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第二話

マリーナちゃんに衝撃の事実が発覚。

 一週間ぶりに店に顔を出すと、いつも通りの賑わいがユミを出迎えてくれた。


 都内に展開する大手ファッションブランド。ユミはその直営店のうち、最も重要な五つを一手に任されているのだ。普段は本社と他の店舗とを往復しているので、自然とこの店に顔を出す回数が減ってしまう。しかしそれはなにも手を抜いているというわけではなく、むしろ逆で、橘晴海という有能な副店長を信頼している証なのだ。


 彼女はその才覚を買われ、わずか二年で副店長の座を勝ち取ったやり手だ。経営センスも抜群で、ユミがいなくとも困ることなどほとんどない極めて優秀な女性だった。


 本人もそれを自覚しているようで、少々生意気なところはあるがそれもまた個性だろうとユミは考える。元々店舗経営は社員を育てるための礎だ。近い将来ユミのように複数の店舗を掛け持ちしたり、また本社内で重要なポストを演じるための教育を兼ねているのだ。気が強くなくてはやっていけない。


「店長。おはようございます」


 忙しいにも関わらず、晴海はユミの姿を見とめると必ずあいさつに来る。初めは感心な娘さんだと思っていたが、どうやらこれは彼女なりのイヤミかもと最近思い始めた。


 普段は顔を出さないくせにたまにやって来ては大きな顔をする。そんなユミへのあてつけだ。こんなに忙しいんですけど、あなたが来たのでわざわざあいさつにきてやりましたよ~。そう言いたいのだ。さしずめユミは目の上のたんこぶ。


 ユミはそんな彼女の心中を察しながら「気にせず接客を続けてちょうだい」と言ってやる。すると晴海は真面目くさった顔で「では、失礼します」と言って頭を下げ、さっさとフロアへと戻るのだ。


 客の間を飛び回りスタッフにテキパキ指示を飛ばす姿は活力に溢れている。

 ユミは苦笑し、「なんとも頼りになる部下だこと」と呟くのだった。


 店がひと段落する頃、晴海を事務所へと呼び出した。この一週間の店の経過を直に聞くためである。


 メールと電話で大体のやりとりは問題なく行われていたが、流行を知るには現場の生の声を聞かねば始まらない――という社長の方針から、このような時間がどの店舗にも設けられている。


「先週、坂根様がおいでになったそうね。なにをお求めになられたのかしら」


 坂根とは店の上得意様だ。流行に敏感で、そのファッションセンスは目を見張るものがある。ファッションデザイナーやアパレル関係の人脈を持っているとの噂もあり、業界人のユミとしては見逃せないお客様なのだ。


「はい。ミハル・モトヤマデザインのワンピース二着と、先週入荷したホワイトのカーディガンを」

「ワンピースはグリーンとブルーのね。なるほど。去年はミニとレギンスの組み合わせがお気に入りだったようだけど、今年はどうやら南国風のゆったりしたものを集めているようね。カーディガンを購入してくださったなら、今度試しにストールも入れてみましょう。そうすればバリエーションも増えるだろうから」


 ユミがあっさりそう言ったもので、晴海は少なからず驚いたようだった。週に一回しか顔を出さないにも関わらず、商品の種類や客の好みまで把握していることに驚いたのだ。


「……はい。それと坂根様のご友人にモデルのyoshiko様がいらっしゃいます。うまくすれば、足を運んでいただけるかもしれません。そうなれば、今以上にメディアに取り上げられる機会も増えるかと」


 ユミは苦笑しながら晴海の話に耳を傾けていた。モデルやメディアと彼女は言うが、そういった業界での宣伝はそんなに簡単なことではない。


 各種スポンサーやライバルブランドとの折り合いなど、事前に片づけなくてはならぬ問題は山とあるのだ。ただ単にモデルが来たというだけではダメなのだ。それではそこらのコンビニだって、芸能人が通う有名店になってしまう。


 きちんと話を通し、時に出し抜くなどして然るべき手段を講じる。それがユミを含めた本社勤務の仕事だ。


 これまでだって雑誌やテレビの取材は受けて来た。ユミ自身も何度か取り上げられカリスマ店長などと銘打たれたこともある。晴海のやる気もそれを知ってのことだろう。


 晴海はユミの反応に不満だったようだが、それ以上はなにも言わずに引き下がった。話題は売上やスタッフの管理と言ったつまらない方向へ流れ、月末に予定されている店長会についての確認で幕を閉じた。


 諸経費について経理にせっつかれるだろうと愚痴をこぼすと、さすがの晴海もピクリと眉を動かした。


 その後夕方まで店舗に留まり、遅番のスタッフにあいさつをして社へと戻る。簡単な報告書をまとめ、時間があまったので店長会の資料作成も進めておくことにする。


 もうすぐ大きな仕事が待ちかまえている。次の会議では必ず話が及ぶだろう。それは自社オリジナルブランドの発表を兼ねたイベントであり、ゲストとしてフランスから有名デザイナーまで呼んで大々的に宣伝する手はずだ。成功すれば店舗拡大はもちろん、海外進出も夢ではない一大プロジェクトなのだ。


 タイミングとしてはまたとない時期にあると思う。


 晴海ではないが、メディアへの露出や様々なショーでも注目を浴びる機会が増えている。先月など、とある携帯会社のCMで社のデザインした服を、誰もが知るトップアイドルが着て注目を浴びた。その効果は凄まじく、今月に入ってからの売り上げは前年比三〇%増だ。


 そこに今回のイベントである。開催は三か月後を予定している。並行して進められている、出演者の衣装を請け負ったテレビドラマの制作発表と合わせたのだ。なんとそのうち一着はユミも企画立案に参加したものだ。自分の作った服を有名人が着て、全国に放映されるのだ。ユミは嬉しさに身悶えした。


 なんとしても、今回のイベントは成功させねばならぬ。これは会社の命運すら左右する一大事なのだ。


         *


 光陰矢の如しとはよく言ったもの。仕事に追われ、家と会社を往復しているうちにあっという間にその日はやって来た。


 イベントの開催発表とドラマの制作発表記者会見。それらは同時に行われた。イベントの方はさほど騒がれはしなかったがドラマの方はその反響は大きかった。一流作家が原作を手掛け、今をときめく人気女優が役を演じるのだ。過去に共演した女優と俳優が一〇年ぶりに共演するというのも話題を呼び、自然スポンサー各社の株も鰻登りとなった。


 ユミは会場の袖で社の人間と打ち合わせをしていた。視線を転じれば、そこに自社の服を纏った女優がフラッシュの一斉射撃を満面の笑みで迎え撃っている。


 傍らでは俳優が白い歯を見せ、同じようにカメラマンの要望に応えている。本当ならその光景をじっと観察し記憶に留めたいところなのだが、そうもいかない事情がある。


「では部長。これが先方の質問リストとウチのタブーリストです。スポンサーが口出ししてきましたけど、社長のところで止めるそうです。一連の流れはこっち。事前に渡せればよかったんですが……」

「わかってる。また社長がごねたんでしょう?」


 ユミの言葉に、その若い男性社員は苦笑した。


 本当はこの子だって現場に出てくる必要などないのだ。人出が足りないため駆り出されているに過ぎない。


 そして、その原因が社長である。


 社長はでしゃばりだ。


 若くして今の成功を収めたキャリアウーマンとして注目を集めてからというもの、なにかと取材を受けたがる。今回もインタビューすべてを自分が引き受けると言って聞かなかったに違いない。しかしさすがに数が多く、その一部をユミに譲ったのだった。


「直前まで自分が行くとおっしゃって。しかしどうしてもスケジュールの都合が……」

「わかってる。これまでも何度かこういうことはあったから、気にしないで」


 やはり苦笑する男性社員の肩をぽんと叩き、気軽に言って見せた。事実、あながち嘘でもない。


 若手社員は恐縮して何度も頭を下げ進行の手順を説明した。事前打ち合わせが持てないのは不安だが、聞かれることなどほとんど決まっているので心配ないだろう。それよりこれでまた、社内で変な噂が流される方が憂鬱だった。


 ――曰く、社長と桜井部長が不仲である。今回もあわや衝突寸前。直前で社長が折れて一件落着。桜井部長またも勝利。


 根も葉もない噂とはこのことだ。社長とは起業以来の仲であるし、たまにだが酒を飲み、愚痴を言い合ったりもする。社長の方が年上だが、世代の差を感じさせないよき仲間であると思っていた。友達とは……さすがに言えはしないが。


 そうこうするうちに時間が迫って来た。今いる場所からは少し遠い。移動時間とその他雑務を考慮すると店舗周りは諦めるしかなさそうだ。


 男性社員にユミの担当する店舗に連絡を入れるようお願いしてバッグを手に取った。待たせてあったタクシーに行き先を告げると、ユミは資料に目を通し始めた。


         *


 社内は俄かに活気づいてきた。スポンサー広告の申し出も後を絶たず、営業部などは昼夜問わず電話と外回りに追われている。


 ユミもまた忙しく、ドラマ放映に合わせた新作の企画立案、イベントの各種準備、五つの店舗巡りなど目も回る忙しさだ。


「そう言えば、副店長の様子が変でしたよ」

「晴海さんが?」


 ユミは思わず聞き返してしまった。店に納入されたイベント用のモニターやらの備品リストをチェックしていたのだが、勢い余ってペンで少し穴を空けてしまった。あちゃーと言って穴をつつくが塞がるわけもない。まあこれくらいなら問題ないだろうと思い目を瞑ることにする。


「変って、それはいつのこと? 具体的にはどういうふうに?」


 バイトの女の子は「そうですねー」と顎に手を当て考える。手が止まっていると注意したかったが、今はそんなことを言っている場合ではない。


 あの冷静沈着な晴海の様子がおかしい。それは店の一大事だ。


「確か、店長がイベントの準備に行ってる日だったと思うんですけど、店に電話が掛って来たんですよ。わたしが出たんですけど、経理の人からで、店長が店に来れなくなったっていう内容でした。わたしじゃわからないこともあると思って副店長に繋いだんですけど、その時の様子が変だったんです」


 社長の代わりにインタビューを受けた時だ。電話を掛けたのはユミの言伝を受けた若手の男性社員のはず。


 しかしそれで一体、晴海になにがあったというのか。


「晴海さんはどうなったの?」

「あー、別にどうってわけじゃないんですけど。電話を切った後の副店長、なんて言うか……燃えてた」


 それはやる気が出たということだろうか。

 

 それなら然程気にかける必要もないだろう。


 やる気を失くすならともかく、逆に出ているのなら言うことはない。

 大方、ユミが来れなくなったのが嬉しかったとか、そんなとこだろう。ユミはほっと息を吐くと、深く考えることなく目の前の仕事に集中することにした。


         *


 元が若く小さな会社であるだけに、大きなプロジェクトに際して重要となる経験を持つ者が少ない。ユミが三〇という若さで部長職に就いている所以でもある。社長にしたってまだ四〇前だ。急速に大きくなった会社に社員がついていけていないのだ。


 そんな中にあって社員がまとまっていられるのは、ひとえに社長の存在が大きいと言える。若くしてその才能を買われ、デザイナーとして成功。いくつもの大手ブランドに誘われながらもすべて断り今の会社を設立。十年かからず一流へと押し上げた手腕と才覚は驚愕の一言に尽きる。社長こそは社員の信奉する王なのである。


 そんな絶対王政の中にあって経営の要、宰相などと呼ばれるのがユミである。さっさと重役につけばいいものを、店舗経営とデザイナー育成に力を注ぎ、事実すべてを成功させている社内の怪物。二人は社の二枚看板と呼ばれている。


 ――しかし、そんな怪物にも悩みはある。


 仕事で成功を収めたはいいものの、いかんせん異性との出会いがなさ過ぎるのだ。現場は女ばかりだし、男性社員のいる本社では仕事に追われ息つく暇もない。浮いた話の一つもないまま三十路を迎え、一人防音のアパートに帰ってはネコに泣きつく日々。一言で言えば惨めである。


 しかもここのところ出費がかさみ財布の中身も大ピンチときている。それなり以上にお給料を貰っているとはいえ、アパートの家賃から各種化粧品(無駄に高級)、スーツのクリーニング代、そしてマリーナちゃんのお食事代(ホントに無駄に高級)にと、いくらあっても足りないのだ。


 加えて最近やたらと結婚式が多い。同級生や後輩が三十路を前に焦っているのだ。その衣装代、祝儀代も結構なお値段。毎日コンビニ弁当も頷けると言うもの。


「あー、今月やばいな~。チッ! どいつもこいつも焦りやがって」


 その日も、ユミは家に帰るなりパンツ一丁になったかと思うと思い切りマリーナちゃんをもふもふした。仕事中の彼女を知る人間がこの光景を目の当たりにしたなら驚愕のあまり顔中の穴を広げ、次いでその悲惨さに涙を流すこと請け合いだ。


 しかしそれもバレなければ問題ない。豊かな毛皮と柔らかな脂肪に包まれる至福の時間。マリーナちゃんも慣れたもので文句ひとつ言わず好きにさせている。ひとしきり堪能すると、今度は床に仰向けに寝かせお腹を揉みしだく。


「へん! いいもんねーだ。わたしにはマリーナちゃんがいるもん。ねー? マリーナちゃ~ん」


 とは言うものの、いい加減人肌が恋しい。最後に抱きしめられたのは一体いつだったか……。

それどころか、一対一で食事に誘われたのは? ああ、すべては四年前。


「そういやスーツのウェストヤバめなんだよなー。ごまかしごまかし着てきたけど、そろそろ本気で新調しないと。なんで年とると腹が弛むのかしら。――あ。マリーナちゃんのことじゃないの! ホントよ? だからそんなに睨まないで……」


 一瞬鋭い視線を向けたマリーナちゃんであったが、どうやら今日は機嫌がいいようで、すぐにだらーっと力を抜いた。それを見てユミの表情もだらしなく緩む。デレデレしながら毛むくじゃらのお腹を摘んでいると、ふと違和感を感じた。


「あら? 下腹部になにかあるわね。乳首?」


 それにしては位置が変だ。それに大きい。しこりのような感触のこれは一体なに? ユミは長い毛を掻きわけ謎の物体の正体を探る。


 そして彼女はその正体を知った。それは正に驚天動地の事実をユミに突き付けることとなった。マリーナちゃんの体を調べていたユミが、ぺたんと尻もちをつく。驚愕の事実を前にぶるぶると震え、未だごろごろしているマリーナちゃんを見ながら一言。


「マリーナちゃん……あなた男だったの!」


         *


 それは冬にさしかかる季節。冷たい雨が降り注ぎ、体はもちろん心さえも凍てつく午後のことだった。


 その日ユミは仕事で酷いミスをしてしまいとても落ち込んでいた。とにかく迷惑をかけた人全員に頭を下げて周り、そのまま帰宅を命じられ、一人雨の降りしきる道を歩いていた。その声が聞えて来たのは、ちょうど公園の横にさしかかった時だった。


(待って)


 か細い声。ユミはつい足を停め、声の主を探した。しかしこんな氷雨が降る中、外に出る者などいない。


(わたしはこっち。そう、そのまま真っ直ぐ)


 導かれるまま公園へと入った。

そしてベンチの下、みかん箱の中にその子はいたのだ。


「まあ……。あなた、捨てられちゃったの?」

「ニーィ(そうみたい)」


 産まれて間もない三毛猫。ベンチが雨よけになっているとはいえ、雨粒は容赦なくその小さな体を濡らしていく。子猫は震えながらユミを見つめていた。


 ユミはしゃがみ込むと傘を肩で支えながら、そっと手を伸ばした。


「あのね、わたしも捨てられちゃうかもしれないの。たくさんの人にいっぱい迷惑かけちゃったの」


 気づけば話しかけていた。雨の中、子猫相手に愚痴を言うとはなんとも情けないなと思うが、心の寂しさに嘘はつけない。


「会社、辞めちゃおっかなぁ……。ねえ、あなたはどう思う?」

「ニィニィ(さあ。人間の世界のことはよく知らないから)」

「そうだよねえ。あなたはネコだもんね」


 と言って苦笑する。

 こりこりと頭を撫でてやる。

 するとその大きな目でユミを見据え、子猫は言ったのだ。


「ニィーゥ。ニーニー(でも、あンたには帰る家があるんだろう?)」


 なぜかその時だけ、スケバンっぽい姉御口調だった。

 気づくとユミは子猫を抱き上げ、「一緒に来る?」と訊ねていたのだった。


 ――あれから二年。マリーナちゃんと名付けられた子猫はスクスクと成長し、身も心も大きくなっていた。今や主従関係は完全に逆転し、ユミの方がマリーナちゃんのご機嫌をうかがう日々。


 なんの不満もなかった。男もなく、仕事一筋の三十路女にとって、尽くせる相手がいるというだけで幸せだったのだ。今やマリーナちゃんは本物の家族。いいやそれ以上! かけがえのない存在なのだ。


「思えばあなたを女の子だと思ったのは、あの時の口調のせいなのよねぇ」

「ナー。ナーァ(あの時って、いつ?)」

「ほら、わたしとあなたが初め出会った公園。冷たい雨が降ってたあの日」

「ンナー(忘れちゃったよ)」

「そう。ちょっと悲しいかも……」

「ナー。ンナァーア、ナン(でも、わたしたちの関係は変わらない。でしょ?)」

「うふふ。そうね、あなたはわたしの大切な家族だもんね。性別なんて関係ない」


 ユミは思い切りマリーナちゃんを抱きしめた。そう、二人の絆に雌雄の別などなんの関係もありはしない。元々種族の壁すら飛び越えた彼らである。今さらオスだろうがメスだろうが、それがいかほどのものか。


「そうよ。オスだろうがメスだろうが……」


 言いかけて、ユミはそっとマリーナちゃんを胸から離した。


「ンナー(どうかした?)」


 ユミは応えず、そっとマリーナちゃんを降ろすとしげしげと見つめ、とても冷静な口調でこう言った。


「三毛猫のオスって、確か高く売れたわよね……」

「ンナア⁉」←言葉にならない叫び。


 こうして、家族の絆はあっさりと終焉を迎えたのであった。


聖女転生の方も読んでいただいている方はお気づきかと思いますが、作者は猫好きです。

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