プロローグ・1 前世の話①
プロローグ一 前世の話①
二〇XX年、ここは、現代VRやARが普及し始め約一年半、あるゲームが流行っていた。そのゲームの名は、『ソウルシードユグドラシル』オンラインRPG、全国で若者に人気のゲームだ。
「おい、そっちにいったぞ。」
???が
「分かっている。ちっ、こいつ硬いな。剣が全く入らない。」
今戦っているモンスターは、リアルで言う『鵺』の様なしっぽが蛇で胴体が虎とカバみたいな生き物だ。物凄く気持ち悪い生き物だ。このパーティは、僕ら幼馴染と高校の同級生で作った5人組だ。魔法剣士である僕の名前は、リュウキ・ヤマト(大和龍騎)だ。大学三年生で土木・建築科を専攻している、平凡な学生だ。
「やっと倒せたな。意外と時間がかかったな。ライト」
幼馴染の横にいた青年の短剣と槍使いライト・ネコタ(猫田雷斗)に声を掛けた。
「おっ、レアアイテムだ。ステータスイン。」
・ネフィリンの宝玉・
これは、素材か?ステータスアウト。
「おーい。リュウキ、ライト。」
向こうの方から、メイとメル姉妹、ランの3人が走ってきた
「そっちは、どうかな?たおせた?」
メイが訪ねてくる。メルが、回復ポーションと魔力ポーションを渡してくる。
「今日は、ここでお開きにしようか?」
メルが話すとみんな一斉に頷くと
5人で、
『ソウルアウト』




