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アクリル 東女子高水槽楽部  作者: 川崎タイチ
水槽立ち上げ編
48/77

第46話 唐突だが公休なのにカフェでランチ!?

 水槽の立ち上げが一段落付いたので、ランチを取ることになったが、今どこにいるかと……


 スタバでカフェとな!?


 公休だが……ランチをスタバをキメようとなった。


 「いらっしゃいませ!」


 「……ハロー」「こんちゃー!」


 和歌山に入国する際パスポートが必要な位の田舎だが……なんとあのスタバが出来たのである!?ちなみに、パスポートとは『オーカード』だ!


 各々、好きなサンドイッチを取りカウンターに持って行き……飲み物の注文をすることに。


 「こんにちは!花梨カリンさん今日は何になさいますか?」


 ……なんと常連客だと!?


 「スターバックスラテ・『ローファック』ミルク・ホット・ドールサイズ!ぷりーず!」


 ……無茶苦茶聞き取りやすい英語だぞ!?そもそも、日本語に対して英語で答えていた。あと、『ローファック!?でお人形サイズ!?』微妙に間違っている。それでは『低い位置から人形サイズでぶちかますぞオラ!?」だと思います!


「お受けいたしました。スターバックスラテの低脂肪でトールサイズですね。お連れ様は何なさいますか?」


 絶対やらかすぞ!日花梨ヒカリさん!!


「冷コーにネーちゃんのミルクひとつ!お砂糖入りで、大や!へへへネーちゃん可愛いのう!」


 正味そんなオッサン大阪に今おりまへんで!


「同じくスターバックスラテのグランデのアイスですね!お砂糖は奥のカウンターよりお願いします」


 既にこのネタ数回やってるな!この二人は。


「そちらのお客様は何になさいますか?」


日花梨ヒカリさんのと同じのでお願いします」


「冷コーにネーちゃんのミルクひとつ!お砂糖入りで、大や!へへへネーちゃん可愛いのう!ですね。お受け致しました」


 まさかの店員のリピート!?


「……私はキャラメルマキアート、トールサイズでお願いします……」


 申し訳ございません。私は普通にしか注文できません!


「キャラメル味の青春が閉じ込められた、普通サイズのバストですね!!!お受け致しました」


 ——貴方もそっち側だったかの!!普通サイズのバストで何が悪い!


「……な、な、な七海ななみファーイ!オシャレなネーミングドリンク!??」


 ……オシャレは日本語です!


花梨カリンちゃん普通にメニューに載ってますが……」


「……!?」


 ……まさかのメニューのカタカナすらビビって読めてなかったのである!


「ぬぬぬ!ゴウ トゥ チェアー……」


 ……少し花梨カリンちゃんの心を傷つけてしまった!?


「あ!お客様お会計をお願いします!」


「ほい!花梨カリンちゃんの分も払っておくよん!」


「あ、お支払いですね!」


 ――スマフォを取り出し、支払いを済ませた。


「……な、な、な、な!七海ななみ!今何をした!?」


「ええ!?スマフォのアプリで支払ったのですけど??」


「……なん!だと!?」


「……ふむ!七海ななみをスタバマスターと呼ぶこととする!」

「マスターよ!ドコの席が一番オシャレにキメられるか!?ご教授願いたい!」


 ……めっちゃ面倒くさい田舎者の英国人金髪美少女だ。とりあえず、英語の勉強をしましょう!


「中央のソファー空いてますけど……外から丸見えですが良いですか?今、授業中ですし。制服でドーンと座ってるとさすがにマズくないですか?」


「ああ!だいじょぶじょうぶ!いつもの事だから。生活指導員みたいな奴がグダグタ言いに来たらぶち殺せばいいよん!」


 物騒な事を言い出したぞ!日花梨ヒカリさんは確か『生徒会長』だったぞ!


「ねね?ゴールデンウィークどうするする?」


 物騒なことを言ったと思ったら、次はゴールデンウィークの予定を決めようとしている。


「……ふむ、それは重要案件だ!」


「アクアリウム関連で何かイベントととかあるのですか?」


「アクアリウムのイベントは殆ど関東でしか開催されてないですね。東京まで行ってもいいのですが、メリットが少ないのですよ。」


「……よし!ヌマエビの採集に行くとする!部室のヤマト先生の数が減ってきたのでスカウトに行くとする!」


「ヤマトヌマエビ採集できるのですか!!多摩川ですか!?琵琶湖ですか!?」


「……いや……ヤマトヌマエビは在来種のエビ……川に普通にいる」


 ――まさか!普通に川にいるのか!!って近所の川に……田舎だから居そう。


花梨カリンちゃんどこまで行く行く?」


「……ふむ、木魂こだまの里に行くこととする!!」


 って!どこだ!?


花梨カリンちゃん、木魂こだまの里ってどこですか!?そんな場所知りませんよ」


「ナナちゃん!川湯温泉キャンプ場の事だよん!川沿いのキレイなキャンプ場だねだね!ちゃんと温水便座付いているからウ○コも安心だねだね!」


 ……いやいや、なんか毎日ウンコばかりしているイメージが!……毎日快便ではあるが……そういうことじゃない!


「……水槽楽部員はウンネタ好きですよね……あと!スタバでウンネタはオシャレなんですか!」


「……!?日花梨ヒカリ!何という大罪を犯したのだ!スタバ出禁とする!」


 勝手に出禁にしてはいけません!ウンネタより、日花梨ヒカリさんは『下品な下ネタ』の方が問題ありです!


花梨カリンさん、川湯はさすがに日帰りでは無理ですよ。あと、七海ななみさんを誰かが乗せて峠攻めないといけなくなりますので」



ちょっと待て!峠を攻めないでゆっくり走れば問題ないのでは!?


「無論、日帰りとは一言も言ってないぞ!川湯温泉で2泊3日のキャンプとする!我々のキャンプはユルくないぞ!」


 この物語は、フィクションでありパクリや引用は行っておりません。


「『すいおん!!』に『きつキャン☆』だねだね!」


 完全にアウトです!!!


「我々水槽楽部は流行ビックウェーブにしっかり乗っていくのだよ!」


花梨カリンちゃん!まさか部員がバイク乗るって……アニメの影響じゃないですよね!」


「……むむ?私は漫画やアニメなんて読まないぞ!」


日花梨ヒカリさんは当然知ってますよね?」


「……むむ?何のことやら??解らないな!」


 ……『嘘』をつくときは、キャラがブレるの『かなかな?』


 もしかして、水槽楽部員って『裏表』がないのかな?『裏』しかないけど。


「あのう、キャンプ行くのはいいですが、マッスルベーカーリーさんに全部用意して貰っての『グランピング』とか無しですよ!それなら民宿泊まりますから!」


「……七海ななみ、何を言っているんだ!?『グ、グランピング』って何のチャンピョン何だ!」


 ……英語が苦手でも、和製英語は大丈夫でしょ!……大丈夫でないようだ……。


「……すみません、忘れて下さい」


花梨カリンさん、グランピングとは、端的に言ったら、全部業者が用意してくれてホテル並のサービスがあるキャンプですね」


「……なんと!そんな低俗なキャンプがあるのか!キャンプとは『手間暇がかかる』のも醍醐味!それならホテルにでも泊まれ!」


 よく考えたら、水槽楽部は『面倒くさい人』の集合体みたいな部だけど、『手間暇を楽しむアクアリウム』を楽しめている部でもある。ある意味、キャンプに似たものがあるかなと思った。水槽楽部員ならキャンプ楽しめそうである。


「あー!ナナちゃん!心配要らないよん!水槽楽部はキャンプに関しては、夏以外はやってるから」


「そうなんですか?水槽楽部とキャンプって『時間を使って楽しむ』的なことは共通していますが、インドアとアウトドアの対極にある趣味って感じしますけど」


「……ふむ、そう思われがちだが、水槽の『水景』とは、『自然を切り取った水槽』と考えることも出来るのだ。実際の自然をよく観察して、その時得た雰囲気を水槽のレイアウトに生かすのだ!」


「だねだね!わたしもよくダイビングとかに行くよん!花梨カリンちゃんはキャンプに行って大自然を感じて、イメージを膨らまして水草水槽に反映するのだよ!」


「そうですね、生体メインの私も『実際に魚が住んでいる環境』とかも気になりますし。自然界の濾過など参考に出来る要素を見つけたときとか凄く楽しいですね」



 ……凄く意外だった!インドアでチマチマやってるイメージしかなかった。実体験を水槽にフィードバックするとは。経験が全くない私の考えはまだまだ未熟だった。


「アクアリウムって深いんですね」


「……深いかな?深くても個人で出来る深さは1M位が限界」


「うちの水槽も2Mとか深さあったら楽しそうだねだね!」


「高さならオーバーフロー水槽で盛れますけどね」


 ――面倒くさい!!!水槽の深さを語ったわけではないです!アクアリウムの奥深さをちょっと言ったつもりです!


「キャンプ行くのはいいですけど、女子高生だけでもいいのですか?いくらなんでも危ないと思いますけど」


 世の中身は『JK』を好む『HENTAI』様がおられる。特に、日花梨ヒカリさんは危ない!襲われそうである。男性だけでなく女性からもだ。


「……無論、大丈夫だ!我々は『火気・刃物・鈍器・薬品』の取り扱いのプロフェッショナルだ!」


 ――『ダダダンダンン♪』


「いやだから!スマートフォンで絶妙なタイミングでその公共放送のドキュメンタリーBGM流さないで下さい!」


 このパターンあと1回はするぞ!あと、『火気・刃物・鈍器・薬品』はマッスルベーカーリーかGRPが調達したヤバい奴でしょ!


「私が言いたいのは、日花梨ヒカリさんのような美人さんを襲うHENTAIの事を言っているのです!」


「……ふむ、もし『HENTAI』が現れたら、『豆鉄砲』をロープで括り付け、引き千切れるまでR3で引きずり回すとする!」


花梨カリンちゃん!私のR3を傷物にしないでくれるかなかな!」


七海ななみさん、心配はいりませんよ。酒飲んで暴れるような大学生の『ヤリサー共』が来る海側には行きませんし、そもそも、オンシーズンはキャンプしないですね。あとパパの会社で、海岸沿いでマナーの悪い輩は『指導』を行っているらしく、和歌山は『とても治安が良くなった』との仰ってましたね」


 愛芽アンナさんは、さらっと凄いことを言う方だ。GRPの会社情報観てから、やっぱりただ者じゃないと確信してしまった。あと、間違いなく構成員による一掃であろう。


「……うむ!キャンプ場は安全なのだ!」


 ――水槽楽部が行動する場所は、とても安全である!


「ええーそれって、愛芽アンナちゃん所の舎弟が、愛芽アンナちゃんに近づくオスを○○してるだけじゃないかなかな!」


 日花梨ヒカリさんが真実をズバッと言ったぞ!間違いなく893だ!


「と、とりあえず物騒なことだけは避けて下さい……私、一般人なんで……」


「……ふむ、我々も一般人であるぞ!」


「神である私を崇めたたえよ!貢ぎ物を捧げよ!!」


「……ゴールデンウィークは川湯で決定。そろそろコミュニティーセンターへ戻る」


 来月のゴールデンウィークは、花梨カリンちゃんたちとキャンプに行くことが決定した。サンドイッチとキャラメルマキアートを食べ終わり、戻ることとなった。

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