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生きる

作者: 村田 京介

 私の両親は恋愛結婚らしい。詳しくはわからないが父が街で一目惚れして母と知り合いでもなく会話もした事もないのに家までついていきいきなり祖父に嫁にくれと土下座したらしい。当時祖父は大手電気メーカーの工場長をしていて母は箱入り娘でありお嬢様で恋愛すら許されていない人だったらしい。祖父は北海道出身で単身上京して裸一貫で成り上がった職人であり北海の寅さんと呼ばれる気性の荒い人でどこの馬の骨ともわからない父を完膚なきまで殴り二度と来るなと門前払いをしたらしい。当然母とは面識もないのだから母は知らない事だったらしい。それでも父は諦めずに毎日通い土下座をして嫁にくれと言い毎日祖父に殴られ蹴られして追い返されたらしい。当然と言えば当然である。知らない人がいきなり毎日大事な娘をくれと玄関前で土下座するのである。今ならストーカーである。何ヶ月も通ったらしい。祖父が流石に折れて母と会わせてこいつと結婚しろと母に命令したらしい。その時初めて母は父の顔をみたらしい。それで結婚が決まったらしい。父も父なら母も母である。おかしな話である。それに従う母も戦国時代の嫁入りのようである。父は貧乏農家の長男で土方と農家をして一家を養っており小学校もろくにでていない読み書きすらろくにできない人だったが母は大学を出て祖父が勤める大手電気メーカーに就職していて完全なお嬢様で住む世界が違う人だったらしい。結婚の条件として祖父が出したのは父方と縁を切る事、祖父の家の近くに住む事だったらしい。父は自分の親親族を捨てて母を嫁にもらったらしい。私が物心つき父に感じたのは完全な社会不適合者であり読み書きすらできず土方をしていて無口というかコミニケーション能力が無く友達どころか知り合いすら居なく家庭でも一切喋らず家事育児すらする能力は無く起きて食べて土方をして帰ったらご飯を食べて寝る以外何もしない人であった。何の為に生きているのか?不思議な人であった。当然貧乏で母は大手電気メーカーで働き共稼ぎであり家事育児仕事をしながら兄と私を育てた。兄は幼稚園から塾に通わされて英才教育をされて母から溺愛されていた。母は兄の為なら命すら捨てるほど溺愛していて父と私は相手にされない何処ろか会話すらなく私に至っては虐待されていた。テレビや他の家庭のような家族では無く父は無気力で何の為に生きているのかわからないし母は生活に忙殺されヒステリックになり兄に自分の理想を押し付けストレスを私に吐き出し虐待する。兄は母の奴隷のように文武両道、自分の時間なく毎日習い事で自由はなかった。私は問題児となり家庭はバラバラであった。家族と呼べるような環境は無かった。

 結婚家族とはなんなのだろうか?。私には理解出来なかった。誰も幸せでは無い。私は幼稚園の入学式にも一人で行き食べ物も与えてもらえず虐待され家に居場所は無く毎日生きる為に友達や先生の家で過ごしなんとか生きながらえていた。私の家族は誰一人幸せでは無い。結婚自体に意味があるのだろうか?。結婚してもいずれは子供は独立して夫婦だけになり片方が先に死に結局は一人になる。周りのシニアを見ても皆んな一人暮らしである。どうせ一人になるのなら初めから一人の方が自由で幸せなのではないだろうか?。死から逆算すると結婚の意味がわからない。子供が欲しいと結婚はイコールでは無い。結婚という制度はもう要らないのではないだろうか?。民法や税金の問題で国は管理し易いとは思う。戦国時代のような役割も今は無い。一個人として結婚の意味はもう無い気がする。死ぬ時は一人。死んだ後の弔辞でなんて言われようが誰にどう思われようがどうでもよい。葬式すら私はしたくない。位牌も仏壇も墓もいらない。

 魚の餌にでもなればよいと思う。他人に迷惑はかけたくないしかかわりたくもない。家族がいるとやる事が増えるだけである。苦労悩み事辛い事も倍増する。今死ぬかもしれないし一年後十年後かもしれない。事故病気何でしぬかもわからない。責任はできるだけ軽くして自由に毎日毎日を楽しく過ごさないといけない。それには家族は邪魔である。物心ついた時には男に何故か嫌われていた。何故か女には好かれていた。自然に女の子の中に溶け込み過ごしていた。性別など古い考え方だと思うが常に女に囲まれて過ごしていた。異性としてとしてでは無く仲間として。小学校に行くのに毎日女の子が迎えにきて一緒に行き校門で集まり教室に皆んなで行く。子供同士だけではなく大人の男にも何故か嫌われた。逆に大人の女の人には可愛がられた。毎日女の人にご飯をご馳走になりなんとか過ごした。幼馴染の女の子に告白されて付き合う。学校一の美少女で男の子は皆んな好きであった子とである。私は付き合うという意味はわからなかった。愛と言う事を理解できない家庭で育ったからかもしれない。より一層周りの男からいじめられて嫌われた。私には性欲が無い。故に男女の身体に興味が無い。中学生になり周りにセックス経験者が増えた。私のクラスにかなりの経験人数をこなす女性も現れて姿形もかなり色気を出す。更に周りの男から誘われてセックスを重ねていた。女性の発育の方が早いのか身体付きは大人である。男はまだ子供で身体も小さい。

 女の子はより大人を選びセックスをこなしていく。誘発され好奇心から皆んながセックスを経験していく。猿のようである。同級生の女の子達で遊んでいるとAV観賞会をしようと皆んなで見る事になった。裸の女の胸をもんだり舐めたり穴に出し入れされてもがいている。グロテスクをこえて滑稽であった。それを真剣に見ている女の子達も滑稽であった。セックスも古い気がする。人工授精ができる時代にもうする事はないのではないだろうか?。自分が好きな人に喜んでもらいたい。何かしてあげたい与えたいという気持ちは私にもある。私の家には産まれた時からわんこ達がいる。私の命より大切である。うちのわんこ達の為には何でもできる。わんこ達に何でもしてあげたいし与えたい。かといってわんこ達とセックスがしたいとか結婚がしたいとか考えない。無償の愛?愛がよくわからないが見返りを求めていない。身体の仕組みとして痒いとか痛いとか気持ちいいとかはある。陰部を触れば私も気持ちは良い。朝立ちもする。身体は正常に機能しているのだと思う。しかし自分で射精したりはしない。周りの人達は一日に何回も射精しないと我慢できない人もいる。最近よく聞く話だが彼女がいてもセックスはしないが自分で射精は毎日する人達が増えた気がする。セックスがめんどくさいと感じる人達が増えた気がする。セックス自体が時代遅れになったのかもしれない。退化か進化かわからないが。ましてや好きでもない人に気持ちよくなってもらおうなんていう気持ちはお互いにない。自分が気持ち良ければ良い、なら自分一人で射精すれば良い。故にセックスは必要無くなる。今世界的にLPGTQIAなどといわれ性別恋愛セックスなとなど曖昧になりそれ自体議論する事さえ古い感じがする。個体として子供を産む身体を持つ人はより良い個体を次々に感情無しで選ぶ本能があるらしい。今付き合っているよりより良い個体が出てくればその個体の遺伝子が欲しいと。より強く生き残る力がある遺伝子を残したいと。噂ではIQの高い遺伝子が保存されていてその遺伝子と人工授精する人達もいると聞く。そこに愛などはないのだろう。精子をばらまく側は自分の遺伝子を後世に残したいという本能で愛などなくばらまく。戦国時代沢山の子孫を残し他人の子孫は抹殺していく。そこで弱い遺伝子は消えていく。

 そこに愛などない本能のみである。そこに結婚という概念は無い。昔から結婚という風習は古いのではないだろうか?。いつから結婚という風習があるのかわからないが生物として後世に自分の遺伝子を残す本能からいえば結婚という風習はいらないのではないだろうか?。自分が歳をとればとる程に相手には若い健康な遺伝子を好む傾向がある気がする。戦国時代などまつやよどなど皆んなかなりわかかったみたいである。これも自分の遺伝子を残す本能なのかもしれない。自分の遺伝子を調べるのが今流行っているみたいである。どこまで本当かわからないが国籍性格や仕草性質までわかり遺伝すると言われている。私は遺伝子より環境だと思うが。より良い遺伝子よりよりよい環境だと。何故なら私の環境が劣悪であるから。私はいらない子として虐待された。母親の兄への溺愛。その次に流産した姉がいるらしい。そしてかなり兄と歳が離れた時に女の子がどうしても欲しいと言う事と兄が一人だと寂しいだろうとオモチャ がわりに授かったが母の期待には添えずに男の私が産まれてしまった。故に育児放棄し虐待に変わったみたいである。家庭と言う単位を変えて国で全員を育てるのはどうだろうか?人口は国力としてどんどん人工授精をして一定の教育を集めて育て植え付ける。やっている事は今と変わらない気がする。それなら平等になるような気がする。親が子育てするのも時代遅れの気がする。親には親の人生があるのだし子供にも子供の人生がある。義務教育と言うなら国はそこまでやるべきではないだろうか?。そんな事を妄想するくらいに環境が大切だと私は感じて生きていた。兄弟でも環境は違うのである。幼馴染に双子の子がいる。同じ遺伝子で産まれたはずなのに能力も性格も全く違う。他人なので家庭環境はわからないがそういうケースもある。家柄や地位や権力、金を持っている人が今世の中を仕切っていて異性にももてるし結婚したいとお互いに思われている。こうなると遺伝子は全く関係無くなる。錬金術がうまい人が生き残っていく。原始的本能ではない。強い遺伝子が残る訳ではなくなる。日本のメディアが発信しているには老人は元気だが若者は弱く繁殖能力や欲もなく明らかに弱くなっているようである。しかし世界的には人口は増えているとメディアはいっている。日本においてだが単純に周りを観察していると明らかに年寄りが多い。生命力が明らかに違うのがわかる。

 制度を変えてみたらどうだろうか?錬金術が得意な人は沢山の人達と生活をする権利を与えてそれとは別にセックスをする相手は自由にするとか?。税金や法律さえきちんと決めれば色々な考え方でうまくいくのではないだろうか?。昔の大奥のような仕組みの現代版である。結婚、出産、金、生活、セックスなどなどは別々に考えないといけないような気がする。同級生に子役からやっている美しい女の子がいる。後輩から同級生、先輩、先生、近所の不良、皆んなとセックスをしている。女優さんなのだがドラマで一緒になる役者さん達ともやりまくるそうである。皆んながその子としたいのだ、いいこだから断れないみたいである。誰にでもさせてあげる優しい子である。凄い時は玄関に行列ができていて口で次々抜いてあげている。皆んなしたいしそのこもさせたい。誰も悪い事はしていない。そんな子もいる。法律では大人と未成年がセックスをみとめていない。何故だろう。より若い遺伝子としたいのは本能なのだから仕方がない。法律がおかしいのである。おかしな法律だらけである。一掃したいものである。大体は自己責任で済む問題である。同級生にすごく色気のある子がいる。すごくモテるし肉食なハンターなので沢山のセックスをしている。自分がしたい人とだけするのである。そんな子をみていて性欲はなくとも興味はわくし勃起もする。しかし好きな訳では無い。同じクラスの女友達にお嬢様で上品でセックスなどと全く縁がない子がいて凄く好みの女の子がいる。相手も私に好意を持っているのはわかる。何時も一緒にいてとても仲が良い。一緒にいると楽しいがセックスをしたいとは思わないし勃起もしない。一般論でいえばこの子と付き合ってセックスするのが良いのかもしれない。しかしセックスは色気のある肉食の女の子としたいと思う。色気のある女の子や大人の異性に射精したい。数多い人数に。恋人とセックスは別物だと思う。それを浮気だの不倫だの援交だの不純だの言う人が正論だと言うが本能からすれば正論は人それぞれだし自然の摂理的には正しいのではないだろうか?。よく周りの異性からセックスしようと言われる。性欲がないので断るが健康な人ならどんどんするだろうし本能だと思う。断ると意気地なしとか言われる。私は仲の良い異性の友達と常に一緒にいて楽しければよい。独占しようとかも考えないし嫉妬なども無い。異性をシェアし合うのが今的かな?とか思う。コンドームがある時点でもう生殖の為のセックスは古い。コミニケーションやスポーツ感覚で誰とでも対戦したり仲良くなる為のコミニケーションにまず初めに会話するよりセックスした方がその人同士仲良くなれるし分かり合えるのではないだろうか?。それから仲良くなり時間をかけてより親密な人間関係をつくるのはどうか?。今はSNSで知り合うのが早いし出会いも沢山あるし広く全国に知り合うを求める事ができる。出会いの場面は多い時代である。とりあえずあってみてセックスしてから仲良くなり友達や人脈になる。もっと進むとバーチャルで出会い性別も年齢もわからない人達と仲良くなるセックスもしないしそれで人間関係がなりたつのである。もうそうなると結婚などする意味は無い。なにもかも科学に法律がついていけていない。見直す時期は何十年も前であった。しかし時代はシニアがコントロールしている。戦後GHQが作った法律で。まだその世代が生きている時代は何も変えないだろう。私のゆういつの特技は喧嘩である。誰にも負けた事は無い。しかし今社会で喧嘩をすれば直ぐに捕まる。もう腕力などなんの意味も無いのである。原始時代てあれば私は英雄であり少なくとも明治維新前までなら英雄になれたかもしれない。腕力の弱いものが社会を作り出した。法律をつくりより大きな軍事力で抑えた。そして世の中がねじ曲がる。自然の摂理から。鉄砲や大砲など出てきてから少しずつおかしくなり、戦車や飛行機が出てきて腕力を否定した。より弱い遺伝子でも生き残れるように。ひずみというやつである。同級生に一人の女の子と二人の男の子の仲良しがいる。特に付き合うという古い考え方はないが何時も一緒にいる。セックスは三人でするみたいである。友達の発展でコミニケーションとしてしているのかもしれない。だが付き合うという概念はないので他でもセックスはする。最近新しいのは母親や姉や妹とセックスする人達もかなりいるみたいである。子供はつくる作業としてでなく仲が良すぎてコミニケーションとしてしているみたいである。身体障害者の性欲の処理みたいなものなのかもしれない。愛情がより強いのかもしれない。人間生きるのに精一杯だと性欲が無くなるとシニアの方が言っていた。今は飽食の時代などと言われているが案外皆んな生きるのに必死なのかもしれない。八十で自分で毎日射精しているシニアがテレビで出ていた。かと思えば三十代四十代でも経験がゼロの人達も増えてきた。若者は自分が生きるのに必死なのかもしれない。少なくとも私は今まで虐待をうけてきて生きているのが奇跡的である。毎日物心ついた時には食べ物を探していた。今も変わらない。だからかもしれない性欲がないのは。今でもよくうなされる。私は高熱をだし動けない時に親と兄は旅行に出かけて一週間位意識が無かった事がある。今ではよく聞く話だが幼児を置き去りにして子供が餓死するパターンである。親殺し子殺しが普通になった今珍しくはないのかもしれないが。学校が崩壊なんて古いし学校は商売である。今は家庭崩壊が普通である。金持ちと貧乏に分けられてどちらの秩序も家庭にはない気がする。法律も細かくがんじがらめになり表に出なくなりより陰湿に日本人は変わらなければ生き残れない。法律通りに生きていくと私達弱者は死んでしまう。昔の様に誰かが助けてくれる時代では無い。中学生になり余計にそれを感じた。私の家は六畳二間の社宅?で共同トイレ共同風呂でかなり狭かった。兄が勉強しているのでテレビは禁止私は音を出すだけで殴られ蹴られる。うちは文庫本が沢山ありそれを一日一冊読み小論文を出すのを義務化されていた。正座をして読み書く。動いてもいけない。そんな幼児期から小学校生活をおくっていて歳の離れた兄は文武両道と塾以外にも武道全般をならわされていて。兄が勉強に飽きると私を相手にして組手として習った事を私で試していた。兄もストレスが溜まっていたのだと思う。私は家で本を読んで小論文をかくか兄のサンドバックになるのが日課であった。私は拒食でがりがりで兄は百キロ近くあり筋肉隆々であった。私はタフになっていた。

 中学生になると中間期末テストがあり自然に文章読解力がついた私は成績は常に満点であった。体育も自然に武道が染みつき運動神経はよくなりなんでもこなせた。地域一のマンモス中学で地域一偏差値の高い中学で成績はオール五で偏差値は七十を軽くこえていた。皆んなはお金持ちで何でも持っていたし常にゲームをしたりしていたが私は何も持っていないので暇つぶしに小説を読むか教科書を読んで時間をつぶす。その結果であった。ただし目立つと出る杭は打たれるのでテストの結果や通知表は誰にも見せなかった。当然親や兄にもである。何を理由に虐待されるかわからないからである。兄が道場でやらされた事を私にも幼児期から無理矢理させた腹筋千回腕立て千回背筋千回スクワット千回何時間かかろうが毎日やらされた。できなければ動かなくなるまで殴られた。私は親や兄に絶対服従を洗脳されていた。私には意思は許されていなかった。親や兄のおもちゃである。それが普通だと思っていたし考える余裕も無かった。毎日頭痛がしたし血尿が出た。法律は弱者の敵である。偶然の産物ではあるが私はテストは満点で健康である。支配階級側にまわらないと。しかし支配階級は世襲制である。支配階級に勝てる力が欲しい。それにはサラリーマンでは駄目である。自立しないと。しかしテストは満点だが自分で何か生み出す才能は無かった。錬金術の才能も。スカーフェイスという映画が好きだった。成り上がる。しかし結局は消されてしまった。馬鹿な私には考える力が無かった。洗脳された木偶である。健全な肉体に健全な魂がやどればいいなという言葉がある。いいなと言う事は違うと言う事なのか?。少なくても私は見た目は五体満足である。これだけでも奇跡的に幸せな気がする。これ以上望むのは無しの気がする。死ぬ覚悟があると言う人達が沢山いる。が寝たきりになる覚悟のある人は聞かない。私は寝たきりだけにはなりたくない。今虐待を受け続けているが寝たきりでは無い。それだけでかなりの幸福なような気がする。かなり肉体的に痛いを経験した。すると調子が悪くても最悪に痛いを百とすれば一位かなと思う様に慣れてくる。かなり幸せも感じる。食欲も無いので水が甘くとても美味しく感じる。食べ物は食べなくても全く大丈夫だが一日水を飲まないのは耐えられない。水がのめるだけで幸せに感じる。もし寝たきりで身体が動かなければ目の前に水があっても飲む事はできない。手足が動き内臓が水をこばまばないだけでかなり幸せである。死ねるというのは幸せだと思う。監禁拘束拷問を何十年とされるのを考えただけでも震える。八十近い人達が元気である。昭和の戦後時代の人達?団塊の世代?見た目も若いし精神はもっと若い。金にも余裕があるのか悠々自適で多趣味でお洒落で粋である。いい車に乗りいい女を抱きいい酒を飲み家庭もあり子供は巣立ち自由に第二の人生を送っている。周りのその年代は未だに第一線にいて国にも優遇されちょい悪オヤジなどといいながら自分の事をおじさんなどと言う。少し前なら三十過ぎたらおじさんであったがおじいさんと言う呼び方は古いみたいである。人生百年時代とかいい八十より上の世代がまだまだ元気だからかもしれない。こないだも知り合いの八十近い老人が単車でツーリングチームをつくり流しているのをみて楽しそうに過ごしているなと思った。その下の子供世代は五十代から六十代まだまだ親にパラサイトしていて子供である。その人達はまだまだセックスが大好きでお金は親から出してもらいのむうつかうしながら優雅にすごしているが心は子供、なんの苦労もせずに過ごした世代。

 しかし上がまだまだつかえていてまだまだ若手の意識がある。苦労もせずに過ごしている五十位の子供が二十代三十代である。常識などないのが当たり前である。その人達が子供を授かればどう育てたら良いのかわからないのが当たり前であり自己中心的であり自分が第一であり子育てなどできる精神など無い。その子供達が壊れていくのは理屈でわかる。秩序の無い世界である。拝金主義の西洋的思想で幼児期から育つ。周りに理想的な大人がいないのである。

 今の世の中に大人はいるのだろうか?。違和感を感じる。偉人と呼ばれる人達は二十五までには結果を出しているらしい。逆に言えば二十五までに結果が出ない人頂点に登り詰めない人達は無理だと言う事である。私は格闘技を身につけている。小学校一年の時には中学生と喧嘩して勝ち続けた。色々なスポーツをみていて特に身体が絶好調なのは中学生時代である。ホルモンの関係もあるのかもしれない。ここで結果を出せないと才能は無いといえる気がする。努力気合根性など何の役にもたたない。才能と運とタイミングである。その才能を見つけるのは親であり潰すのも親である。特に弊害になるのは学校の素人先生である。先生の一言で本人の才能は潰れる。私は絵を描くのが好きだった成績は五であった。しかし転校生に大人の様な絵を描く人がいて大絶賛され、比較されて先生は一言、お前の絵より転校生の絵が上手いといわれてから絵を描くのを止めた。個人の素人の美術のおじさんの意見で私の才能は潰された。幼児期から小論文を書いていた私に才能はあった。しかしそれをみつけてくれる人は居なかった。縁や運やタイミング。

 それで世に出るでないは決まる。天才でも運とタイミングが悪ければ世には出ない。先生や親の責任は大きい。弁護士や検事や裁判官は資格は持っているが考え方や能力は違う。ただの個人の意見に過ぎない。世の中曖昧な事でできている。違和感を感じる。頭痛がする時頭痛薬をのむと止まるらしいしかし繰り返し飲んでいると余計に頭痛がするようになるらしい何故なら脳が痛みに弱くなり少しの刺激で頭痛がする様になるらしい。そして更に強い頭痛薬をのむと更に弱くなり中毒になり手放せなくなり常に頭痛がする様になるらしい。何の為に頭痛薬をのんだのか?。より酷い頭痛を呼び起こす為に飲んだ事になる。私の周りにもいる。私はたまに高熱が出る。普通なら解熱剤とかを使い熱を下げるのだろう。しかし身体は何か理由があり高熱を出しているとすれば解熱剤は良くないと思う。より高熱になる様に厚着をして布団に包まり意識が飛ぶほど汗をかくすると不思議に熱は下がる。身体の反応は自然な事で自然治癒させるのが正しいと思う。これは全ての事に当てはまる気がする。自然に科学は逆効果であるし生き方も自然に任せて生きないといけない気がする。偶然ではなく全ては必然でできていると。何故?どうして?など考えるのは無駄な気がする。考えずに受け入れてしまう事が大切な気がする。死ぬ時に死ななければあとあと辛い事になる気がする。親と兄を殺して部屋にかくしてホッとする夢をよくみる。首を締めている時凄く愉快な気持ちになりバラバラにしている時更に愉快になる。そして部屋を綺麗にして天井を眺めてホッとしている夢である。起きてからゾッとする。寝汗がすごい。現実か?夢?とわからなくなる。私は正常なのか?。自分で自分をコントロールできなくなったのではないか?。おかしくなったのでは?。私は喧嘩する時もかなり手加減している。ダメージの無い場所を選び軽くこずく程度にしている。兄との組手でも私は手を出す事は無い受けるだけである。肉親を殴ると言う事はいけないと洗脳されている。親、兄からいくら虐待されても受けきってきた。それを外で他人に少しずつ吐き出す事でなんとかバランスをとっていた。小学校一年には中学生と。今は大人を相手にしてストレスを解消している。殺意などないはずだった。自分の中に殺意があるのか?。ゾッとした。喧嘩を超えた殺し合いなら道具を使えば良い。身近にある包丁などで動脈を切れば殺せる。バットで頭をフルスイングすれば死ぬ。人は簡単に死ぬ。

 両親や兄など寝込みを襲えば簡単に殺せる。可能なのである。リミッターがはずれたら殺してしまう。そう考えただけでおかしくなりそうになる。私は正気なのか?自信がない。自分で考える事は禁止されてきたからである。親、兄の奴隷、傀儡、おもちゃ、ストレスの吐口として生きてきた。思考を停止しなければと考える事を必死に止めた。親殺し子殺しをよく世間で話題になる。戦国時代の様に生き残る為に普通の出来事みたいである。自然の摂理として自分の遺伝子を残す為には実然なのかもしれない。しかし現在のルールでは許されていない。しかし最近よく耳にする。などなどの雑音を念頭から消す。街で大人と仲良くなり小さい時言われた言葉を大切に守っている。他人と自分を比べてはいけない。親、兄と私。私と周りの人達、耳にする事、本で読む人。未だに意味はわからないがそう思うと心が落ち着く。おまじないである。隣の学校で一番美人だと言われている女の子がレイプ輪姦された。何十人かに拉致監禁されて。噂はかなり広域にひろがる。どうやらうちの学校の先輩方が犯人らしい。綺麗だというだけで拉致監禁輪姦である。暫くして隣の地元の愚連隊組織にその子は入ったらしい。組織の力のある人と付き合う事で自分を守るしかなかったみたいである。その後直ぐに事故死したと噂がとんだ。きっかけはうちの先輩が輪姦した事で死んだ。こんな話はよく聞くが皆んなレイプされた話は外にもらさない。同級生の綺麗な人や可愛い人達もかなりレイプされているみたいだが本人が言わないので広がらない。警察に言ったところで余計に噂は広がり生活出来なくなるからである。私は女友達しかいない。男から嫌われている。理由はわからない。私が女の子を好きな訳ではないがよくしてくれるから一緒にいるだけだが。私はボディーガードがわりにされているのかもしれない。頭は悪いのでよく他人に利用されたり騙されたりする。小学生の頃近所のデパートで知らない小学生が万引きして私に命令されたと言われて罪をなすりつけられた事がある。中学になり私のクラスで机や椅子で出入り口を封鎖して授業をボイコットとした男の子達がいた。クラスの全員を巻き込んで。そして飽きたその子達は私の命令でボイコットしたと教師にいい罪を私のせいされた事もある。多々その様に冤罪の犯人にされたが無罪を立証する術は無い。運が悪いと思うしかないのだと思い諦める。喧嘩の弱い人達は群れずる賢い。今は喧嘩が強い事は何の意味もない所か弱い群れに標的にされはめられる。象に無数の蟻が勝つような仕組みになっている。象は生きていけない時代なのである。私の周りの異性は凄く賢いのだろう。うまく私を盾にしながら凌いでいるのかもしれない。一定の距離を保ちながら。すりこみ。なりたい事やりたい事がある人などいない気がする。親からのすりこみ先生からのすりこみメディアからのすりこみ社会からのすりこみ。現在侍になりたい新撰組に入りたいなどと言う人はいない。存在もしない。サラリーマンになりたい。土方になりたい。などと思う人はいるのか?。なぜ?どうして?。理由を最後まで突き詰めれば誰かにすりこまれている。無人島で一人で暮らしたいなどもきかない目標である。社会と自由とは真逆にある気がする。皆んなが自由になると社会は成り立たない。今現在どこで誰と何をしているのか?毎日どんな行動をしているのか?全てコントロールされている気がする。何十年か前にIT企業が弾頭してこ金持ちが少し現れた。法律から改正されてホームページをつくるような普通の個人がいきなり起業して上場してこ金持ちになる。社会が無理矢理に作り出した金持ちである。何の為なのかはわからない。数年前いきなりユーチューブ成金が弾頭した。小学生でも稼げる仕組みである。物を作り店頭で販売する昔の仕組みは消えた。スマホがあれば幾らでも稼げる。誰かが何の為にそう社会を変えたのかは私は馬鹿なのでわからない。馬鹿な私でもわかるのはもう学校にいく必要は無いのはわかる。身体が丈夫で無くてもスマホで家から出ないで稼ぎ生活できる。誰が得をしているかはわからない。私には錬金術の才能はないから。高度成長期に広がった道や街が崩壊しているとメディアは流す。東京の街は更に開発されて住みにくくなる。タワーマンションが私の街にも竹の子のようにたち商店街や駅前はビルだらけである。非常に住みにくくなる。誰がこのような絵をかいているのだろう。馬鹿な私にはわからないが息苦しい。もうインプットする時代は何十年も前に終わった。アウトプットできる人が生き残れる。より弱い人達が強い人達を支配できる。自然の摂理からすると逆転した。地位名誉権力を得る為に宦官になる人達がいたらしい。その頃から何かがおかしくなったのかもしれない。私は親、兄の宦官なのかもしれない。だから性欲がないのかもしれない。小さい頃からよくめまいが酷く倒れた。親と一緒だと母はヒステリックにみっともないといい殴られた。頭痛は頭が割れそうになる程定期的に痛くなり家では痛いと言えないので学校の保健室で我慢した。中学生になると更に背中から腰に激痛がはしりのたうちまわるほどの痛みが走ったが誰にも言わず我慢した。医者は大嫌いだったしとにかく親には知られないようにしていた。原因はわからない。骨折らしきものもよくした。鉄棒から落ちたり高い所から飛び降りたりしたあと激痛がはしり手首や足首が何倍にも腫れた。だが我慢した。全て自然治癒で治した。百の痛みがたまにあると普段は不安にかられていたがバラセンにつっこみ巻き付いたばらせんで皮膚が裂かれた位では痛いと感じなくなった。慣れとは凄いものである。何故か深い傷を負っても傷口をホッチキスでとめたりガムテープで貼っておくとちがすぐに止まった。私の身体はどんどんとタフになったみたいである。毎日の強制トレーニングと栄養失調で身体はぎゃくに細く細くなり鋼の様になっていった。ダイヤモンドの様に。人間万事塞翁が馬とはよくきいた。身体も心もタフになっていった。生きる為に身体が変化していく。進化か退化かわからないが。うちの学校は出入りが激しい半分くらいは一部上場の企業の子供で転勤で海外や国内から転校したり来たりする。だから転校生は珍しくは無い。その日も転校生が私のクラスに入ってきた。入ってきた瞬間にクラス全員がどよめきしずまる。見た事もない美しい異性であった。顔は握り拳位小さく髪は長く輝き物凄く細く手足が長いしかし胸は大きく十二等身位でウエストは内臓が入ってない位細く軽く両手で掴めそうな細さである。色は透き通るような感じで色がついてないどころか透明感が凄く同じ人間には感じられない。その噂はあっと言う間に全校生に伝わり休み時間は廊下が満員電車のようにいっぱいになり皆んなそのこを遠巻きに見に来た。しかし話しかけられる雰囲気がなく圧倒的なオーラをはなつのか誰もそばに寄れない。光をはなつかのような感じで真面に見る事も難しい雰囲気である。うちの学校には芸能人も外人、ハーフも多少はいて綺麗な人は多い。しかし何かが違うのか同性も話しかけられない。皆んな見惚れてはいるが直視はできない。街で外人でスーパーモデルみたいな人をたまにみかけるがその感じではなくてまるで古事記に出てくる女神のようである。私は小さな時から異性と過ごしてきて初めての感覚であった。何週間か満員電車のように見物に来たが誰も話しかけられない近づけない威厳があり本人も周りと話さずに編み物をしていた。それも不思議な雰囲気で母性を感じさせた。格が違う感じがして誰も近づけないし本人も話しかけない。編み物などする人を皆んな見た事がないのだろう。当然私も見た事が無い。原始的で神秘的であった。ある日私は階段を上がっていくと踊り場で立つその子を見た。逆光がまるで後光の様に見えて眩しかった。するとふわっと風が吹きスカートが舞う。透けていたスカートの中のパンツと透き通るような足が全て見えた。私は階段下で身動きがとれずに半階上に立つその子に見惚れてしまった。時間が止まる。そして気付くとその子はいなくなっていた。私は階段下で上を見上げながら意識が飛んでいたらしい。異性の身体は小さい頃から見飽きる程見てきた。少し前まで異性のことお風呂にも入っていた。興味どころかかんしんもなく自然に接していた。自分と同じ足にパンツである。見惚れていた自分に気づきはっとする。ようやく時間が動き出す。その子はいない。見上げたままの私はまだ思考できずに何がおきたのか整理できないでいた。突然胸がギュッと痛くなった大体の痛みは受けてきたが初めての痛みである。何やらかなり不思議な痛みで耐える事ができない。心筋梗塞?しかし身体の痛みとは違う感じである。胸をどんどんと自分で叩いてみる。しかし痛みはとれずに更に深くギュッと痛くなった。胸を押さえながら首を傾げる。なんだ?この感じはと考えながら自分の教室に戻るとその子も戻っていた。目に映る瞬間動悸がした。すごい速さで心臓がなり耳にその音が反響してドクンドクンと耳鳴りの様に心臓の音らしきものがして更に胸がギュッと痛くなる。声が出ないし思考が停止する。身体も動かない。出入り口で立ち止まり動けなくなる。すると異性の仲間が肩を叩きどうしたの?といった様な気がする。はっとして身体が動く。あまりにびっくりしている私をみて仲間がひいている。万引きがみつかって捕まった人のようである。私は動揺しながら仲間になんでもないと告げて自分の席につく。更に胸は痛く動悸も酷くなる。考えないよに洗脳されて生きてきたので自分の変化に動揺した。目で転校生を無意識を追っている。凝視している。そしてさっきみたパンツと足が頭をよぎる。あまりにも白い足を思い出して動悸は更に早くなり思考は停止した。そこからあまり記憶がない。頭の中にその残像がしっかりとのこり離れない。何故かわからないので考えるのをやめた。でも目で転校生を無意識に凝視していた。いつの間にか授業がはじまるが私の頭の中はさっきの残像でいっぱいで思考が停止していた。気付くと授業は終わっていて皆んな帰っていた。異性の仲間に何か話しかけられたような気がするが記憶が飛んでいた。一人で教室にいる自分にやっと気づき我にかえる。時飛ばしである。我にかえると相変わらず胸がしくしくと痛い。繰り返しギュッと痛くなる。なにやらだるい。火照る。風邪かな、インフルエンザか?と思い家路に。しかし頭の中は残像がぐるぐると回った。家につくなり転校生に会いたくなった。何故かはわからない。兎に角顔がみたい。声を聞いた事もないが話をしてみたい。どんな些細な事でもしりたい。今なにしてるのか?。ぐるぐると頭の中でまわる感情に動揺した。これではストーカーである。頭がおかしくなったのか?。と不安になるが自分で自分をコントロールできなくなる。家で何時ものように本を読むが集中できない。いつの間にか転校生の事を考えてしまう。一行読むが意味が解らずまた繰り返し一行読むを何度も繰り返す。兄ができたか?と全く小論文を書いてない事に激昂する。正座をしている私の髪を掴み膝蹴りを、倒れた私の横腹に爪先蹴りを繰り返す。意識が飛びそうになりながらも転校生が頭に浮かぶ。痛みより何かわからないものが勝っているみたいだが私にはその何かがわからなかった。脳になにやら一筋の光が差す感じである。意思を持たない木偶になにか心が宿るかんじである。その夜突然不安になる。先輩方はレイプ集団である。他所の地域にもレイプ集団は沢山いる。同級生もかなりレイプされたらしい。転校生は一人で行動している。いつでもどこでも狙われたらレイプされる。拉致監禁輪姦コースである。何故かとても心配になる。何故か胸がギュッといたくなる。私は親、兄が死んでもなんの動揺もしないだろう。むしろ私が殺してしまう衝動に不安を感じている。他人がどうなろうと動揺しないだろう。自分の命すら興味がない。早く終わらないかなと思う。わんこ以外には感情が動かない。その私が他人の心配で寝られない。新しい感情に戸惑う。私は喧嘩しか才能がない。それは格闘技や武道では生きない。体力気力根性努力が無い私には喧嘩しかない。相手の攻撃は全てよけれる。道具相手なら一撃でアウトである。複数対私で想定している。先手必勝である。軽い私のパンチは急所に打たねばきかない。タフな私なら素手ならもしも何発くらおうが大丈夫である。百キロ近い兄の虐待に毎日耐えられている。転校生を護りたい。

 そう思うといてもたってもいられなかった。何がいつおこってもおかしくない。直ぐに護衛につきたかった。しかし会話?声すら聞いた事がない。どうしたらよいのか?。ついて歩けばストーカーである。二十四時間つけるわけではない。転校生がレイプされたらと考えるだけでぞっとした。胸が痛くて丸くなりカブトムシのサナギのように膝を胸に抱えながら考えた。今まで考える事を洗脳により排除されていたのでゼロか百である。百考えると頭の芯が痛くなった。学校でも一人ならトイレや人気のない所に連れ込まれれば終わりだし通学途中などどこでも危険である。車なとがあれば人気があってもあっという間に拉致監禁輪姦である。同級生など帰宅途中知らないおじさんにいきなり公園に引き摺り込まれレイプされたといっていた。やはり暴力では男に分があるのかもしれない。そして女は口外しない人が多い。警察に捕まりそいつがさばかれてもそれ以上に女にはダメージがあるらしい。精神的には殺されるほど。知り合いのレイプされた異性は犯人を殺したいと言っていた。レイプは死刑に値する。どうしたらよいか考えているうちによがあけた。先輩方だけでも潰してしまうか?。いや、皆んな転校生を狙っている気がする。同じ学校の女優などは学校とわず訪ねてきてセックスをしている。便所とか呼ばれていて学校では休み時間に抜く為に行列ができている。拒めば拐われて拉致監禁拷問輪姦である。へたすれば殺されてしまう。毎日地獄である。学校へ向かうが足取りが重い。会いたいが会いたくない。緊張が凄い。同じ空間で過ごす自信が無い。緊張しすぎて首が痛くなる。身体が硬直する。何故かわからないが。心が嫌がっている。初めてのストレスに胃が痛くなる。あの胸がギュッとしたのは胃が痛かったのだろうか?。とぼとぼと歩いていると異性の仲間に囲まれた。元気ないね、体調悪いの?。見た目にもあらわれているみたいである。しかし一時を争うのである。私の心配は緊張を上回った。教室に私にはない勇気と気概をもち入ると転校生は既にいた。転校生に近寄る。目立たぬように耳打ちする。今時間ある?。と。転校生は頷く。心臓が張り裂けそうになる笑顔で。初めて話しかけたのが多分私である。それ程神々しい。人気の無い階段の踊り場まで誘導する。転校生はやはり無防備についてくる。ここでも危ないのである。余計に心配になる。踊り場で対面した時から頭は真っ白である。しかし必死にレイプ集団の先輩方の話や女優の話や同級生のレイプされた話、兎に角一人で歩く事は危険だと説明した気がする。足ががくがくするほど緊張しながら。すると転校生は少し間をあけてありがとうございますと言う。でも友達がいないのでと。私はこんな風に知らない人についてきては学校内でも危ないという。また少し間があき気をつけますと言う。そして転校生を先に教室に帰らせた。私は大きなお世話をやいている?気がして混乱する。何故なら私には何もできないから。襲われたら防ぐ事はできない。自己嫌悪した。教室にとぼとぼと戻り自分の力の無さを痛感しながらぼっと過ごす。私の命より大切なわんこを誰かに殺されたら許せるだろうか?。そんな事を考えながら。全ての授業が終わる。ぼっとしていると転校生が話しかけてきた。誰もかえる人がいないので一緒に帰ってくれませんかと。送りますと私は言った。異性仲間に送ってもらいたかったが怖がらせてしまった責任が私にはある。暴力だけには自信がある。最悪私が犠牲になればよい。一緒に歩くとパニックがおきる可能性がある。転校生に説明する。少し距離をとり着いていくのでと。転校生ははいと答える。少し後ろを着いて歩く。

 転校生が動くと周りの人間が遠巻きについてくる。しかし一定の距離をとり眺めている。ぞろぞろと学校を出る。私は目立たぬように心がけて着いていく。何か均衡がくずれたらもみくちゃになる雰囲気である。頭のおかしい人がいれば簡単に刺されてもおかしくない。それが防げる距離感でついていく。暫く歩くとひと気が無くなる。住宅街はひと気が無い。こんな道を一人で帰っていたのかと。拉致監禁輪姦簡単にできる。外国人が五、六人乗るワゴン車とすれ違う。明らかに空き巣である。都会の住宅街は静かだが危険である。街の中の方が安全である。ひと気がなくなり転校生が立ち止まる。私は何かあったのかと緊張する。駆け寄り何かあった?と聞くと話がしたいと言う。この子は緊張感が全く無い。私がレイプしようとすれば簡単である。他人を疑わない。歩きながら話を聞く。何故心配してくれるのかと聞かれる。私は私がわからない質問に戸惑う。確かに大きなお世話である。何故だろう?と私もかんがえてしまった。転校生がどうなろうと私には確かに関係ない。駆け引きなどできないし考えることを禁止されている私は何も考えずに転校生に対する気持ちを全て話した。包み隠す術もない木偶である。転校生は黙って聞いていた。話終わり沈黙しながら暫く歩く。気を悪くしたのか気持ち悪いと思ったのか?。嫌われても良い。ありがとうございます。と突然言われた。どういう意味かわからない。とりあえず私が喧嘩でやられて嫌な事を話す。催涙スプレーである。多人数相手でもかなり効果がある。私はお金を持っていないので渡す事ができない。転校生にそのむね説明して自分で買って携帯したらどうかと提案する。転校生ははいとうなずく。防犯ブザーなど役にたたない。世の中の人は他人の事にまきこまれたくない。警察に通報して巻き込まれるのは最悪である。その事も説明した。街で血だらけの人が倒れていても皆んな無視する。自分の身は自分で守らないといけない。飲み物に薬でも入れられたらアウトである。突然転校生がスーパーに寄ってもいいか?と聞かれる。どうぞと答える。転校生からはなし始める共働きで家事を全てしていて夕飯をつくる材料を買いたいのだと言う。妹がいて先に食べさせないとと。中学生で家事全般している?。耳を疑う。聞いた事がない。家事は男がする傾向にある中、古風?またもびっくりである。近くのスーパーに行き私がカートを押しながら着いていく。てきぱきと値段と品質をみながらカゴに入れていく。うちの母より家事ができる。私は母の料理を食べた事が無い。作れるのかさえ知らない。さくさくと周りまるで熟年夫婦のような錯覚をする。楽しそうに買い物をする姿は和やかである。買い物が終わりかなり重い物を自分で持とうとする。私が持ちますと言うと何時もの事ですからと。いやいや持たせてくださいと頼む。荷物は男が持つのが普通の通例の中世の中に流されていないのが感じられた。この人はハラスメントとかいわないんだろうなと。私は両手に食い込む食材を持ち並んで歩く。片方だけでも持たせてくださいと。懇願してくる。いや両手の方がバランスとれるからと断る。毎日スーパーに行くの?と聞くとはいと答える。洗濯に掃除もするの?はいと答える。もう自立している。大人である。凄いなと思う。夫婦の様な会話をしながら転校生の家にもう着いてしまう。こんな時間が続いたら私の中の何かも変わるのかもしれない。上がっていってください、飲み物は何がいいですか?と自然に言われた。あまりに自然なので断れずに無言で入っていく。小さな時から異性の仲間の家でご飯やお風呂をご馳走になっていたり異性の先生の家にいりびたりなんとか凌いできた。しかし転校生の家に入るのは躊躇した。今日初めて話した全く知らない人を家にあげるのは危険しかない。疑う事をしらないのか?天真爛漫はよいが危機管理能力が低すぎである。私が悪い人なら殺されている。と考えながら家に入る。キッチンに荷物を置いてから転校生に言う。私の事信用しすぎです。今日少し会話しただけなのにと。転校生は笑顔ではい、気をつけますと。食材を冷蔵庫にてきぱきと入れながら飲み物何がいいですか?と。まるで無防備である。水でとキッチンに私は立ちコップ借りれますか?と言うと水道水は良くないのでミネラルウォーターにしませんか?とコップを出して手渡してくれた。私は大丈夫ですと水道水をコップに入れた。私は沢山の人相を見てきた。六感と言うか感が鋭い方だと思う。転校生には何かかげがあるような気がした。表情や話し方は明るい。気が強い感じも受けないし上品でおおらかである。聖母のような全てを受け入れている器の大きさとは逆に寂しさを感じる。孤独をしる人なのかもしれない。私は孤独というか特殊な家庭環境で育ったせいか感情が死んでいる。なにか転校生に共鳴するものを感じる。気のせいかもしれないが他人の顔色をみながら生きてきた私の直感である。ソファーに座ってくださいと誘導される。対面して座る。転校生はポケットからタバコを出して吸い始めた。それがまた絵になりカッコいいのである。女神の様な人が予想にもしないタバコを吸う。同級生も皆んなかなりタバコや薬、酒を嗜む人はいる。特に珍しい事では無い。好奇心の強い年頃である。何でも経験したいし楽しい年頃である。しかし転校生の雰囲気とはあまりにギャップがあり見惚れてしまった。転校生がはっとして私に言う。タバコ苦手ですか?。消しましょうか?と。私も我にかえり間があき、いやいや大丈夫ですと。あまりにかっこよくて見惚れてしまっただけですと。転校生はほっとした顔をして笑顔になる。間があき沈黙が続く。あまりに妖艶な色気に学校とは違う雰囲気である。性欲がない私でも勃起してしまうほどである。こんな色気のある人など見たことがない。メディアの異性は確かに美しい異性だが心はきつく強く逞しくふてぶてしい。いくら着飾ろうとも猛々しく勇ましい男前なのが出ている。こんな妖艶な人間がいるのか?。強い光と影、これはコインの表と裏、女神の様な転校生は生々しかった。AVなどみているとよくわかるがエクササイズかコントである。色気のかけらもない。同級生がよく乱行パーティーをする、異性仲間に連れて行かれて眺めているが好奇心と知識とを照らし合わせているだけでセックスとは言えない感じがする。私は未経験であり性欲がないのでわからないが。花の人工受粉のようなイメージである。手汗が止まらない病気があるらしい医者は病気をつくる名人であり有能な錬金術師である。自律神経だか交感神経だかを切ると手汗が止まるといい切る手術をすると止まるらしい。しかし手汗は止まるが別の場所から更に吹き出すらしい。それは治療なのか?。詐欺ではないのか?。何か理由があり手汗が出ている。止まるはずはないのだ。何故?と言う事は医学では必要ないのだろう。手汗を止める手術で儲けを出せばよいだけである。転校生は一服すると料理を作り始めた。手際良くさくさくと一挙手一投足に見惚れてしまう。会話は無い。私は異性と長く過ごしてきたので聴く能力が高くなっている。異性は一日に何万個も話す生き物らしい。特に意見や助言を求めているわけではない。協調して更に加速して話しやすくするのが役目である。しかし転校生は話さない。しかし自然で楽しそうである。たまに目があう。アルカイックスマイルである。目を伏せたいが離せない。まるで時間が止まった感じである。転校生だけはテキパキと料理を作る。料理を作り終わりまた対面して座る。帰るタイミングを逃してしまう。私の口からとんでもない言葉が出る。付き合わないか?。自分で自分にびっくりする。なにを突然言っているのか。転校生の返事は決まってる。知らない人からいきなり付き合えと言われて付き合う人はいない。頭がおかしい人と思われて終わりである。転校生は沈黙しながら私の目をみている。嘘嘘といえる雰囲気もない。はいと転校生が言う。はい?。暫く意味がわからず頭が混乱する。なにがなんだか自分が何故口走ったのか?何故はいなのか?。突然我にかえり居た堪れなくなり帰るねとソファーから立つ。転校生も私の言動行動がわからないだろう。ぼっとしながら玄関まで行き夢遊病のようにふらふらとドアを開け出て閉める。あまり記憶がない。暫く歩いていると正気に戻る。こしくだけになり座り込む。足に力がはいらない。何かに取り憑かれ今抜けた感じである。何故あんな事を口走ったのか?何故、はいなのか?。欲望執着好奇心、恋人、結婚、性別、常識、全てのルールが変わった。未だに流されている大衆は洗脳によるもので次々に変わる。変わらないのは必ず死ぬと言う事だけは平等に訪れる。何故恋人が欲しい?何故結婚する?何故子供が欲しい?皆んながそうだから?。時代は繰り返すとか言われているがもう出尽くしたからではないか?周りを見回してもオリジナル、本物、天才がいない。全て模写、贋作、コピーである。コピーを繰り返し繰り返ししているだけ。勘違いである。もうすり切れるほどコピーされて滲んでいる。本人だけが気づいていないのか?本当は気づいているのか?。そこにゆういつむにのオリジナルが現れたそれが転校生のような気がする。おちつく為にドラックストアで麦茶を買う。すると小さい子がわんわん泣きながらお母さんと喧嘩していた。物凄い大声で自己主張しアピールしている。お母さんは手に負えなくて放置していた。すると突然子供の泣き声より大声でやかましい静かにさせろと見ず知らずのサラリーマンのおじさんにお母さんが怒鳴られた。私はそのサラリーマンの声にびっくりした。するとお母さんはサラリーマンの方をいちべつして冷静にほらおじさんが怒ってるから黙りなさいとサラリーマンに聞こえる様にわざといいまた放置した。更に大声で泣く子供無敵である。更に大声でサラリーマンの怒号が店内に響くやかましいといってんだろ静かにさせろ。お母さんは無視した。育児でストレス満タンのお母さんと仕事でストレス満タンのサラリーマン癇癪をおこす子供。三人のストレスがぶつかりがっぷりよっつである。その場面を横目に見ながら平和だなぁと和む。そしてレジに行き一番安い麦茶だけをだす。店員さんは無愛想に機械的にレジを通す。そしてポケットの中の十円玉を数えながら受け皿に。店員さんの目が冷たい。思わず頭を下げてしまう私。おつりの何円かを投げ銭で受け取る。慌てて一円玉を握りまた頭を下げて素早くレジを離れる。皆んな不機嫌である。ドラックストアを出て麦茶を一気飲みする。生温かい麦茶が身体に染み渡る。少し落ち着いた。ドラックストア外にある自動販売機のゴミ箱にペットボトルを捨てる。凄く贅沢な買い物をするとスッキリする。お金は無駄に使うほど気持ちいい。落ち着きを取り戻し深く排気ガスを吸う。小学生でも億万長者がごろごろいる時代。道路には外車が半分位走っている。平和だなぁとまた和む。食育とされているものが贅沢にあるみたいである。色々な説を親は信じている。最近わかった説では美味しいと思わないものは栄養にならないと。子供が食べない物を無理やりだべさせても有害であるらしい。欲しい物は身体が欲する物を欲するまで食べた方が良いみたいである。少し話はずれるがある人が胃がんになる。初期段階である。切る。医者は治ったと言う。しかし数年後内臓に散らばる癌が発生、余命半年と言われる。ピンポイントで放射線をかけて消す。医者は治ったと言う。しかし突然立てなくなる。今度は目の裏に癌ができて身体中に転移あっという間に。余命一週間と言われる。しかし抗がん剤を投与もがき苦しみ二年まだ生きているし更に元気になる。よく余命宣告を医者が出す。預言者か超能力者のようである。しかしはずれる。医者は商売である。一番人気なのは地位名誉権力金をもてる。先生などと呼ばれていて上から物申す。学会の資料には沢山の全く違う内容の論文が沢山うのこたけのこのようにある。どれを信じるかは個人の見解である。しかし十人十色正しい治療などない。延命して稼ぐのが仕事である。現在寝たきりで意識が無くても延命はできるらしい。いくらでも稼げるのである。直してしまう科学があっても公表はされないだろう。病気や怪我が商売の種なのだから。だから原因は公表されない。私達の皆んなが共有している知識は表向きで洗脳コントロールされている。その人の話を聞いた時胃がんが本当だったのか?と思った。自然治癒できる程度のモノではなかったのか?。それかその時死んだ方が明るく楽しく苦しまずに人生をまっとうできたのではないだろうか?。死ねる時に死なないと苦しむだけである。溢れ出る世の中情報は信用してはいけない。インプットよりアウトプットである。誰が長生きを良しとしたのか?。にんじんピーマン魚嫌いだと思ったら食べないでよいのである。自然には逆らわない方がよい。知識はAIでよい。それより知恵である。私は本能で人工的なものが美しく見えない。とんでもない美術品、工芸品を見ても聞いても嗅いでもやはり感動するのは自然にである。花が咲き閉じて落ちる。たんぽぽが一生懸命に日本たんぽぽを絶滅させて外来種が駆逐していくアスファルトから必死に壁に張り付き必死に出てきて花を咲かせ種になり舞う。強いものが勝ち弱いものは負け消える。そんな美しさを転校生はもっている気がした。冷静になるとまた顔がみたくなる。声が聴きたい。一緒に居たい。胸がまたギュッと痛くなる。そして後悔する。なんであんな事を言ったのだろう。眺めているだけで精一杯である。パンドラの箱を開けてしまったくらい後悔した。明日からどうすればいいのか。異性と付き合う事はしてきた。私は異性とか同性とかで仲良くするふりをする術を生きているうちに学んだだけで好きだの嫌いだの感情はない。感覚的にはホストみたいな感じである。金銭は発生しないホストである。今までそう他人に接していた。生きる為に。生きる為には感情は必要無い。食べて寝てを繰り返すだけである。その繰り返しの中に転校生が現れて私は感情を持ってしまったのかもしれない。ハーバード大学の研究によると悲しみの感情をもつとタバコを吸いたくなる実験結果が出ているそうである。あの完璧な女神の転校生にどんな悲しみがあるのか?興味がわいた。完璧と言うのは私の主観であるが。好奇心で吸うタイプではない気がする。周りの人達は好奇心で吸っている気がする。酒もセックスと薬も。転校生について全てが知りたい欲が出た。初めての感情である。私は木偶として過ごしてきて魂が宿ったのかもしれない。頭の中から転校生が離れない。家に帰りルーティンをしている時も寝るときも寝られない。そして次の日逢える事に緊張しながらでも顔が見たくて声がききたい。そんな朝を迎えて走って学校に向かう。まだ誰も居ない教室に息を切らして。次々とクラスメートが入ってくる度にドキっとして目で追う。居てもたっても居られず校舎の外の校門を眺めていた。かなり遠くに転校生らしき人が歩いてくるのが見えた。顔が小さくてバランスが違うのでわかった。目が離せない。心臓の音が耳鳴りのように聞こえ早くなる。校門に入り出入り口に入った。緊張はマックスである。挙動不審になる。あれ程言ったのに一人で通学してきた。色々な気持ちが混濁する。教室の入り口をみていると転校生が入ってきた。思わず目を背ける。同じ空間にいるだけで次元が歪む感じである。ぽんと肩を叩かれる。ドキっとして飛び跳ねそうになる。おはよう御座いますと転校生が言う。声が出ない。顔をみつめてしまった。うっとりである。はっとして我にかえり転校生に耳打ちする。一人で通学したら危ないじゃないですかと。転校生の髪から甘い香りがする。すると転校生はすごく近い距離で私に顔を近づけてすみませんととろけるような笑顔で言う。思わず抱きしめたくなる。なんなのだろう。この気持ちはわんこの為なら死ねる感情とも違う。我を忘れて抱きしめてしまった。抑えられないというより無意識に。転校生はふわふわでぐにゃぐにゃで初めて触る感触である。身体に力を入れていないので折れそうな位抱きしめてしまう。はっと我にかえる。転校生の両肩を握り離す。顔は目の前にある。転校生は何も言わずに更に笑顔である。周りがどよめく。そのどよめきで更に我にかえる。周りを見回すと注目の的である。頭が真っ白になり転校生の手首をとり教室から出た。階段の踊り場に。手首を離してごめんなさい。とひたすら謝る。顔を見ることができない。別の異性とはハグしたり一緒のベットで寝たりしている。仲間として。特に意識した事は無かったが今回は違う。感情の高まりでとんでもないことを。頭を下げて謝る私に転校生がなんで謝るんですか?。私達付き合ってますよねと。グニャと思考がする。そういえば昨日もとんでもないことを私は口走った。緊張で思考と身体が固まる。喧嘩の時フル武装した筋肉トレーニングをした集団に囲まれてもここまで固まらない。結婚してくれませんか?。また口走る頭のおかしい私。目をみて真っ直ぐ大声で。コントロール不可能である。転校生も私をみつめている。セックスや付き合うだの結婚だの時代遅れと考えている私が。ゼロから百に壊れる。転校生は凄く嬉しそうにはい、と言う。その返事にまた固まる。まるで幼稚園児の約束である。それを中学生の私達が。しかし私はとんでもなく嬉しくてまた抱きしめてしまう。今度は転校生も抱きしめ返してくれているのを感じた。会話をほぼお互いにしていない。こんな事があるのか?。しかし私は今死んでもいい位幸せであった。何ものでもない私。なんの力もない。ただの馬鹿なガキである。そんな私がこの人を幸せにしたいと思う。なんの根拠もなしに。いてもたってもいられず私は転校生にこれから私の家に来ないか?と言ってしまう。転校生は迷いなく、はい、と答える。思わず手に手をとり握りしめて見つからないように学校を出る。そして小走りに二人で走る。まるで通勤ラッシュを逆に歩いているような逃避行である。人気が無くなるところまで行き立ち止まり顔を見合わせる。転校生は息を切らしながら笑顔である。私は他人の顔色を見ながら生きてきた。転校生の笑顔に嘘は無い。いいの?と聞くとはいと答える。転校生を抱きたい。初めて芽生えた感情である。性欲とは違う。目をみて私はまた口走る。あなたを抱きたい。転校生は頷く。いや頷いたように見えた。話を続けた。私は経験も知識も無い。もし経験があるなら抱き方を教えてください。経験が無いのなら痛いらしいので一ヶ月位かけて痛く無いようにさせてください。転校生は私も経験も知識も無いですと答える。儀式である。手をとりゆっくりと歩く。ぽつりぽつりと私は話す。今まで生きてきてあなたのような人を現実でもメディアでも見た事が無いしこれからも出逢わないだろう。最初で最後だと感じたと。怖かったら言ってください。嫌だったらいってください。あなたの事が大好きです。だから嫌がる事はしたくはありません。転校生は手をぎゅっと握り返し怖くも嫌でもありませんと。私は話を変えて転校生に聞いた。少し哀しげな感じがあるような気がするのは気のせいかな?と。転校生はそうですか?と。特に何もありませんよと。横顔を見たが嘘ではない。菩薩のように輝いている。仏像は何か哀しげな感じがする。何故かはわからない。私の生い立ちからくるものなのかもしれない。鏡の様なものなのかもしれない。私に陰があるのかもしれない。孤独という陰が。

 家が近ずくと心拍数が上がり心臓の音が鼓膜に響く。手汗が出ている気がする。私が緊張すると転校生も緊張するだろう。少し立ち止まり握った手を離す。見えない様に手汗を服で擦りまた手を繋ぎなおして歩く。転校生の顔をみる。アルカイックスマイルである。私は今まで異性からキスしてとかセックスしようとかよく言われた。言われやすいキャラなのか?。その度に断ると意気地なしと言われた。確かに意気地なしなのかもしれない。関わるのがめんどうなのである。元から性欲も好奇心も無い。一生セックスしなくていいと思っていた。勃起は毎日する。健康である。しかし異性を意識してでは無い。しかし転校生と出逢い一緒にいると喜んでもらいたい。別にペニスを入れなくても良い。快感を与えるだけでもさせてもらいたい。その術はしらないが乱行パーティーやAVのような偽善ではなく精神的に喜んでもらいたい。独りよがりな考えだと思う。兎に角より仲良くなる術としてセックスは最高のコミニケーションだと思う。これも勝手な私の考えで転校生が望んでいるとは思わない。私のゴーマンである。色々な事が頭をぐるぐるする。転校生に気を使う余裕が無い。私の家に着いてしまう。共働きで誰もいない。恥ずかしい程貧乏人の家である。六畳二間トイレ風呂共同の社宅である。連れてきてから思う。こんな所で転校生は嫌だろう。とりあえず中に入る。薄暗く家具がごちゃごちゃに置いてあり空間は二畳程しかない。電気をつけて地べたに座ってもらう。私はもう一度確認する。こんな汚い所でいいの?私は意気地なしである。どこかで転校生が断るのを期待している。しかし転校生は横座りしながらはいと笑顔である。なんで?と聞きそうになるが口からでない。全て理由が理解できない。全てをなんでと聞きたいのをおさえる。アセクシャル。私は自分をそう思っていた。しかし人として尊敬する人と初めて出逢ったのかもしれない。別格なのである。家族の奴隷として虐待されてきた。人を信じられなくなった。そこに現れた女神なのだ。オタク文化日本人は二次元に恋する人も多いみたいである。宗教にハマる人もいる。意味がわからない。傷を皆んなもっている。それを何かで埋める。宇宙や自然や色々なもので。私は考えてはいけないと洗脳されてきた。だから悩んだ事はない。イメージでいうといきなり目の前に神が舞い降りた感じである。世界がいきなり変わった。物に形や色がついた感じである。女神と会話して触れる事ができる。御伽噺の世界である。何か飲みますか?というと大丈夫ですと。威風堂々と神々しい。ハイブランドや金塊や紙幣の様な人間が決めた価値などとは違う。自然や宇宙、原子といった存在感である。震えた。足ががくがくした。初めての経験である。諦めて生きてきたので何もかも初めての経験である。私は二畳の畳の空間に横座りしている女神の前に正座した。タバコもらってもいいかな?。はい。と女神がポケットから出す。私は初めてのタバコである。タバコに火をつけて深く吸い込み止めてからゆっくりと吐き出す。女神は正座して手の届く距離でタバコを吸う私を笑顔で眺めている。変な風景である。初めてタバコを吸いました。美味しい物ですねと女神に言う。私も吸っていいですか?と女神が。どうぞと。女神がタバコに火をつけてかっこよく吸う。あまりのギャップに見惚れてしまう。二人の距離は数十センチしかない。何故か落ち着いた。ミラー効果であろうか?。女神の優しさか?。お互いに黙ったまま一服する。 間があくが気にならない。長年連れ添った老夫婦のようである。阿吽の呼吸でなんでもわかりそうである。二人同時にタバコを消す。間があき瞬きもしないで私の目をみている大きな目で。私はよろしくお願いしますと土下座をする。女神も正座になりよろしくお願いしますと土下座をする。儀式である。色気も雰囲気も何も無いが何か凛とした空気になる。頭をお互いに上げて膝と膝をつけて正座する。私は何故か緊張しなかった。女神が緊張してないがが気になる。女神の手をとる。両手を。ふわふわですべすべで長く整った指を眺める。綺麗な美しい手ですね。背は私の方がかなり高いのに女神の指は細く長く私より大きく美しい。女神が言う私手が大きいんですと。わたしと手のひらを合わせると私より長くてしなやかで大きい。一つ一つのパーツが全て美しい。私は武道の実験台にされて拳腕立てやブロックなどを破らされていたので拳は潰れごつごつと節目が太い。気づかぬうちにまじまじと女神のてをとり美しさにうっとりした。こんな美しい手や指初めてみましたと。女神は炊事洗濯掃除してますから荒れてしまって恥ずかしいですという。ガラスのような透明感ですと私が言うとありがとうございますと恥ずかしそうに言う。女神の手首を握る。力を入れたら折れてしまいそうな華奢な細い手首である。私は下を向いてまじまじと観察する。ぎゅっと握ればくしゃっとしそうである。私は両手で女神の膝の上にある手首を揃えて逆手でにぎり膝を付き合わしている。はっと我にかえり女神の顔をみると女神は私を観察している。目があいごめんごめんこんなに細い手首赤ちゃんみたいだと言うと女神は足首も細すぎなんですと言う。見せて見せてと言うと女神は横座りになり私の方に足首を向けた。スカートがはだけて膝上がみえる。膝が小さい。膝下がすらっと長く七割位膝下のような割合である。真っ白で生々しい外人のような長い足を揃えて横座りする。足自体が細いのに足首は更に細い、手首と変わらない。腿が見える。見たこともない白というより白金である。灯器のようである。私に異性も同性もないのでいつもならつるつるといいながら撫でているところがあまりに妖艶なので言葉は出ないし動きが固まる。白人の肌色とは明らかに違う。白金色である。ぴかぴかひかっていて光をはなつほど肌はつるつるである。くらくらしながら手首と変わらないねと誤魔化す。近所の街に水商売の女の子が沢山いてよくみるが厳つい感じである。確かに露出が多い服は着ているし綺麗だが内面は勇ましいのかもしれない。女神の妖艶な色気と華奢な身体をみて襲わない人はいないだろうと思う。なんだか涙が滲んだ。女神が輪姦されたらと想像してしまった。どうしたんですか?と女神がいう。私はあまりにあなたが美しくてと真顔で涙目である。女神はにこっとしながら口がうまいですねと。軽い男だと思われたとあたふたする。生涯あなただけです。と手を握りながら力説する私。滑稽である。また口走る私。だが女神は嬉しいですと手を握り返してくれた。幼稚園児のごっこ遊びのようである。もっと今は小学生でもフランクにかっこよくカーテンに隠れてキスをしながら抱き合う。そういえば知り合いのおじさんは博多の都会の人だが東京の田舎のただの車の流れをみて大渋滞だなと言ったのを思い出した。博多の都会でも沢山車は走っているのに。東京の大渋滞と言ったら一時間に一メートルも動かないほど詰まる。まるで道路全体が駐車場に化ける。女神のてをゆっくりと離して対面しながら抱き寄せる。横座りの女神は私に身体をあずける。このまま時間が止まればいいのにと私はまた口走る。女神の顔は見えない。私は硬派なはずなんだがどうしてか女神に軟派な言葉をそれもかなりずれて時代錯誤の事を言ってしまう。一生一緒に居たいとのどからまた出そうになるのを堪える。いい香りがする。髪の香りか身体の香りか?。落ち着く香りである。親にすら抱かれた事が無い。ハグは仲間とする。全く違う。遺伝子レベルでは匂いで相性がわかるという噂がある。はっと私の匂いは臭くないかな?と。一張羅の制服は汗臭いはずである。いいから早くキスしろよと言われそうな位ぐたぐだしている。 自己肯定感が無い私は自分主導で何もできないのかもしれない。だからぐたぐたしたりいったりして断られるのを待っているのかもしれない。極度に自立させないでべったり恋人の様な親子もかなりいるらしい。お風呂に四十超えた男子とお母さんが入って洗いっこをしたりソープに付き添いできて同じ部屋に入り息子の手を握り頑張って頑張ってと応援されながらソープ嬢に抜いてもらう人もいるらしい。親殺し子殺しは相反するのかもしれない。ハグは自己肯定感をあげてくれるのかもしれない。私は異性と挨拶がわりにハグをする。誰とでもハグをする。私の仲間は異性なので異性皆んなとハグをする。歩くとき肩を組んだり手を繋いだりもする。常に肌と肌を合わせている。私は孤独なのかもしれない。そうしていると落ち着くのである。仲間はそれで誤解してしまっているかもしれないがそこに何の感情も無い。だから添い寝しながら一緒のベットで仲間と眠れる。フロイトが言っている事も当てはまる人はいるしアドラーの言ってる事が当てはまる人もいる。十人十色である。古い考え方である。行動力がある人が求められているみたいである。全て理屈や言葉で割り切ろうとしているが神様でもない限り割り切れない。哲学者や医者と同じ事をいう。ふに落ちない。言葉は万能ではない。哲学と宗教は相反する気がする。哲学は冷たく感じ宗教は温かく感じる。それが各自皆んな違う感覚であるはずである。個人の見解に過ぎない。過去を考える人も未来を考える人もいる。勇気、曖昧な言葉である。占いギャンブルみたいな感じがする。意味なんてない気がする。依存、対人、承認欲求、共同感覚、宇宙。 教育とは勇気くじきをして単一化する事ではないだろうか?。普通という言葉がふに落ちない。屁理屈である。女神の身体はふわふわである。女神は身体に力がはいっていないのでぐにゃぐゃと私に抱かれている。女神の身体を両肩を支えて起こす。顔と顔の距離十センチ位である。女神は何故か目がうるうるしている。でも悲しい目では無い。女神は大きな目をゆっくり閉じる。私は深く息をすい女神の下唇を私の唇で挟む。自分の鼻が邪魔である。顔を斜めにして鼻をずらす。女神の唇をはむはむする。こんなに柔らかい物が存在する事に衝撃がはしる。触れてない様な感じさえ受ける。両肩は私が支えている。少し力を入れて唇を離す。女神の大きな目がばさっと開く、まつ毛が長くてより目が大きく見える。まだ顔の距離数センチである。女神の目から涙がぽろりぽろり。私はびっくりして両肩に力を入れてもう少し顔を離す。どうしたの?大丈夫?と聴くと女神は笑顔で大丈夫と。あたふたしながら私は止めとく?と聞くと女神は首を横にふり目をうるうるさせて私の目の中を覗いている。私は女神に喜んでもらう為ならなんでもする。その女神の目から涙が。動揺して言葉に詰まる。すると女神は大きな目を再びつぶった。私はコミニケーション能力は高いと思う。表情や仕草で大体の事はわかる気がする。私の中の変なスイッチが入る。私のポケットには非常用の飴が入っているお腹が空いて動けなくなる時に使う。こそっと飴をポケットから素早く出して女神の唇に挟む。困ったときは笑いが必要である。距離が縮まる。コミニケーションは触れる事と笑わせる事でかなり距離は縮まるはずだと苦肉の策である。女神が大きな目を開ける。唇に飴が挟まったまま。気分を害する確率が高い。賭けである。飴と私がぼそっと言うと。間があき女神は飴を口の中に入れる。雰囲気を壊した可能性大である。しかし女神はにこっとしてありがとうございますという。俺の非常食、というとまたにこっとしてくれた。異性の裏側は腐るほど見てきた。表裏が全く違うのである。笑顔で他人の目の玉に針をゆっくりさす冷酷さが異性にはあるのを沢山見てきた。この笑顔は本物か?。心のシャッターは何の前触れも無くいきなり下がり一生上がらない。私には理解できない。私はゆっくりと顔を近づけた。失敗ならここで拒否行動が出る。すると女神の長いまつ毛がばさっと閉じた。かろうじてなんとかなったのか?。今度は女神の上唇を私の唇で挟む。はむはむする。ちょっと舐めてみる。甘い。飴の味がする。女神の手の指に私の指を絡ませる。女神は握り返してくれた。怒ってないみたいである。ほっとする私。拳銃で他人を撃つ事は誰にでもできるらしいが刃物を他人に刺す事ができる人は稀で裸の肌に刃物を刺せる人は更に稀であるらしい。痛みを自分自身が感じてしまいできないのではないだろうか?痛そうな場面を見ると痛いと自分の脳が誤作動する。特に私は他人の痛みやダメージ、精神的にももらい易い。肉体的にも精神的にも自分自身の痛みには強いのだが。しかし異性は目の玉に笑顔で針を刺せる精神力がある。子供を産む為に身体も精神も強くできているのかもしれない。女神も見た目は女性である。細心の注意をはらいながら精神を尖らせる。嫌がっていないだろうか?女は皆んな優秀な女優、その裏側を何十年も見てきた。特に母親の家と外での豹変を天使と悪魔の使い分けは人格が分裂しているとしか思えない。家での母親は鬼なんて生優しいものではない。狂っているとしか思えなかった。女神にも裏があるはずである。しかし今はかけらも感じない。その気配を感じるアンテナは私にはある。今までどんなにつくろった人でも感じた。しかし女神からは全く感じない。痘痕も靨、恋は盲目、もし私が恋というものをしているとしたら錯覚しているかもしれない。この儀式を通じて女神の裏側がみれるかもしれない。産まれたときからうんちを食べたい欲求がある人もいるらしい。十人十色。必ず裏側はあるはずである。ボクサーが殴られそうになると反射的に殴ってしまう様な。そんな女神がみたい。全てを知りたい。それでも私はかわらないのであろうか?。私の自覚していない裏側もわかるのかもしれない。異性の仲間に見た目完璧だと皆んな言われている子がいるが黒子がコンプレックスで自殺まで考えているそうである。本人にしかわからないコンプレックスはあるのである。わんこを撫でるとわんこの脳にも人間の脳にもお互いに良いものが分泌されるそうである。私は今女神に触れているがどうなんだろう?私は緊張の極限までアンテナを張っていてその状態ではない。兎に角女神に喜んでもらいたい一心である。ある人から聞いた話で長年癌を患い十年に一つづつ内臓をとってしまう手術をされた人が真夏でもカイロを背中に貼り厚着をして部屋は一年中暖房を全開にしていないと凍える様に寒いという話をきいた事がある。女神の為なら内臓をあげたいと思った。寒さの代償位我慢できる気がする。わんこのように命をかけられるかは今はわからない。いやまてよ、仲良くなりたい全て知りたい抱きたいコミニケーションをとりたい、私だけが思っているのではないか?自我を押しつけているだけではないか?。女神は優しさで合わせてくれているのかも。だから涙を流したのか?本当は嫌がっているのかも。この思考は意気地なしスイッチが入ったのか?他の異性の裸に欲情した事はない。今も女神に欲情はしていない。他の異性の胸や尻や穴に興味はわかない。私は女神の裸に欲情するのだろうか?。自信がない。自分を信じた事が無い。などと一瞬で考えながら女神と唇を合わせている。同級生の恋人がいる男子が女は殴って殴って殴る後にとても優しくするとより愛が深まるという持論をもつ人がいる。私にはかけらもわからない理屈である。色々な性癖や愛情表現があるのだろうし情報は幾らでも調べられる時である。私がどんな人かなんて死ぬ間際でもわからないだろう。ましてや他人などわかるはずがない。医者は発明した言葉に万能の言葉がある。依存症である。アルコール依存買い物依存食欲依存セックス依存、何にでもつけられる言葉である。医者はこれを病気にして薬を売る。何かに必ず依存している。生きている証拠である。私は何に依存しているのか?。自覚は無いが必ずある。恋愛に関してだが都市伝説で脳が誤解、誤作動は三年いないに正常化されるときく。好きな気持ちは三年しかもたないらしい。それほど曖昧なものらしい。私の今の感じているものも錯覚なのかもしれない。セックスをしたら覚めてしまう本能的なものなのだろうか?。種子を沢山の人にばらまくだけの。そして女神は私よりいい個体が見つかればすぐにそちらの遺伝子が欲しくなるのか?。皆んな私達だけは違うと永遠を平気で神に誓う。私は特に飽きやすい。

 なんでも一回でこんなものかと飽きてしまう。底が直ぐにみえてしまう。皆んなが話をしていると表面的な話しかしていないので話に加わらない。何が楽しいのか?。私はトイレットペーパーを買い占めている人達のような共感する感情が欠如している。だからお金にも興味がない。しかし女神には何でも買ってあげたい。初めてお金が欲しいと思った。十代で結婚した人は皆んなと同じ様に遊べない、芸能人もそうかもしれない。大体直ぐに離婚する。皆んなと同じ様にしていなと損した人生になるのか?。沢山の経験をしたいと皆んな思うのか?。皆んな沢山の人と付き合ったりセックスがしたいのか?。学生時代は見た目が良い人はモテるだろう。しかし社会人になればお金持ちがモテるみたいである。価値観が変わるのか?。若くて家柄も良く頭も良く高学歴で高身長で高収入な人は稀である。そんな人は同じランクの人を選ぶのではないだろうか?。王子様など日本には居ない。私は嘘が嫌いである。何故ならめんどくさいからである。頭が良くないと嘘はつけない。嘘を一つつく人は沢山の嘘をつく。皆んなかなり頭が良い。だから嘘をつく。私は馬鹿だから途中まではわからない。しかし長い事話を聞いているとつじつまがあわない、もしくはあいすぎる違和感は感じる。完璧な話などないはずな気がする。嘘をつく人は信じない。嫌いではないが好きではない。うわべだけの付き合いになる。皆んな孤独は嫌いなのかもしれない。私は孤独に慣れている。そんな所を女神に見たのかもしれない。初めて出逢う仲間。女神のリアクションをよみとろうとする。はたしてキスにはなにか意味があるのか?。皆んながしているからしてみたが女神はのぞんでいるのか?。嫌なら直ぐにやめなければいけない。性欲がない私は好奇心もない。とりあえず何でも皆んなはしてみたいから試すのかもしれない。周りもあらゆる情報を仕入れて試している。AVのジャンルが無限にあるように自分に何が当てはまるのか?相手に何が当てはまるのか?。これが相性と言う物なのかもしれない。SM、スカトロ、レイプなどなど。先輩など強気な異性はとりあえず殴り目の前でうんちをさせると絶対服従するようになると言っていた。やる方とやられる方が楽しければ何でもありみたいである。逆に好きでも興味もない人が近いたり見たり話しかけたり、何でもハラスメントになる。皆んな我を通すのが当たり前である。周りの異性の友達関係でも我が強い人、声がでかく我がままで自己中心的で頑固、喋るのが上手い人が集団を仕切る。私の親や兄もそうである。ウィルスやパニックが伝染するように皆んな同じ心理が働くのか?。キスの次はどうしたら良いのか?。女神の心理や知識はどうなのか?。止めるか続けるか悩む。ついふざけたくなり唇を噛んでみたりする。笑いはコミニケーションに大事である。笑わせると心の壁は取れる。心に壁があると信用されない。これは私が今まで生き延びてきた経験からである。面白い人は他人から好感をもたれるのかもしれない。持論であり啓発本などを信用していない私なりのものである。他人に適応するかはわからない。するすると耳に唇を移しながら私は女神の後ろにまわる。女神を後ろから抱きしめる。なんと華奢な身体だろう。力を入れたら折れそうである。そっとそっと触れないとあざができそうな位ふわふわである。首も細く長い。髪の毛からか体臭なのか甘い香りがする。超スローに動き微かに女神の皮膚を唇で感じる。つるつるてぴかぴかで吸い付くような肌である。耳から首にゆっくりゆっくり唇微かに当てる。たまに舐めてみる。女神と私の身体は完全に密着させているので女神の微かな気配も見逃さないように慎重に。女神を後ろから抱きしめながらそっと服の上から胸にそっと指で触れると女神の身体が一瞬硬くなった。私がびくっとして胸から指を離して女神の手にわたしの手を添える。女神の手と私の手で包む。女神の耳元で今日はここまででゆっくりと慣れていこうと言う。女神の顔色は後ろからはわからない。また意気地なしと思われてもいい。そして後ろからぎゅっと抱きしめた。私はゆっくりと正面に。女神の顔色を伺う。怒ってはいない。そして軽くキスをした。友達同士でもセックスはする。付き合っていてもセックスはしない。曖昧である。今一生一緒にいたいと思っても大概は殆どの人はそうはならない気がする。しかし私は今女神と一生一緒に居たいと思う。初めての感情である。女神の気持ちはわからない。女神が笑顔で無言である。無言が一番真理が読めない。かと言ってあれこれ言葉を私が発すると嘘くさい。信じるしかない。それで駄目なら縁が無かったのだろう。私はゆっくり立ち上がり女神の手をとり立ち上がってもらう。そしてその日は女神を家に送り終わる。私に希望が初めて残る。今日は死ぬにはいい日である。       

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