0-1.導入 物語全体の説明です。必要に応じて読んでください。読まなくても問題ありません
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☆☆☆☆ 注意 ☆☆☆☆
0章はオプションです。
前情報無しで読み進めたい方は飛ばして次のep.2から読み始めてください。
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没落感が読みたい方は、こちらから読むと良いと思います。
命を狙われて、生き残るために必死で行動する姿が書かれています。
すぐに緩い話になってしまうのですが。
↓
◆ep.7 1-1.貴族令嬢暗殺 逃走(1)
普通に順番に読むと、先に2章、回想として1章が入ります。
◆ep.2 2-1.魔女様、はじめて町に来る(1) たくさん人が居る!
◆ep.7 1-1.貴族令嬢暗殺 逃走(1)
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■どんなものを目指して投稿しているか
緩くて、心に黒いものが生まれないような話を書いています。
別の言い方をすると、『凄くぬるいもの』であるかもしれません。
ただし、スローライフ的なもの……でも無いです。
主人公が目指しているのはスローライフに近いものなのですが、
実際は思うようには行かないわけで、多少なりともトラブルは発生しますが、
まあ、緩いものを書こうとしています。
『緩いものを書きたい』と思ったのです。
これは書かれた経緯を説明するのが早そうです。
元々私は”加齢臭と転移する竜”以外の長編小説を投稿する気は無く、別の作品を投稿する予定はありませんでした。
”加齢臭と転移する竜”は半年で書き終わる予定だったのですが、この時点で6年以上も連載が続いていました。
書き初める前は、ほとんどの作品はエタる。つまり、切りの良いところまで書かれず、途中で投稿が止まるということは知っていましたが、投稿し続けても終わらないという現象は気にしていませんでした。
ところが、毎年85万文字を5年間続けても終わらない。
実は、”小説は、一度書き始めると、終わらせるのが難しい”という想定外の問題が発生してしまいました。
私の場合、短編も含めて小説は全く書いたことが無かったので、
”加齢臭と転移する竜”が処女作でした。
当時の私の感覚では、『100万文字は書こうと思ったところで、絶対に超えられない領域』だと思っていました。
100万文字書くには、事前に超壮大な作品を書こうと計画を立てて、いろいろ設定作ったりしない限り、何をしても絶対に超えない数字だと思っていたのです。
そして同時に、私は2作目を書く予定は無かったので、温存せずに全ネタ突っ込んどけと思って突っ込んだら、簡単に超えてしまいました。
100万文字を投稿するのは簡単では無かったです。
ただ、投稿しようと思っていた内容が100万文字では表現できなかったのです。
500万文字投稿しても終わる見込みが立たない。
1本終わらせることもできないのに、2本目書き始めたらますます終わらない。
だから、少なくとも”加齢臭と転移する竜”が終わるまでは、他に長編小説を投稿することはしないと決めていました。
ところが転機が訪れます。
今年(2024年)に入って盛大に体調崩して、小説投稿継続が困難な状態になってしまったのです。
もうこれは回復しないのではないかと思うほどダメージが甚大だったのですが、なんとかある程度回復しました。
その状態のとき、
”複雑なものは書けないけれど、簡単なものなら書くことができる”
という状況が発生しました。
複雑に絡み合った内容の小説を書くのが難しかったため、”加齢臭と転移する竜”を投稿するのは難しい。
しかしながら、そんなに複雑ではない話なら書けるという体調のときが存在したのです。
本作は、
”そんなに複雑では無くて、緩い感じの話が書きたい”
と思って投稿開始したものです。
例の如く、下書きは最後まで書いて、これで良いだろうと思って投稿開始していますが、下書きから大きく改変される事故というのも時々(毎回?)起こります。
それはそうとして、体力無いときは、書くのも読むのも難しくて、少し回復してきても、自分自身の好みが緩いものに変化しました。
精神は体の影響を大きく受けます。
体が弱っていると、緩いものの方が体に合う。
そこそこ元気な頃には”緩い話”だと思って見ていた【ゆるキャン△】は、弱った状態では『あんな過酷なアニメは見ることができない』と思うくらい、【ゆるキャン△】は凄くハードな話に見えました。
たぶん、あの頃の私だと、ムーンライト3型(ソロキャンの子のテントです)を組み立てて、ペグを打つ前に力尽きて倒れるくらいだったと思うのです。
(ムーンライトの名の由来は、”月明かりでも組み立てられる”だと聞いたことがあります。昭和の時代のテントなので、当時としては革新的なものだったのだと思います)
たぶん、庇フレームを伸ばし忘れてフライシート被せてしまっても(実写版ゆるキャン△の1話でフライシート被せるシーンの状態)、やり直す気力が無いくらいだと思います。
ムーンライト3型は4kgくらいのかなりの重量級テントですし、あれを持って晩秋の本栖湖とか行くには25kgくらいの荷物になると思うのです(バッグ自体が重いというのもあります)。
※何を持っていくかで大きく変わります。
今の私の体力では、たぶん、キャンプ道具発掘して出発するに5年くらいかかりそうです。
まあ、ムーンライトテント3型が重いと言っても、私は3kgのテントを持っていくと思うので、1kg軽くなる程度で、基本大差無いと思うのですが。
ムーンライトテント3型は、テキトーに組み立ててもそんなに酷いことにはならないのですが、たぶん、それでも、設営してすぐ倒れるくらいの体力しかなかったと思うので、【ゆるキャン△】が凄いハードな内容に見えました。
そのくらい弱ったところから回復してきて、”加齢臭と転移する竜”の続きを書こうと思っても、あれは複数の世界を跨いで、多数のキャラが同時進行で行動するのを計算しながら話を組み立てないと矛盾が大量発生してしまう話なので、ムーンライト組み立てただけで倒れるくらいの体力では書き進めるのが難しかったのです。
なので、緩い話を書こうと思い、投稿し始めたものです。
その割には、【ゆるキャン△】より、あんまり緩くない話になっているような気もします。
でも、【ゆるキャン△】がハードというメンタル状態で書き始めたものなので、そんなにハードでは無いと思っています。
ラストも、貴族復帰して仕返しをしたりとか、かたき討ちをしたりとか、
そういう話では無く、人生の中でも特に重要な分岐となる人生の分岐点で、
『これからどうしよう』と悩む感じのお話です。
普通に日本で暮らしていて、普通に平民やっていても進路で悩む年ごろというのが訪れると思います。
この作品の主人公さんには、それのちょっと凄くでかいやつが訪れる感じです。
”加齢臭と転移する竜”を知っている方なら想像つくかもしれませんが、ちょっと普通ではない選択肢がいくつも発生してしまうのです。
※私は意外性を求めて投稿していませんが、そうなってしまうだけです。
貴族令嬢だったときは、人生を自分で選択するという場面が発生しませんから、
本人にとっては、非常に大きな決断力が必要になります。
将来の選択肢が、ほとんど自分にはない状態から、いきなり普通ではないような選択肢が発生してしまいます。
主人公を殺す気満々の人たちから逃げ延びるために、普通は人が近寄らないようなヤバい場所に逃げ込むことになります。森の魔女様のところです。
魔女様は見た目は15歳程度で、自称45歳で、110年前には10歳くらいだったという謎の人物です。
過去に大聖女と呼ばれた人物と同じ能力を持っています。
それを知られると危険なので、誰とも接触せずに一人で森に住んでいたのですが、没落令嬢さんがいろいろやってるうちに、人とかかわりができ……だいたい大事件になっていきます。
本人は大変だと思いますが、傍から見ていると、まあ、なんだかんだで楽しそうです。
そんな感じで、友情だか愛情だか、よくわからないようなものを育みながら、進んでいく話になります。
素敵な王子様的なキャラも、しばらくすると出てきます。
若干乙女チック気分な場面も存在する……のではないかと思います。
作者には乙女チック機能が実装されていないと思うので、あんまり乙女チックな要素は無いかもしれません。でも、主人公や魔女様、侍従の変態さん含めて、主要な登場人物が女性なので、男のロマンは発揮できません。
解説キャラも出てきませんし、そんなに難しい話を書くのは難しい感じです。
割と非日常的なことが発生して、主人公さんはいろいろ悩みを抱えますが、
なんだかんだで楽しそう。そんな感じのものを書こうとしています。
どのように感じるかは読者さんが決めることなのでわかりませんが、作者視点では、そのように書いています。
でも、乙女チック機能は、ぜひとも搭載しておきたいなと思いました。
■貴族生活はほとんど出てきません
題名通り、没落令嬢と魔女様のお話ではありますが、貴族とのかかわりはあんまり出てきません。
一般的に没落令嬢というと、没落しつつも貴族とのかかわりがあり、元は自分より身分が低かった人たちに虐められたりとかする場面が入りそうですが、本作は、貴族同士のやりとりはあんまり出てきません。
主人公のリタ(マルグリット)さんは、没落後、機会があっても、積極的に貴族に復帰する気はありません。
実際には平民の暮らしからは程遠いのですが、リタ(マルグリット)さんは、貴族では無い生き方に満足しています。
■そんなに重くなくて、長くも無いお話になる予定です
リタ(マルグリット)さんは、貴族令嬢だったので、何年かしたら、どこかの貴族に嫁ぐはずだったのですが、嫁ぐイメージは持っていても、結婚相手の男性には、今まであんまり興味が無かったことを自覚したり、実は女の子が好きなのかもしれないことに気付いてしまったりと、ますます、貴族令嬢には戻りたくないと思いつつ、一方で、平民として生きていくには、何の取り柄も無い役立たずで、お荷物にしかならないことを気に病みます。
実際には、けっこう役に立っているのですが、いろいろ平民とは感覚がズレていることもあって、普通の人から見て、何が凄くて、何が凄くないのかよくわかっていません。
そんな、何もできない役立たずという自己評価のリタ(マルグリット)に特技が見つかってしまいます。
その特技は、特技で済まされるようなものでは無く、人に知られないように隠しておこうと思うと、失敗して、だいたい本人の希望とは別の方向へと進んでいきます。
はっきりした終わりのある話では無く、没落しなければ選択肢なんて発生しなかった自分の生き方に、
没落令嬢のリタ(マルグリット)さんは、無駄に選択肢が増えてしまって、これからどうやって生きていくのかを悩みつつ、なんだかんだで楽しそうな感じのお話で終わる予定です。
たぶん、信じてもらえないと思いますが、そんなに長くならない予定です。
でもこんな言葉があります。
『予定は未定であって決定ではない』
良い言葉ですね。
私は、予定通り物事が進むことはあんまりないということを経験的に知っています。
でも、そんなに長くならない予定なのです。
まあ、体力的に考えても、そんなに長くならないはずです。
(フラグ)