第7話 第二次紅霧異変中編2
投稿遅れて申し訳ないです。
PCが故障してしまい、文字数がとても少ないです、スマホでの執筆はなれない……
PCが直るまではこんな感じの文字数になると思います。
それでは本編をどうぞ
俺とレミリアさんが同じタイミングで攻撃をし続けて20分間が経過した。
「はぁ……はぁ…… いい加減にしなさいよフェイカー!」
「…………無理な相談ですね」
お互いに息を切らしながら戦い続けている。レミリアさんは仲間とプライドのため、俺は霧を晴らすために。
「おのれ――――おのれ、おのれおのれおのれおのれおのれおのれ……!!」
レミリアさんが翼を使って俺に急接近してきて、その勢いのまま殴りかかってきた。
「………っ!」
俺は、そのままレミリアさんが今使っている力をそのまま模倣し、拳をぶつけた。
今だ!使うなら今しかない!
「時よ止まれ!!」
止まった時間の中、俺はレミリアさんの姿のまま、レミリアさんの首に手刀を入れようとした。
「甘いのよ!」
止まっていたはずの時間が突如動き出し、レミリアさんがそのまま俺の腹に拳を入れた。
「うぐっ!」
相手の模倣をし過ぎて、体力がほとんど残っていないのか……
「あなたがここで私以外の誰かしらの能力を使うことは読めてたのよ、そしてどの能力も体力が残ってなくて使いこなせないということもね!」
レミリアさんは笑いながら今の時間停止を見破った理由を話し始めた。
「さすが……場数をたくさん踏んでいるだけはありますね」
腹に受けたダメージがなかなか重い…… どうしたものか。
「これで終わりにしましょうか」
そう言い、右手にスピア・ザ・グングニルを構えて、そのまま俺に投げ放った。
「霊符「夢想封印」!」
どこからか聞き覚えのある声が部屋の中に響いた、その瞬間大量のお札がスピア・ザ・グングニルを破壊した。
「この声は!霊夢!?」
後ろを見てみると、赤い巫女服に身を包んだ霊夢さんがお札を指に挟み、たたずんでいた。
「門番が倒れていたから何事かと思ったら、義人だったのね。
ってあんた本当に義人?」
霊夢さんが俺の姿を見て疑いの目を向ける。
そういえばまだレミリアさんの姿のままだった…… 姿を元に戻して霊夢さんに向き直った。
「霊夢さん、来てくれたんですね」
「慧音と妹紅から連絡がきたから来てみれば、門番は倒れているし、咲夜はいないし、パチュリーは本を読んでないし、そのうえ妖精メイドが咲夜が2人いたなんて言うからびっくりしたわ」
霊夢さんが苦笑いをしながらこれまでの経緯を話した。
「ここは私が相手するから、地下の引きこもりの所に行ってきなさい」
霊夢さんが俺に対して手をひらひらとさせて、早く向かうように差し向けた。
「ちょっと!勝手に話を進めないでよ!」
レミリアさんが怒鳴りながら俺にスピア・ザ・グングニルを投げた、しかしそれは霊夢さんのお札に真っ二つに折られてしまった。
「やめなさい、魔理沙から頼まれているからそいつに手出しはさせないわ。私が行くまで頼むって言われてるし、本気で行くわよ」
霊夢さんがレミリアさんに向き直り、お祓い棒を構えた。
「霊夢さん、ありがとうございます!」
俺はレミリアさんの部屋を後にして地下への階段を降りていった。
階段を降りてみると、そこにはとても頑丈そうな扉があった。
「あなたは誰?」
扉の向こうから女の子の声が聞こえた。
「俺は、市井義人って言います。中に入っても良いですか?」
自分の名前を名乗り部屋に入る許可を貰おうとした時。
「入って!」
手を引っ張られ、そのまま部屋の中へ連れていかれた。
そして俺を部屋に引き入れた女の子を見ると、そこには枯れ木にプリズムがぶら下がったとでも言うような、非常に特徴的な羽を生やしたレミリアさんと同じくらいの年の女の子が立っていた。
「私と遊んでくれると嬉しいな♪」
女の子は可愛い笑顔でそう言った。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ところで皆さんにはお聞きしたいのですが、PCが直ってから、今まで通り多い文字数にするか、それとも文字数を少し少なくして投稿ペースを上げるかどっちが良いですか?
良ければコメントお願いします。