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僕と彼女の交換日記:春  作者: 齋藤 一樹
5章
50/70

終わりの土曜日

僕は電話に出ていた。あいては桜さんである。なぜかは知らないが、姉が部活の友人から、と電話を寄越してきて、せめて名前でも聞けよとか思いながら家電の所へといった。僕は電話を出て、そこで名乗り上げた桜さん(少なくとも谷川さんではなくてよかった)の声と名前を聞いてほっとした。内容はあさっての持ち物というまあ普通(それでもまじめな彼女がそんなことを聞いてくるとは思ってもいなかったが)の内容であった。僕はそれを教えてから電話を切ろうとすると彼女は最後にこう付け足した。

「最近、いやなことが多くなってきましたね」

これについて言い返す前に、彼女は電話を切った。

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