突然始まる異世界ライフ田舎編~その1~
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目が覚めるとベッドの上で寝ていた。
といってもスプリングやマットレスのない
木の板に布を巻いただけの簡易的なやつだ。
おかげで身体のあちこちが痛い
それでもなんとか起き上がる。
そこでふと気づく
(あれ、動ける……)
周りを見回すとレンガの壁に木目の天井が目に入る。
中世ヨーロッパ風の建物、輝く電気式ではないランプ
そして自分の身体が自由に使える感覚で理解してしまった。
(これは完全に異世界に来てしまったな)
ただ気づいたところで何もすることはできない
(とりあえずどんな転生をしたのか確認しよう)
異世界転生ものも定番だ、変態の知識が役に立つなんて
(メニュー!)(ステータス!)(ファイヤー!)
とりあえずわかる範囲の知識で叫んでみた。
しかし何も起こらない
その上、口から出ている音は相変わらず「あう」だけだ。
(まあここで何も起こらないのも定番だよな)
一人叫んでいたという羞恥心をごまかして
そのあとも色々試してみたが結局
魔法が使えるか、そもそも存在するかもわからなかった。
(次は身体だが明らかに縮んだな)
地球の感覚で乳児ではないが赤ん坊といえるぐらいの身体だ。
(歩けるのか?)
やってみると不安定だが意外に歩けた。
(地球での知識があるからかもな)
(性別は変わっているのか?ヒュードと呼んでいたから男か?
いやもしかしたら……)
少しドキドキしながら見てみたらついていた。
「ちっ」
どうやら赤ん坊の身体でも舌打ちはできるみたいだ。
(ここはどこなんだろうか)
あらかた確認し終わって今は窓から夜空を見ている。
窓といってもガラスははまってない
木製の戸を開けたらそのまま外だった。
心地よい風が部屋に吹き込む。
(異世界転生したってことは俺は死んだんだろうな
琴音は無事なのだろうか……)
ここで落ち込んでいても始まらない、そんなことはわかっている。
(じゃあこの世界での目標はテンプレだが
現実世界に帰って琴音の安否を確認することだな)
こっちの世界の時間が現実世界の時間と同じかわからない、
そうそうに動き始める必要がある。
(とりあえず今できることをしなければ)
魔法は使えるかわからない、特に特質すべき点もなかった。
(それならできることは)
そうして俺は部屋の中で……
走り回った
(体力づくりと筋トレ、絶対大事)
地球での後悔を活かすチャンスだ。
(この世界ではヒョロいなんて言わせない!)
しかし体力がないのは転生後も変わらないようで
とっくに限界を超えていた赤ん坊の俺は
そのままぶっ倒れた
まさに異世界作品のテンプレですね
ちなみに作者は異世界転生したら男がいいです
※閲覧数が増えてきてうれしい作者からのお願い
閲覧数が増えてきてとてもうれしいです!ありがとうございます!
本題ですがこの作品は作者の初作品のため拙い文章、未熟な部分が多いかと思います。
そこで皆様の感想、評価、誤字脱字指摘、ご意見などいつでも受け付けています。
いただいた上記のものは今後とても参考になると思っています。
お時間のある方、応援してくださる皆様。
ぜひ感想、評価など送ってください。よろしくお願いします!
またそれ以外の読者の皆様も末永くよろしくお願いします!
※7/28 加筆、編集しました。