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最終話
長らくお待たせしました。
そして急な完結お許しください。
この終わり方が1番しっくり来たんです。
悪寒がして目が覚めた。
「あれ?夢?」
さっきまで病院にいたはずの柏原には現状を理解することができなかった。
なぜなら、美少女を抱えて桜の木の下で寝ていたのだ。
少女が目を覚ます。
「おはよう柏原くん。取り乱してごめんね」
何言ってるのかわからない柏原だがとりあえず「どういたしまして」と言っておく。
さぁ、帰ろ?と言ってるかのように彼女は立ち上がり手を差し伸べてくる。
「君は?」
ありがたく差し出された手を借りて立ちながら尋ねる。
「前にも言ったけど、また言うよ。今度はちゃんと覚えてね。」
一呼吸置いて、桜が吹雪いて、夕日が刺して
「私は菊田。菊田夢唯。君のことを大切にしたい女です。」
こう言われて、さっきの夢の内容と重ならないわけが無い。
涙が自然にでてきた。
止めないといけないとわかってるのに止められない。
「僕は...僕は...」
その先が言えない。
だけど、彼女も失いたくないと思った。




