ボクはユメのなか
僕は長井靴夫。小学3年生です。今は9月なのです。授業は終わり、下校途中なのでした。
僕は一人で歩いています。公園に入りました。今は暖かく、気持ち良いのです。。
「うーん。」
思わず僕は背伸びをして、傍のベンチに寝っ転がったのでした。
===== スヤスヤ =====
僕は寝てしまいました。
===== ・・・・・・・ =====
「うーん。」
僕は目が覚めました。もう夕方でした。もう帰らないといけないけど、やりたい事ができました。
「あーしたてんきになーあれー♪」
明日は遠足です。だから僕は天気を知りたいので靴を放り投げたのでした。
「ああ!!」
靴は木に引っ掛かってしまいました。僕は困ってしまいました。
「どうしたんだい?」
「わあっ!?」
急に、お姉さんが話しかけてきました。
「お姉さん誰!?」
「大丈夫だよ!!靴夫くん!」
お姉さんは堂々(どうどう)としていました。
「それっ!!」
「!!!?」
====== にゅうーーーー ======
お姉さんの手は伸びていき、木に引っ掛かっている靴に届いたのでした。
「ひっ・・・、ひええ・・・・。」
僕はビックリしました。
「ほれ靴夫くん。」
お姉さんは僕に靴を手渡してくれました。見上げると、お姉さんの首は、空まで伸びていました。
「ふっ!!ふわああ!!」
僕はビックリして気絶してしまいました。
======= ・・・・・・ん ======
僕は公園のベンチで寝ていました。
「うん?」
何だか足元が、くすぐったいのです。
「ありゃりゃ。」
何と僕の足元で仔犬がモフモフとしていたのでした。数えてみると3匹いるのです。それにしても、とても可愛いいのです。僕はゴキゲンなのでした。
「イチロー!!ジロー!!」
(!?)
女の子が走ってきました。僕と同じくらいの齢だと思います。
「こりゃこりゃ。」
三匹の仔犬は僕から離れて、女の子に飛びついて行きました。
「ご免なさいね。この子達が迷惑かけて。」
「う、うん・・・・。」
「じゃあまたね!!靴夫くん!」
女の子は去って行きました。
(あの子は、どうして僕の名前を知っていたのかな・・・・。)
僕は起き上がると足元に気が付きました。右の靴に木の葉っぱが付いていたのです。僕はお姉さんにお礼を言えなかった事が残念なのでした。