表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

転生したら怪獣だった私



 私坂本 玲奈(れいな)は、大好きな特撮の聖地巡りをしていたらたまたま事故に遭って死にました。

すると、神様から、


『可哀想にこんな若さで亡くなってしまうとは… そうだ! 別の世界に『転生』させてあげる』


こう言われたが私の視界は真っ白に染まる…

ぽつぽつと水が落ちる音と自分の鼻? に落ちる水の感触で目を覚ます。


んー! あれここ何処!?


目の前に広がっていたのは暗くてやけにだだっ広い洞窟らしき場所だった。


ここは洞窟? というか視界がおかしい!

しかも、何この手!?


私は自分の体その場にあった水溜まりでよく確認した。

指は5本あるがなぜか爬虫類のような鱗と鋭く尖った爪が生えていて鱗のある尻尾尖った歯背中には、ギザギザした突起紫色の眼そして決定的だったのは明らかに人間の形状じゃない顔そして、人間を遥かに越える体格


あー! 私この顔に見覚えがあるぞ! 

あぁ! これ私の推し怪のレイディルマだ!


それは、某有名特撮番組に出てくる超マイナーな怪獣だ。


というかここ何処! もしかしてこれって流行りのアレ!?

だとしたら何でこの姿なんだろう?

『それは、私が説明しましょう』


私が振り返るとそこには何故か宙に浮いるタブレットが目の前にあった。

タブレットには一人の女性が写し出されていた。


あなたは一体!?

『初めてまして坂本 玲奈さん! 私の名前は、オルティア·ファル·フロストと言います。以後お見知りおきを』


透き通るほどに綺麗な女性の声で自己紹介された。


『まず、私があなたを別の世界に『転生』させました』

うん! 大方予測が出来るけど何で私を『転生』させたの?

『それは簡単です。私はあなたが気に入っていたから若くして死んで可哀想だったから第二の生をあなたが大好きな怪獣に『転生』させてあげたのです』


私は、少しだけ引いてしまった。


『それでは、この世界についてざっくりと説明しますね! この世界には『スキル』と呼ばれる特別な力が存在していて人間やそれ以外にも色々な種族が存在していてあなたには『鑑定』という『スキル』ともうひとつをプレゼントしたので長く生きてくださいね! それでは、さらば!』


通話が切れるとタブレットも何処に消えていった。

 そして、私は、仕方なく『スキル』の『鑑定』を使ってみた


【レイディルマ

個体名なし

保有『スキル』 『鑑定』 『擬人化』】


私はこの『鑑定』結果に驚いた!


えぇ! なに『擬人化』って人の姿になれるの!?

一回使ってみよう!


【『スキル』 『擬人化』を使用しますか?】


はい!


【『スキル』 『擬人化』を使用します】


すると、私の体は徐々に変化して髪と眼は紫色で少しだけ茶褐色の肌にちょっとだけ胸に膨らみがあって歯は少しギザギザしていて尻尾がある少女になっていた。

私はその姿に見とれていた。


あぁ! 可愛いなぁ!

さぁて! まずは、外に出るための穴でも探そう!


そしてここから私の新たな怪獣生が始まった。

捕捉

推し怪→推し怪獣の略

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ