ー 20 ー
一月空いてないからセーフ...!
いや、アウトですね、ごめんなさい(土下座)
いろいろな用事が重なって全く書けませんでした...
これからまたちびちび進めます、よろしければお付き合いください...
「...よし、じゃあこれから少し『気』について話をしよう。」
穴を埋め直して若干疲れた様子の師匠が話し始める。
「あ、ちょっと待ってください。尻尾が気持ち悪くて」
埋められた時に尻尾に土が大量に絡んでなんだかむず痒いから払ってたのがまだ終わってないんだよ!
「後にしろ。」
「ひどいですね!」
「お前が悪いんだろ。」
くそぅ、私悪くないし。
「さっきのは『気』の存在を感じる修行な訳だが、お前はそれが出来てたのに『気』のことがさっぱりわからないとか言ったんだろうが。お前がさっぱりとか言わなきゃ初めっからあんなことになんなかったんだよ。」
文句あっか?あぁ?とすごまれれば返す言葉もない。
さっぱりとか言ってないし使い方がわかんないとしか言ってないとか言ったら殺される気がするから我慢。
尻尾のことはひとまず諦めて正座をする。
「そんでだ、『気』っていうのは生物や大地が持つ活力みたいなもんだ。魔力とは微妙に違うが大体似たようなものだって考えていい。」
ふーん。でも消費するのがMPバーなんですがそれは。
運営になんか言ったら改善されるかな。
『仕様です』とか一蹴されそうだけど。
「威力やらなんやらは体力を参照するからお前みたいな獣人種向けだな。」
「ほー...。」
「そんで使い方だが...感覚だ。」
「は?」
「感覚だ。考えるな、感じろ。」
「はぁぁぁ!?」
いや、教えてくれるんじゃないの!?なにその一昔前のスポ根みたいな!?
「俺も師匠にそう言われた、お前もそう学べ。」
「師匠!さすがになんかヒントとかないんですか!?」
感覚とか、酷すぎない!?ヒントぐらい頂戴よ!
「ないな。自分で頑張れ。強いて言うならグワァァでドガァァって感じだ。」
「わかるかぁぁぁ!」
「落ち着け。」
「ひでぶっ!」
たまらず立ち上がって拳を振り上げたら一瞬で頭抑えられて強制的に座らされた。
師匠つおい...。
「という訳でだ、瞑想とか方向性は間違ってない気はするがいちいち瞑想してなきゃ体の中で動かすことぐらいしかできないんじゃ実戦じゃ使い物にならん。」
「知ってるよ!」
「だからとりあえずある程度の集中で手の表面に気を纏うぐらいのことはできるようになれ。」
「だからどうやって!」
「感覚。」
「ふんがー!!」
この師匠、使えなさすぎ!
結局そのあとは師匠に格闘と槍の稽古をつけてもらった。
師匠はそれこそ武芸百般ってレベルでなんでもできてやばいんだけど。
なんで剣やら斧やらなんやらなんでもコロコロ変えながら相手できるの?しかも毎回私ほぼ瞬殺なの?まぁ、実際は寸止めされてるんだけど。
まぁ、スキルレベルががっつり上がったしいいや。
ユタル LV33
職業:槍術士
体力:12(+10)
筋力:49(+10)
敏捷:49(+10)
器用:12
魔力:5
精神:12
残ステータスポイント:0
スキル:
【槍改LV8】【軽業LV19】【身体強化改LV9】【採取LV6】【悪路走破LV41】【格闘改LV9】【狼の眼LV31】【精突LV13】【気功LV2】【狼の耳LV14】
残スキルポイント:25
どのくらい上がったっけ、マーダーベア倒した時からえーと... だめだ、元の数字覚えてない。森を木の上ダッシュで往復した分もかかってるだろうし。
今度っからこまめに確認しないとなー...。
さてと、じゃあまぁ、師匠の頼みの件をみんなにメッセージで送っておいて一回ログアウトしよう。
中途半端な時間帯だけど寝ないよりはマシでしょ。
はいはい、めんどくさい終業式を終えて帰宅。
こっから夏休みだー!
やったね!毎日ログインし放題だよ!
悠人様も楽しそうにしてたね。なんかまたお友達に連行されてたけど。
今日もまっすぐ帰らせてはもらえなそうだった、可哀想に...。
私はその間に先に進むぞ!
ささっとログイン、およ、みんなからメッセの返信が来てる。
クイちゃんが途中から参戦、エスさんとバルさんはほぼ1日ログインだから行く時メッセをくれ、だそう。
よし、返信返信。
「いまきた、ニジェーの街の門にしゅーごー」っと。
これだけ書けばわかるでしょ。
待ってる間に軽くまた街を歩き回ると、ちらほらとプレイヤーらしき人が見える。
追いつかれ始めてるねー。
まぁ、ちょっと先にきた優越感はなかなかだよねー。
おっと、早くも2人とも来たみたい。
周りで狩りでもしてたのかな?
バルさんはともかくエスさんを待たせちゃやばい、急がないと。
「ごめんー、呼んどいて遅れたっ。」
「良いわよ別に、そんな待ってないし。」
「うむ、別に気にしてない。」
「ありがと、じゃあ、早速いきましょうか!」
レッツゴブ狩り!




