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箱庭の秘密


「あ~、一応剣の練習もしてるので、まだムリですかね~アハハ……」


聖剣(仮)に興味があるエルフ達。その態度から見て、本当にこの剣は良い代物なのかもしれないと思えた。

なのでそう簡単に手放すのはやめておこうと思う。


「ふぉふぉふぉ、そうかそうか、ムリにとは言わない。キミらが我々の手助けになってくれるのであれば、それでいいのだ」


う~ん、一体何が目的なのか……

なぞは深まるばかりだ。



──なんて思っていたら、目の前が行き止まりになってしまった。


「着いた着いた~、この先が目的地だよ」


ニーニャさんが一行の前を松明で照らす。

うっすらと崩れてしまいそうな扉が見える。



「えっ、この先にボスがいるの……?」


驚き。だってこの大樹の中に入る時……アブエロさんに会う時の扉は物凄く見栄えのいいとこだった……

ダンジョン部屋はさらにすごいものになると思ったんだけど



予想を大きく裏切られてしまった。



「ここで僕の方から先に説明しておく。改めて、この扉の先に居るのが、このダンジョンのボスだ」


曰く、ダンジョンの玉座には精霊が鎮座しているらしい。

それは力を失っている姿で、本来の姿は誰も知らないだとか。


この精霊は、ダンジョンを存続させるために力の大半を使っている。

迷宮系ダンジョンによくある、迷宮攻略自体が主で、ボス本体に力は備わっていない。

そんなパターンみたい。


それがここ最近、調子がおかしくなっているのかダンジョン内に不備が生じている感じで

今まで存在していなかった凶暴なモンスターが発生していたり

温和な気候が続いていたダンジョン内部が荒れに荒れたり。


エルフとダンジョンボスが和平を敷き、友好関係を気づいてからウン百年。

ボスの静寂を解き、様子を確かめにいくと衰弱しきっていた状況だった……


というのが事の顛末らしい。



そのタイミングで偶々やってきた私達。

ムリヤリにでも協力関係を築きたいほど、切迫しているのが見て取れる。


ちなみにニーニョさんとニーニャさんがダンジョン外に出ていたのも

それの解決方法を探すため……だったんだって。



「ダンジョンは強大な力を持つと外界で目立つようになる。それを察知した冒険者がダンジョン攻略を完遂させて、ダンジョンはまた再生への輪廻に向かう。一般的なダンジョンにはこういった自浄作用が働く。だが、今いるこのダンジョンは、力を増すことはせず維持をしている。ただ隠れて、緩やかに緩やかに時間と共にいつか崩れる。それがこのダンジョン……だったんだ」



「キミ達に求めたいものはここだ。このダンジョンボスに一体何があったのか。そして、いざという時にこのダンジョンボスを守れるのか。それを問いているのである」


次回、ボスの間に入る三人娘。

一応シスターを名乗るサフィの下で、精霊の様態を確かめることに。

そんな中サフィは、とある違和感を覚えて……?

「なんだこれ。呪い……?」



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