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あれが勇者パーティ……


──集合1時間前。

装備、アイテム、道具、おにぎり、やる気。全部完璧♪

ギルドへの手続きも済ませてある。

これで万が一全滅しても、一週間後くらいには回収されるから安心安心。


まあそうならない自信だけはあるんだけどね……


おっと、これからって時に落ち込んでちゃいられないよね!

集中し直す為に、もう1回防具でも磨いておこっと♪




集合時間丁度。先に来たのはベリル。

長めの黒いローブに身を包んで、いかにも魔法ができますよ~っていう感じの恰好。

いや実際に上手だし、すっごい似合ってるけどね?


ちょっと遅れて駆け込んできたサフィ。

首から下はちゃんとシスターさんだけど、それに似つかわしくないポニーテールを揺らしてご登場。

私達にとっては見慣れた姿だけど、やっぱりちょっと変なのかも。


「はぁはぁ……ごっめ~ん!子ども達に捕まっちゃってさ~」


「サフィちゃん、教会の子達に人気だもんね」


「オッケーオッケー!余裕もった集合時間にしてあるからね」


「へへっ、やっぱりね」


サフィの息が整うのを待って、いざ出発!!!

と、気合を入れたのも束の間……


「もう何回も行ってるから道も覚えちゃったよ」


「ぶっちゃけ飽きてきちゃうよね~」


「ルベリーちゃん、ここ終わって次のダンジョンのことは考えてあるの?」


「あんまり調べてないけど……最近、海岸沿いの町近くにダンジョンできたって聞いたの!」


「海!?いこうよ海!」


「えぇ……日焼けヤダぁ……」


なんてテキトーな会話をしながら歩く私達。

緊張感がないって言われたこともあるけど、それもそうなる。

別に世界の命運を背負ってるワケじゃない。

せいぜい私の生活が懸かっているくらいなのだから。



「ねねね、なんか、人いっぱいじゃない?」

サフィに言われ、街の広場の方を見やると……


「勇者だ!勇者パーティが来たぞ!」

「キャー勇者様~///」

「魔導士ちゃん結婚してくれー!」

「いよっ!戦士殿の筋肉が輝いておる!」

「僧侶様にご加護があらんことを……」


「あれって、勇者パーティ?」

魔王と戦うために結成された、歴代最強と名高い勇者パーティ。

勇者、魔導士、戦士、僧侶。バランスの良い4人で構成されていて、向かうところ敵ナシと噂の……



「うわぁ♪あたし達も見に行こうよ!」


「ダメ!あんま時間かけたら予定が狂っちゃうでしょ?」


「え~?こんなとこに来るなんてチョー珍しいのに~」


「あんなに人気なんだね……」


「それもそうだよ、この前も超危険ダンジョンに認定されたとこを一発クリアしたって聞いたし」

どれくらい強いか、なんて正直あまり知らない。というかわからない。

何といっても雲の上の存在なのだから。

でも、そんな彼らが何故この街に来たんだろ?


「あっ……もしかして、ダンジョン被り?」


「いやまさかぁ……」


「さすがに、わざわざ勇者様方が来るようなレベルのダンジョンじゃないって」


「だ、だよねー。まぁいこっか」



お祭り騒ぎの人だかりを横目に、目的地へ向かう私達。

勇者パーティがどうして私達の住む街に来たのかは、考えても結局わからない。

たまたま通りかかっただけとかでしょ!



──妙な胸騒ぎがする。

でもこれはきっと、私が心配性なだけ……だよね?


次回、いざ始まるダンジョン攻略!

慎重に、慎重に、小さいモンスターを倒しながら……

ボスのとこまで一直線!

「サフィ!前に出すぎ!勇者様の真似しないで!」



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何卒よろしくお願いいたします。

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