表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/16

第2話 冒険者ギルドと初依頼


第2話 冒険者ギルドと初依頼


俺らは、エリスア城から徒歩2分の場所に立っているギルドに入った。登録する為に受付のお姉さんの前に立った。

「新規登録ですか?ここに名前書いてください。」

お姉さんから用紙受け取り名前書いていく。

さすがに、フルネームはやめておくか。リュウキでいいかな。

「これでいいですか?」

用紙を受け取ったお姉さんは、石板を持ってきた。これで魔力測定するのか。

「ここに手を翳すのだね。」

リュウキは、石板に手を翳すと急に強い光に包まれた。この光は、

だんだん光が収まってくると、ギルド員のお姉さんが青い顔で

「こ・・・これは、ちょっと待ってくださいね。マスター、ギルドマスター」

と言いながら、奥の部屋に走っていた。何だ?もしかしてこの光は何かまずい状態か?

そう思っているとさっきのギルド員が戻ってきた。後ろに、強面なおっさんがそこに立っていた。

「お前か、チート級な魔力の持ち主というものは、って、あなた様は、エリスア王国第2皇子様では?」

あっ、さっそくばれた。ライトと顔を見合わせると、ギルドマスターの男が

「ここのエリスア王国ギルド本部ギルドマスターのヘルテスだ。元SSランクの冒険者で皇子のお父上のステルスとは、元パーティメンバーだ。ちなみに、そなたの母上のティア様も同じメンバーだった。」

んえ?ええ!

まったく知らなかったよ。ギルマスのヘルテスは。

「とりあえず、ギルドカードの件だが、Hランクからが、特例でFランクにあげようと思う。そちらのお連れ殿も含めて。皇子の横に居られる方は、この国の次期副団長様だからな。ほれ、これが、お前さんたちの身分証明になるギルドカードだ。」

ギルドカードは下から、H→G→F→E→D→C→B→A→S→SS→SSSになっていくと説明を受けた。Fランクだと、H、Gランクの依頼も受けることができるみたいだ。

「ギルマス。俺がこの国の皇子だということは、冒険者の時は、リュウキと呼んでください。」

ギルマスは一度考え縦に頷いた。そして3つの依頼表を出してきた。


・ピール草三〇本収集

・アースドラゴンの調査

・魔石の発掘調査


よし、3つともするか。ギルマスに依頼書を渡し、準備してくるか。

アイテムボックスから夜光剣と聖白剣を取りだし腰に二本ぶら下げる。

「リュウキ、前に使っていた、防具使わないのか?」

あれか、あれは重くてね。金木犀の鎧は、もう少し封印かな。耐性五〇〇〇だったはず。レッドホークドラゴンを倒して作った俺のたった一つの防具だが、今はまだ使う時ではない。準備が終わり依頼に向おうと城門の前に来ると、ギルマスとお父様、母様、そして兄上と姉上と護衛騎士が待っていた。

「何故、父上と母上達がいるのですか?」

疑問に思いギルマスに尋ねた。

「俺から国王に話をしたら、見送りしたいって言うから連れてきた。」

そして、次に父上が

「聞いたぞ、ギルド登録していきなりのFランクはびっくりしたぞ。まぁ、さすが私の息子だ。今回の初任務はヘルテスが随行する。護衛がいるからな。時間だな、しっかり行って来い。」

家族に、見送られながら、依頼の一つ目の草原に向かった


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ