9話ゴブリン狩りに行くけど無職
<草原>(朝)
今日の京介はやる気というか殺る気に
満ちていた…
理由は昨日ヒナとのお泊まりできなかったのはゴブリンのせいだと思い込んでいるからだ
別にゴブリンは悪くないのだが
京介『ゴブリン狩りじゃぁー!』
京介が雄叫びを上げながらゴブリンをさがしていると
10メートルぐらい先にゴブリンを発見
もちろん気付かれていない
前回は躊躇してしまって残念な結果になってしまったが今回は躊躇しないそう覚悟を
決めた京介
京介『テメェェェェェ!』
京介は大声で叫びながらゴブリンの方へと
ダッシュで距離を詰めた
まるで肉親の敵にでもあったようなリアクションをしているが
ただのゴブリンである
大事な事なので2回言うがゴブリンだ
さすがにあんな大きな声を出せば
ゴブリンにも気付かれる
だがゴブリンが気付いた時には
もう京介の間合いだった
思いっきり手でゴブリンの高い鼻を
掴み
もう片方の手でゴブリンの顎に掌底をかまし
そのまま押し倒す
木刀で殴れば早かったのだが
京介のチンケな
あの野郎はこの手でぶん殴ぐらなきゃ気がすまねぇ!という浅はかな理由により
木刀は使わないことにしたらしい
ゴブリンは掌底を入れられながら
押し倒されたので後頭部から落ちた
そのあと京介はゴブリンに馬乗り(マウント状態)になりとにかく殴った
バギッドゴッと鈍い音がする
ゴブリンの鼻はへし折れ無惨な姿になっている
京介『お前のせいでッ!こんなことにッ!絶対に許さねぇ!』←逆恨みもいいところである
さすがに殴り殺すのは疲れるので
ゴブリンが持ってた棍棒が近くに転がっていたのでそれを口に思いっきりぶちこむ
棍棒は喉を貫通し
ゴブリンはピクピク痙攣していたが
しばらくすると動かなくなった
京介『これが童貞の恨みだ…!』
京介『…さて次はどのゴブリンを狩ってやろうか…』
またしばらく草原を散策していると
ゴブリンを見つけた
さて…一狩りいきますか
とまたゴブリンの方へと走り出す京介
ちなみに面倒くさくなったので木刀を使うことにした
今回は叫ばなかったので
ゴブリンには気付かれず
後ろから脳天に木刀を一撃
かなりのダメージをおったはずた
すると
キューキューと変な鳴き声?がした
ゴブリンが命乞いかと嘲笑っていると
なんとゴブリンの子供がいたのだ…
要するに京介がぶっ叩いたのは
ゴブリンの父親か母親
京介は考えた
京介『ゴブリンにも家族がいるんだよな…』
ゴブリンの親は反撃する意思は見られなかったので
京介『ごめんな…』
と行って京介はその場を後にした
京介は命の尊さを知ったのだ
ゴブリンにも命があり…家族がある
そう考えると京介はこんな理由で
ゴブリンを殺すのは可哀想だと思えてきた
そして京介は町に帰った
帰り道にゴブリンに襲われたが
もちろん殺した
はい9話もこんな感じで終わりです
今回は心暖まるゴブリン一家のお話しでした
みなさまも考えて下さい
ゴブリンにも命があり家族があるのだと…
まぁゲームどかだと序盤はまぁまぁ経験値くれるんで殺しちゃうんですけどね
あとちなみにこれからもなんやかんやで
京介君はゴブリンをザックザック倒してしまうので
ご了承くだされ