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1-7

名前 リゼリア  名前  フユハ

職業 白魔道士(ファイター)  職業 白魔道士(しろまどうし)

Lv.  4   Lv.  2

STR  4   STR  2

INT  8   INT 12

VIT  4   VIT  3

AGI  6   AGI  6

LUC  8   LUC  5

スキル 無し   スキル 無し

容姿  長身   容姿  華奢

性格  強気   性格  控えめ

装備  樫の杖  装備  木の杖

    布の服      布の服

 

名前 フランシス 名前 マニエル

職業 白魔道士(シーフ)  職業 白魔道士(肉壁)

Lv.  2   Lv.  3

STR  1   STR  3

INT 10   INT  9

VIT  2   VIT  6

AGI  9   AGI  7

LUC 11   LUC  8

スキル 無し   スキル 無し

容姿  小柄   容姿 ぽっちゃり

性格 負けん気  性格  苦労人

装備  木の杖  装備  木の杖

    布の服      布の服


 白魔道士(デストロイヤー)リゼリアを先頭に、四人はゴブリンへと襲撃を掛けた!


「ゴ、ゴブゥ!?」


「もろたで!!」


  ──ゴン!

  ──ポカッ! 

  ──ポコッ!

  ──コン……


「ゴブフゥ―――!!」


 ゴブリンはリゼリアの一撃を致命傷に、その場に倒れ口から白い泡を吐いて痙攣する…………。


「なんだかゴブリンが可哀相になってきたわね……」


 リゼリアが両手を合わせ、フランシスがコソコソとゴブリンの懐を探り始めた。そして布の帽子を見つけると直ぐさまに自らの頭へと被せポーズを決めた。


  ──スッ……


「あっ! 何すんのよ返してよ!?」


 リゼリアが帽子を外すと、マニエルの頭へとそれを被せる。


「え!? 良いんですか……!?」


「後で中に綿でも詰めときなさい。壁役なら防具は揃えないとね?」


「アタシが見つけたのよ!?」


「ならアンタが前に出るかい?」


「(#^ω^)結構です」


 フランシスは謹んでお断りを入れ、渋々と帽子を諦めた。薄い布だが無いよりはマシを合言葉に、四人はジリ貧で命懸けのスケルトン狩りをせざるを得ないのだから悲しさが身に染みる……。



「さ、帰るわよ……」



 リゼリアが三人に声を掛ける。



 しかし三人は酷く青ざめた顔をし頻りに震えリゼリアの後ろを指差していた…………



「……ん?」



「グルォォォォ……!!」



 リゼリアの振り向きざま、それは獣臭と共にリゼリアの肩へと鋭い牙を食い込ませ肉を噛んだ!!



「いやぁぁぁぁ!!!!」


「コボルトだわ!!」


「あわわわわ……!!」


 ゴブリンとコボルトはそれぞれ縄張りを持っており、コボルトの縄張りではゴブリンを見掛けることは無く、それぞれが地下一階で平穏に冒険者をハンティングしているのだ。


 しかし何れにも例外とやらは存在しており、時折『はぐれ』とやらがその縄張りを超えてやってくる……彼女等は今正に『はぐれコボルト』と相対している!!



  ──ポカッ!



「―――グフ!」



 マニエルはその顔に涙を浮かべ、覚悟を決めた顔でコボルトの頭を叩いた。ここでやらねば全滅は必至! 彼女が自らの役割を理解し実行に移すまでにそう時間は掛からなかった!



「痛い……痛いよぉぉ……!」



「フユハ! ヒール!!」


「は、はい……!!」



 コボルトは依然としてリゼリアの肩に齧り付いて離さない! リゼリアは力も入らずただ腕がダランとぶら下がり、自慢の樫の杖はカランと音を立てて地面へと落ちた。



「離しなさい!!」



  ──コン……


  ──コン……



 フランシスがコボルトを小突くもコボルトは意に介さない。痛くも痒くも無い攻撃を気にする魔物ではないからだ。



「離しなさいったら!!」



  ──ポカッ!!



「グモォ……!!」



 首への一撃でようやく牙を離したコボルト。攻撃主であるマニエルを一睨みし、鋭い爪を振り回す! コボルトの口周りはリゼリアの血と涎で塗れており、ボタボタと雫を飛ばしては獣臭と鉄の臭いを周囲に振りまいている。



  ──シュッ!



 マニエルの布の服がジワジワと血に染まる。


 腕、肩、腰……たった数回に及ぶ小さな獣人の攻撃は、か弱き少女の命を奪うに十分たる威力を持っていた。 



「マ、マニエル……!!」



 肩を押さえ自らに回復魔法(ヒール)をかけるリゼリア。何とか杖を持てる程に回復すると、攻撃の構えを取った。



「早くして!! マニエルが死んじゃう!!」



 フランシスが怖ず怖ずとコボルトに立ち向かおうとするも、その脚には震えが来ており威勢だけに終わる。眼からは大粒の涙が溢れ誰かに頼るしかない無力さを痛感していた。



「この野郎がッ!!」



  ──ゴン!



「―――グエェ!!」



 後ろから殴られフラッと蹌踉めくコボルト。その隙にマニエルが自らを回復させる。



「もう一回分掛けておきなさい! 不完全なまま戦える相手じゃないわ!!」


「でもまたリゼリアが攻撃されたら死んじゃうわよ!?」


「後ろの二人はコイツの攻撃に一度すら耐えられないのよ!! 私は大丈夫だから……!!」



 最後の回復魔法(ヒール)を使い切り完全回復するマニエル。もう誰も白魔道士としての役目を熟すことは出来ない。



「四対一なのにコッチが明らかに不利なのは……何故かしらね!?」


「自分の命が一番大事だからに決まってるでしょ!!」



 フランシスが怖じ気づく脚に気合を入れ、勢い良く地面を蹴りコボルトに向かって杖を振り上げた!

ハッスルダンスとムーンサルトがバランスブレイカーだと思います。

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― 新着の感想 ―
[良い点] >後で中に綿でも詰めときなさい そうなんですよね!! 内張りのない兜は痛すぎです (;'∀')ww [一言] 四対一 (゜∀゜)b (←ひらがななくて怒られてばかり)
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