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気持ちのままに

作者: 雪太郎

夜の高速道路でドライブしていると、まるで時間が止まったような、何処かに吸い込まれるような感覚に陥る。私はどこに向かっているのだろうか。私の目的地はどこで、そこには何が待っているのだろうか。それとも今このままひたすら、真っ直ぐに運転し、何処かに突っ込んで死んでしまおうか。いや死ぬのは怖いよ。まだいっぱいやりたいことがあるし、忘れ去られるのは怖い。どうして永遠って存在しないのだろう。きっと私は永遠に生きれたとしても、今度はそれについて文句を言うんだろうな。私はいつもそう。他のことでもいつも誰かのせいにしたり、責任転嫁をする。でも誰だってそういう弱い部分って持ってるんじゃない?だからきっと人間は、繊細で感情が複雑なのだろう。だからみんなそれぞれに違うんじゃないかな。私は自分は他の人と違うって、特別だっていつも思ってる。だから他の人の私と違う部分を見るのは好き。安心するの。一人ぼっちじゃくて、夢の世界じゃなくて、私はちゃんと現実の世界に存在してるって確認できるから。 みんな違う。だから生き続けるのって楽しんだし面白いんだと思う。嫌な人たちに出会って傷ついて、人間なんて嫌いと怯えていた心が、何年か後には他の誰かとの出会いによって癒されていたりする。悲しくなったり、嬉しかったり、寂しかったり、楽しかったり、傷ついたり、傷つけたり、感動したり・・・私の気持ちも貴方の気持ちも目まぐるしく人生に振り回されるね。でもそれでいいんじゃない? ずっと何かを感じ続けて行けばいいんじゃないのかな。綺麗なものを見たり、四葉のクローバーを見つけて幸せになれる気がしたり、美味しいものを食べたり、そういう日常的な小さな出来事の中に私は幸せだって実感したい。だから私はこれからも自分を一所懸命守りながら、ずるく生きていく。自分に害を及ぼさないものを一生懸命愛し、自分の敵には全力で報復しながら生きていく。だって自分を守ってあげれるのは、自分だけだって知ってるから。だから私は自分を幸せにするためだけに、わがままに生きていく。あぁ窓から木漏れ日が差し込んできている。今日も私の幸せが始まったのね。

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