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羊達の望む永遠  作者: 高橋聡一郎
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2019年11月3日

2019年11月3日

何時ものように、ネットカフェでフェイスブックをチェックする。僕はフェイスブック上では、慶応大学生を名乗っている。結構モテるが、会う事はない。だって、マトモな服を持ってないし、金もない。

明日も一日限りの労働をするだけだろう。漫画を読む気もしない。シャワーも面倒だ。今日はこのまま寝よう。

2019年11月4日

外での仕事は酷く寒い、所持金は1万6000円くらい、今日も暇を潰してネットカフェでフェイスブックでもやって、エロ動画でオナニーするか?

しかし、慶応大と言うだけで寄ってくる馬鹿ども・・・なんか、自分より下の人間がいるって安心する。しかし、よく高卒の俺の言葉でばれないものだ。まぁ俺は頭だけは良いからな、はははっはははっははっははっはっはあっははっはっはは。本当に良かったらこんなことしてねーよ。

2019年12月1日

ここ二日程仕事がない、体中が痛む。何もする気がしない。マクドナルドのコーヒーももう飲みたくない、家を出たのは失敗だった。俺はこれからどうなるんだろう。仕事を日々貰い、安い食事とネットカフェでの窮屈な眠り、もう、終わりが見えてる気がする。しかし、家には帰れない。親の貯金を持ち出してきた。これは許してくれないだろう。特に親父は、俺を嫌っている筈だ。家には兄貴が居れば良いのだ。俺はクズで価値がない。

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