プロローグ(眩い光)
はじめまして、
レイチェルと申します。
この物語は、中世ヨーロッパを舞台にしている傭兵団が、剣と魔法を使って成りあがっていく話を書いていきます。
戦闘シーン多めで書いていきますので、分かりにくい箇所がありましたら、ご指摘いただけるとありがたいです。
何卒よろしくお願いします。
それは眩い光だった。
太陽のような眩しさで、まるで宝物のように輝いている。
新しい未来を予感させるようで、暗い気持ちさえも晴らしてくれるのだろう。
それは希望の光で、これからの未来を明るく照らす剣にもなろう。
少年は、その光に手を伸ばした。
その光を必要とし、希望を欲していた。
これからもっと成長して、自分が自由に輝いていくんだと思うと、胸が熱くなっていく。この眩い光は、行く道を照らしてくれる光だと、少年は信じていた。
あれから数年、少年は静まり返った街を歩いていく。
街は静寂に包まれ、喧噪を宿すことなくただ広がっていた。
家族や友人がいる場所に行っても誰もいなかった。少年が眩い光に手を伸ばして以来、突然人々が姿を消してしまったのだ。
絶望感が込み上げて、涙が溢れてきた。
ただ一人残された少年は、ただこの無人の街で生活するしかなかった。このまま一人ぼっちで生きていくのか、と思うと耐え難い気持ちになる。
でも泣いているだけでは解決しなかった。
少年には逃げるすべはない。先が見えぬ未来へと歩を進めるしかない。少年は、新たな世界の中で生きていくしかないのだ。
だから少年は歩き出す、一歩ずつ前へ。
希望を求めて冒険を始める決心した。
少年の中の勇気と希望が輝くように、旅を続けるのだ。
プロローグを読んでいただき、ありがとうございます。
完結に向けて頑張って執筆していきますので、面白いと思っていただけましたら、ブックマークや評価をしていただけるとありがたいです‼
また、ご感想をいただけましたら幸いです。
毎日投稿を目指すので、これからもよろしくお願いします。




