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僕と彼女の交換日記:春  作者: 齋藤 一樹
5章
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普通の月曜日

月曜日、この頃やたらと暑いなぁと思い、僕は早くも打たれ気味である。もう四季なんていらん。僕は渡り鳥になりたい。そうすれば僕は夏と冬で場所を変えられるのに。それか猫でもいい。あの短絡的な思考にあこがれるぜ。僕は、溜息をつきながら下校していた。今日は、ふつーに勉強してふつーに部活(?)に出るといういったってふつーの日で、僕も桜さんもふつーに活動し、多重人格なんてものは全く意識しない日であった。だが、僕はここらからある感覚を覚えていた。僕は、この時点で気づくべきであっただろう。彼女の異変に。

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