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ー 16 ー

「よしっ!じゃあ反省会と行こうか。」


 初見のボスを一発で倒して喜んでから少し経って、さっきの広場から少し歩いて森を抜けた先にあった第2の街、ニジェーの冒険者支援ギルドでテーブルを囲む。


「まずは、ユタ。」


 うぇっ!?いきなり私!?


「そうね。」


「そだね〜」


 エスさんクイちゃんからも同意の声。

 まぁ、うん。なんとなく予想はつくけども。


「ヘイト稼ぎすぎ。」


「はい...。」


 知ってた。

 いやー、うん。ちょっとテンション上がりすぎたね。


「うん、そうね。ちょっと弾けすぎだったわね。」


「まぁ〜、火力って意味では凄かったし〜、しっかりバルさんと連携もできてたし結果オ〜ライ〜?」


「でも、もうちょっと加減をできるといいわね。」


「おっしゃるとおりでございます...。」


「そうだのぅ、できればもうちょっと加減してくれるとありがたいの。」


「はい...。」


 精進しないとなぁー...。

 やり過ぎないように効率よくダメージを出すとか、理屈ではわかってるけどやっぱ難しい。


「あとは逆にシンは気を使いすぎね。もっとがっつりいっても問題ないわ。」


「おぅ、わかった。どうにもそこらへんはわかんないんだよなぁー...。」


「まぁ、私も感覚だけどね。そこは慣れとしか言いようがないわ。」


 慣れ、ねぇー...。

 やっぱとりあえずはできるだけ抑えめに戦いながら数こなすして見極めていくしかないのかな。


「バルからは何かある?」


「うむー、そうじゃの、できればもうちょっとバフを貰えるとありがたいの。防御バフも良いが、攻撃バフもあるとヘイト稼ぎには心強い。」


「ん〜、わかった〜。気をつける〜。」


 そんな感じで、反省会はお開きになって、そのままニジェーを各自探検ということになった。

 ボス討伐のお祝いは明日はシンさんがインできないらしいから1日休みをはさんで明後日。

 みんなが探検していい感じの場所を見つけてからすることになったけど、そんな簡単にいい場所なんて見つかるものなのかねー。



 さてと、じゃあ私は一回ワンマチに戻ろう。

 ちょっと前にシエルちゃんから防具ができたって連絡があったから受け取りに行かないと。

 熊とかは全力で回避かなぁー。

【軽業】と【悪路走破】のレベル上げも兼ねて木の上を走っていこう。




「はいっ、これが注文の装備ですよー。」


「おぉー...。」


 無事にワンマチのシエルちゃんの所に到着。

 早速装備を見せてもらえた。


『狗皮のレザージャケット』

 防御力+6


『狗皮のレザーショートパンツ』

 防御力+4 敏捷+1


『狗皮のレザーグローブ』

 防御力+4


『狗皮のレザーブーツ』

 防御力+3 敏捷+2


 初期装備の防御力1に比べたらだいぶ増えたね。

 しかも足装備と靴装備には敏捷の補正付き。

 ありがたやー。


「それと、これもですっ。」


「へ?」


 差し出されたのは...手袋というか、籠手と厚底ブーツ?


『狼皮の籠手』

 防御力+4 素手での攻撃時攻撃力+15


『狼皮の仕込みブーツ』

 防御力+3 足での攻撃時攻撃力+15


「なにこれ...?」


「ユタルさんが格闘戦闘してるって聞いて作ってみました!いかがでしょう?」


「えっ?あ、ありがとっ!すごい嬉しい!」


 いや、びっくりびっくり。

 まさかシエルちゃんがそんな気を回してくれるとは。

 ていうかどっからその話を聞いたの!?


「夜中の草原で狼耳の女性が1人で狼狩りをしているって掲示板で話題になってましたよ。ユタルさんだと思って作ってみました。ユタルさんが狩った狼の皮と交換でいいですよ。」


 な、なんだと...。

 というかシエルちゃん意外と策士だね!?それが目的かっ!


「わ、わかった...。じゃあ、ありがと。」


 装備一式と狼素材を交換。

 ついでにさっきパーティのみんなと狩ってきた熊とマーダーベアの素材も見せてみる。


「これ、装備にしてもらえる?」


「え?もう装備替えです?早いですよ...って、これボス素材じゃないですかっ!さっき掲示板に上がってた報告ってユタルさんのパーティだったんですね...。」


「あー、うん。多分そう。」


 シンさんが出しておくって言ってたからそうだと思う。任せちゃったからなんとも言えないけど。


「それで、明後日以降周回するからそれなりの量確保できると思うんだけどお願いできそう?」


「はいっ!ぜひぜひっ。とりあえずこれだけあれば籠手の方をそれと同じような感じで作れそうですけどそれだけ作業します?」


「うん、お願い。」


「じゃあ、了解ですっ。承りましたー。」


 シエルちゃんに素材を預け、その場を後にするのでした。


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