魔王さまとヘタレ
長く更新遅れてすみませんでした。
「・・・・」
「・・・・」
お互いに沈黙してどれくらい経っただろう。
小さな体はベットから転げ落ちそのまま起き上がってくる気配がない。
少し心配にになり首を伸ばしてベットの下を覗いてみる。
そいつは落ちた状態で顔を突っ伏していた。
「お、おい大丈夫か?」
声をかけた途端、いきなり起き上がってのそのそとベットによじ登って来た。
細い首を傾げながらこっちをじ~とみてくる。
そんな目で俺をみるな!!
「のう?」
ビクッ!!
「な、なんだよ」
「我は話があるのだが」
「俺はない!!」
俺は間髪入れずに答えた。
もうこいつに関わっていたくない。
「...」
「...」
またしばらくの沈黙が続いた。
「我は提「ない!!」
俺は絶対に聞かないぞ!!
「...」
「...」
「聞け人間よ。我は話をしに来たのだ」
そいつから大量の魔力が流れはじめた。
その魔力はこの部屋に充満し圧迫している。
「はい!!はい!!聞きます!!喜んで聞きましょうか」
俺は思わず叫んでしまった。
もう取り返しがつかない。
「フフフ・・・喜んで聞いてくれるのか」
「・・・・・・」
もう嫌だ。
ルイトは答えたことに猛烈に後悔した。
嫌だ、嫌だ、はやく用事を済ませて帰ってくれ。
「実はな」
魔族の子供はゆっくりと話し出した。
バタンッ!!
「失礼いたします」
いきなり扉が開き、身長が高い男が部屋に入ってきた。
おいおい、ここは俺の家だぞ。
不法侵入で訴えるぞ。
「失礼ながらこの私からお話しさせて頂いてもよろしいでしょうか?」
そいつは唐突に話始めた。
「ルイト様、よろしいでしょうか?」
「え!?あ、はい」
いきなり名前を呼ばれたのでびっくりした。
なんでお前も俺の名前を知ってるんだ!?
「私、このお方の教育係をしておりますランバート・サレオス・メア・サタナスと申します」
こいつがあのランランか?
想像していたのとだいぶ違う。
黒髪に銀色の鋭い目、魔族は美形が多いのかそいつも眩しいぐらいに整った顔だった。
白黒なんてますますあの動物を思い出す。
「...」
俺はじっとそいつの顔を見ていた。
「どうやらこの人間は変な事を考えているようですね」
「・・・!?」
そいつから禍々しい殺気が漂ってきた。
殺気を出しているのに満面の笑みでこっちを見てくる。
目が笑っていない。
「す、すみませんでした」
ここはおとなしく謝っておこう。
「ランバートと呼んでくださいね」
そういいながら俺にその笑みで握手をしてきた。
「・・・・・・」
背中から冷たい汗が伝う。
「さぁ、遊びは終わりにして話を進めましょうか」
「....」
どうやら遊ばれていたらしい。
「我が話すのだ!!ランランは黙っておれ」
小さな体で大きな2人の間に立って主張する。
「ルイト様、少しお待ちください」
そいつは体を小さいのに合わせて話始めた。
「お待たせしました」