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京都アニメーションのあれこれについて

 どうも、ちょっとビックリマーク付ける余裕が無いくらいの逢神です。


 さて、本来ならばどこに書くべきなんでしょうかねぇ、Twitterですかね。でもちょっと140文字じゃまとめきれそうに無いんで駄文をだらだらと書きなぐりたいと思います。誰も見てないところに、だけど何か形としてネットの海に放流してやりたい。なんて……もう少し気取った言い方をしたいもんですがね、難しいです。


 それじゃあちょっと前置きとして。

 俺はどちらかというと漫画好きで、家にある本も漫画の割合が高いんですよね。小説を書いてるって言うと皆「じゃあ本も読まれますか?」って反応しますし――実際、読んで無いこともないんですけど基本は漫画です。

 それで、俺はずっと漫画家になりたかったんですよね。絵の表現とか云々除いて、ずっと憧れて漫画賞に出したこともあります。ちょっと新人賞とかとは違う毛色の――っていうか、ストーリー漫画じゃなくて一コマの風刺漫画みたいな? でも小学生の俺は勘違いして一ページでストーリー漫画を描いて出したんですね。なぜか佳作でしたが。

 転機が訪れたのは中学生、二年生でしたかね。友人から借りたライトノベルがたいそう面白くって。同時に絵心に限界を感じてた俺に刺した光でした。小説、そう……ライトノベル。一気に世界が開けたような、情熱をもって打ち込みたいと心から思えたような……そんな文字通り衝撃でした。

 その時に俺が本当にやりたかったことは「物語を紡ぐこと」なんだと気づいたんですよね、だから文章でも絵でも変わらない――それなら文章で行こうと。中二病も相まってすぐです。

 さて……そこから、俺は徐々にライトノベルに傾倒していきます。当時は思春期ってのも相まってライトノベルを買うのはどうしても恥ずかしくてずっとずっと友達から借りるばっかりでした。親にばれないように部屋でこそこそと読み、カバンの奥底に隠して……今考えたらエロ本を先輩から借りた中学生みたいですね。でもま、読んでたのが禁書はともかくはがない、IS、緋弾のアリアですもん。肌色ばっかりだから恥ずかしくなっても仕方ないね。


 ……で、何のこっちゃって話ですがここからが本題です。

 基本的に漫画派、たまに本……な俺ですが、やっぱりアニメも見ます。でもその前二つと比べると全然見てはいない方なんですよね。見始めたのも(アニポケとかコナンとかを抜くと)中三からで、本格的にアニメを見出したのは高校生からなんですよね。

 だからか、いまだに一番最初に見たアニメは覚えています。最初はただのラブコメと思って見ていて、でもだんだんと二人の関係性に引き込まれて行って……当時の自分が中二病を引きずってたからなのか。なりたい自分、心を通わせることの大切さ。きっと何がテーマかって言われたら陳腐だけど「若さ」なのかなって思うような――ラブコメではなく「青春モノ」と捉えられる作品。

 俺がアニメを見るきっかけに、そしてそこからディープにハマっていくきっかけとなった作品が「中二病でも恋がしたい!」……なんですよね。

 言いたいことは分かっていただけたでしょうか、先の事件です。

 なんというか、まず、亡くなった方々のご冥福をお祈りするとともに今後の京都アニメーションの復活を心より祈っております。

 アニメを見るきっかけになった作品で、同時に俺が数少ない「知ってる会社」である京都アニメーション。なんか盗作がどうのって言われているせいで、京アニ大賞からなったこの作品じゃないのかとちょっと怖くなっていますが……アレはアニメも小説もアイデア一本で書けるもんじゃないから多分違うでしょうな。っていうか、なんなら「中古でも恋がしたい」っていうどう考えても名前パロっただろって小説が出てるくらいにはありふれたアイデアだと(失礼な話ですが)思うので。


 現在、公安が動く事態になっていることで様々な憶測が飛び交っているようですが……そのことに関して言いだすといろんなところから非難殺到すると思いますので今は割愛します。何にせよすべてを暴いて欲しいですがね。

 想像したくありませんが、これで京アニが無くなったら……なんて考えてしまうと背筋が凍ります。



 っていうかもう、なんつーかさ。

 何で京アニなんだよ、つーかお前は何なんだよ!

 だいたいさ、何がアイデアの盗用だよ! 作品ってのはアイデア一本でどうにかなるもんじゃねえんだよ! 俺の書いてる小説なんか、正直どこにでもあるような設定だよ! できってるんだよ! よほどの天才じゃない限り新しいアイデアなんてそうそう出てこねえよ! アイデア一本で勝負できる世界なわけねえだろそれが創作ってもんなんだよ!

 八つ当たりでな! 何人の命が消えたと思う! 何百人が悲しんでると思う! 京アニが無くなったら日本どころか世界中が悲しむぞ!?

 これで「ここまでするつもりはなかった」とかほざいたら俺はきっと一生犯人を許せない。ああ、許せないさ、絶対に! 何があっても、どんな理由だろうと許せねえよ!?

 何のために八つ当たりしたんだよ! 何もかもが腹立たしい、俺の大好きな作品が二度と作られなくなるかもしれないことも! 盗作だのなんだのと全ての創作者をバカにするようなことも! 八つ当たりで何百人以上の人生を狂わせたことも何もかもだよ!

 絶対に精神的に不安定がどうのとか言わせない。精神が参ってるならしっかりと然るべき機関に行くべきだ。そして精神が不安定になってたからってやった罪の咎を受けなくていいなんかありえねえ!

 絶対に絶対に、許せないし許さない。

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