めるように促し、耳打ちする。



「ちょっと神経質になりすぎじゃない?」

「刹那ちゃんは警戒心が足りないんだよ!…まぁ青島くんと鬼頭さんもいるし大丈夫…かな。」



まるで保護者のような面持ちだ。

心配されている身、邪険には扱えず、気をつける旨を伝えると何とか納得してもらえた。

何とも危険なメンバーと別れると、野呂がそそくさと離れようとしたため、一ノ瀬と私は引き止め、3人で過ごすことにした。



「私なんかが一緒にいていいの…?」


「んもー!千明ちゃんは自分を低く見過ぎ!いいに決まってるじゃん!」


「いふぁいいふぁい!」



頰をつねられ、悲鳴をあげるがどこか嬉しそうだった。

食堂からお菓子をくすね、野呂のリクエスト、音楽室で過ごすことになった。



「ねぇ、千明ちゃん。


答えたくなかったらいいんだけどさ、何でそんなに自分に自信がないの?

かわいいし、しっかりしてるし…手錠ゲームもすぐクリアしてたし。」



相変わらずはっきり聞くなぁと思いつつ、野呂の返答を待つ。私も疑問に思っていたことだったからだ。

野呂は視線を泳がせる。おそらく答えるか答えまいか悩んでいるのだろう。


私たちが急かさず待っているとその間に決心がついたのだろう。震えながらも、肺に大きく息を吸い込み、なぜかピアノの前に座る。


そして、一弾き。

彼女の人柄からは想像できない、雄大で、堂々としていて、鮮やかな旋律の音楽。

眠っていた感情に揺さぶりをかけるような。



私も、一ノ瀬も息を飲んで佇む。



数分の演奏が終わると、私たちはどちらかともなく拍手をしていた。

彼女は慈しむような表情で鍵盤をなぞりながら、ピアノからこちらに向き合った。



「この子は、私が1番好きで、1番嫌いなもの。

…私も、新倉さんと一緒で友達がいなかったの。

でも彼女みたいな理由じゃない、小中で、いじめがあったの。」



私たちは何も言葉を発せなかった。



「合唱会、伴奏あるでしょ?

いわゆる学校の人気者の子が立候補したんだけど、先生が選んだのは地味な私。私の方が上手かったから。

うち小さい頃に離婚してて、面倒見ててくれたのがピアノの先生だったんだけどね。その先生が担任と知り合いだったの。


もちろん私みたいなのが伴奏とったのが鼻についたらしく、私はいじめられた。

でも、ピアノは辞められなかった。やめたら、自分の感情をぶつけるところがなくなるから。


そのまま、私は高校に上がって、友達を作るすべも知らず、1人になっちゃって…。」




語りながら俯いていたが、顔を上げた時には悲愴さなどはなく、憎しみを浮かべた表情を貼り付けていた。



「だから、今回はいじめてた人たちに思い知らせるため。私でも、ゲームに勝てるって。

…まぁ思ったより大きい男の人が多くて怖かったんだけど。」



これは強がりもなく本音らしい。

本質的に何かを偽るということはないらしく、目的を明かしていなかっただけのようだ。



「じゃあ、賞金の金額ってよりかは最後まで残るってことが大事なんだね。」


「……うん。それとね、離婚した時双子のお兄ちゃんがいたらしいんだけど…もしかしたらこの放送を見て、私を見つけてくれないかなって。」



やっと、野呂が動機を話した理由が分かった。

放送されていることを前提に、宣伝として話したのだ。

私を舐めるな、私を見つけて、と。



「でも、千明ちゃん、ピアノ本当に凄いね!

私、こう見えてバイオリン弾けるんだよ!」

「「え!」」



私と野呂の驚いた声が重なる。

驚いた様子に一ノ瀬はもー!と怒っている。

そんな愉快なリアクションに私と野呂は目が合うとどちらかともなく笑いが漏れる。


一ノ瀬は私が笑ったことに驚いているようだったが、嬉しそうな笑みが隠しきれなかったらしく微笑みが溢れてくる。




「よーし、じゃあ合奏しよ!刹那ちゃんは歌ね!何歌う?!」

「はぁ?歌えるわけないじゃん。」

「気持ちだよ。」

「おーい、野呂さん?」



再び音楽室に笑顔が溢れ、私たちの演奏会は夕食前まで続いた。

終わった後、食堂へ行くと外から音を聞いていたらしい新倉や青島が興味津々に話しかけてきた。


よくよく聞けば他にも楽器を弾ける人がいるらしいのでまた音楽会を開こうと運びになった。

野呂も集まりの中心になり、戸惑っていたが、一ノ瀬の背中に隠れながらも何とか対応していた。




「…仲良くなったんだね。」


「うおっ。」



急に橘に話しかけられ、変な声を出してしまった。よくよく見ると珍しく何も声をかけていないのに全員が集まっている。



「橘も珍しいね、みんながいる食堂に来るの。」


「……今日はたまたま。浦に誘われてチェスしてた。」


「へぇ、戦績は?」


「3勝4敗。戦法が凄く嫌らしかった。」



何となく想像がつき、苦笑いが漏れた。



「でも、まぁ…こんな雰囲気で進むといいよね。

凄く気が楽だ。」


「……そうだね。」



2人で輪の外からこの光景を見る。

この輪へ崩壊の音が、ミシ、ミシ、と音が迫っていることに私たちは気づかない。



さあ、明日から地獄の始まりだ。


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