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作戦会議のお時間


「で、実際どうするのー?あの岩々してるドラゴンめっちゃ硬いじゃん、ぶっちゃけあたしらの苦手なタイプじゃん?」


サフィは早速ウォーミングアップするつもりなのか、修道服を脱ぎながら聞いてきた。


そうなのである。

私たちは何と言っても火力が足りない。持久戦になるとジリ貧になってしまうのである。

メモ帳を取り出して、苦い失敗を思い返してみる。



①近づきすぎて尻尾薙ぎ払い 私以外全滅

②ボスの周りに他モンスター多数 戦略的撤退

③時間かけすぎると壁とか食べ始めてなんか回復 物資不足で撤退

④他のパーティさんと被って譲った 負けたっぽい

⑤怒らせると立ち上がってなんか固い塊吐いてくる 私以外全滅



「あらかじめ周りの敵を倒す。不用意に近づきすぎない。ある程度ダメージ与えたらスパートかけて一気に倒しきる」


「でも……ワタシの魔法だけじゃ倒しきれないよ?」


「その為のアイテム!ベリルはポーション飲んでいっぱい魔法撃って!サフィもスクロールで魔法攻撃!そして私は……」

爆弾岩のほうを向く。アレを至近距離で全部当てれば大ダメージ間違いナシ……


「それはダメ」


「わっ」

ベリルが横から視界に入ってくる。可愛い。


「その作戦はもうやらないって約束した……でしょ?」


「わ、わかってるって!もう自爆特攻はしないしない」


「ん……ヤったらもう一緒にダンジョン行かないから」


前に一度、ふたりには内緒でこの作戦を勝手に実行したことがある。

結果、上手くいってボスを撃破!ボスからいろんなアイテム入手できて、超ハッピー♪

……とはいかず。


防御力だけには自信がある私でも、さすがに悲惨なことになってしまったらしい。

教会で戻って来たら、ベリルは大泣き、サフィには本気で怒られてしまったのだ。


「大丈夫大丈夫!爆弾岩は普通に使うつもり。プラスで、あいつ岩を食べてたでしょ?もしかしたらコレ食べさせられたりできないかな~って」


「中からボカン、ってこと?そっか……確かに、イけそうかも。じゃあ爆弾の威力を上げる為に、水系じゃなくて火属性の……あ、でも風属性の方がいいのかな……ブツブツ」

魔法のことはベリルにお任せ、難しいことわかんないし。



「サフィ、これでいいかな?」


「あ、終わった?」

とっくのとうに作戦会議に飽きてたらしい。


「今回は突っ込むの禁止!ヒールで回復、スクロールで魔法攻撃!終わり!おっけー?」


「え~?まぁ、そうなるよね。わかった!」

サフィは会議に積極的じゃあないけど、聞いてはいるっぽいし、役割には従順。

能力的に私たちの中で一番万能だから、どんなことでもやってくれる。ホント~に助かる。


「よし、じゃあ出発は明日のお昼、ここにまた集合ね!」


「了解!」


「ブツブツ……氷魔法で動きを止めて……あ、朝?うん」


「じゃあ私お風呂入ったら寝るから、家出るときは鍵閉めてってね~」




厳しい戦いにはなる。でももし倒されちゃったとしても、今の時代は教会蘇生がある。

冒険者ギルドの方に報告義務があるおかげで、全滅しても最悪回収はしてもらえる(←めっちゃ高い)

自惚れかもしれないけど、そもそも私は自分が倒れる気はない。嘘。ちょっとはある。

何が言いたいかって言うと、まあなんとかなるかな~ってこと。


ダンジョンで小銭稼ぎ。

これが私、ルベリーの日常なのである!


次回、いざ出発!しようとしたんだけど……

街中に何やら人だかりが……?

「あれって、勇者パーティ?」



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