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蒟蒻物語集  作者: パンダさん
1/12

ミスター・イッキュー、橋を渡る

ある日、ミスター・イッキューがストリートを歩き下っていると、大きな橋が川にかかっており、そして立て札がそのそばにありました。


立て札はこう言っていました:あなたはこの橋を渡ってはいけません


ミスター・イッキューは立て札を読み、何度かうなづき、そして歩いて橋を渡っていきました。


すると、ひとりの男が現れて言いました。

ヘイ、ミスター、あなたはこの立て札が言っていることが理解できないのですか?。


イッキューは答えて言いました、

はい、わたしは理解しています。

その立て札はこう言っております:あなたはこの橋を渡ってはいけません。

よって、わたしはこの橋を渡ったのです。


男はたいそう驚いて言いました、

オー、あなたはクレイジー。

でも、わたしはわかりました。なるほど、これが彼らの言う"禅"というものなのですね。ソー、まさにこれこそが禅ってもんです。

そうじゃないですか?


その男は彼に可能な限りすぐにすべてを捨てて出家し、そしてその後、禅のマスターになったそうです。



(おわり)



☆☆☆



毎週日曜日更新予定です。

次回をお楽しみに。

₍ ᐢ. ̫ .ᐢ ₎


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