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僕と彼女の交換日記:春  作者: 齋藤 一樹
4章
33/70

溜息の日 part-02

そういえば30分ちかくも遅れたので、てっきり副部長という肩書が僕の身から外される(それの方がよっぽど良かったと思う。いつでも僕は特別な筋書きなどを欲さずに、普通のSF好きとして一生を過ごしたいと思う心でいっぱいなのである)と思ったのだが、部長しは特にそんなことは関係ないようで、僕は未だに副部長(いや、副々部長か?)として活動することになった。勝手にしてくれ、もう。

ついでにいっていおくと、僕はなぜか桜さんとのペアであった。行く場所は、部長が自分達で決めて、という音声を出したため、僕達はとくに行く羽目がなく、どうづればよいのかが分からずに、右往左往しているところである。

すると桜さんが、こう発言をした。「少し、付き合って欲しい所があるのですが」

桜さんにしては珍しく敬語で、これを言い出すことにためらっているのか緊張しているのか、やや頬を朱色に染めながら言っている。別に僕はかまわないけど。それってどこ?桜さんはためらいがちに言った。

「それは、

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