午後
虚しい
気持ちが胸に溢れて
どうしようもない
ああ
街が午後になっていく
一日が終わって
何もしない日々だけ重なって
それでも続ける命
その価値を僕は知らない
雨雲が流れて
青空が顔を覗かせても
虚しいだけじゃ
何にもなりはしない
虚無感と並んでどこまでも歩いて行く
虚しい虚しい虚しいの
心が
悲しい悲しい悲しいよ
なぜだか
苦しい苦しい苦しいのが
生きてるからだというのなら
死んだら全て解決するって言ってるようなもんです
日差しが傾いて
街の影が長く伸びるほど
虚しい気持ちが
強くなっていくのはなぜ
穏やかな風が僕を殺そうとしている
虚しい虚しい虚しいの
心が
悲しい悲しい悲しいよ
なぜだか
苦しい苦しい苦しいのが
自分のせいだというのなら
僕もそう思ってた所だ 風に吹かれて灰になろう
オレンジに染まるビル
それは単なる心象風景
虚しい虚しい虚しいの
青空
悲しい悲しい悲しいよ
夕暮れ
苦しい苦しい苦しい夜
青からオレンジ
藍色そして黒
そんな風に、心に穴が空いた午後のことです
午後って何か虚しい感じがします。
日が傾き初めて、街がどこか寂しげな様子になると何だか無性に死にたくなる。本当に何もない、心の穴ともいうべき虚無が僕を殺そうとしてるんですね、たぶん。
でも恐怖はなくて、ただただ穏やか。穏やかに消えていく。そういう気持ちを何とか言葉にしたかったので詩を書いてみました。