閑話に見せかけた用語紹介
登場人物紹介をそれっぽくやりたいので、こんな感じにしてみました。わざわざ日をまたぐ程の内容でもないので、一日で更新します。
【2ndstreet】
せかんどすとりーと
【概要】
株式会社2ndstreetが運営するVTuber事務所。現在8人(一期生5人、二期生3人)が所属しており、少数精鋭の事務所である。所在地は東京都王子。
【所属VTuber】
一期生
・桜木一姫
・楠一二三
・フィリップ・安曇野
・椿いろは
・勿忘瞳
二期生
・諏訪美旗
・青山小春
・竹浪昼女
【掲げた主義主張】
2020年9月×日、『2ndstreet新プロジェクト専用アカウント』というトゥイッターアカウントが開設された。この時点では一切の予告もなく、新プロジェクトが進行していると言うことのみの告知だった。フォロワーに2ndstreet公式と所属VTuberの名前があったことから、偽物という疑いこそ掛けられなかったものの、開設から約一ヶ月も動きがなかったことから、特に大きな話題とはならなかった。
同年10月×日に同アカウントからPVの告知が上がり、ファンは2ndstreetの本気を知ることとなる。
PVは帝都アニメーションによる全編のアニメーションで、内容は所属VTuberがどこかに向かって歩き出すというシンプルなもの。映像美術に定評のある帝アニの映像と、同プロジェクトオープニングという位置づけである『賢者は斯く語る』のインストが話題を呼び、新規のファンが増えることとなった。最後に新プロジェクトの全容が明かされ、『私達の主義主張』という題名のアルバムが発売されることが告知された。
同日の夜、ゲリラで諏訪美旗のプラットフォームで箱全員を交えたオフコラボが行われ、各人による曲のイメージや聞き所が語られている。
オープニング:『賢者は斯く語る』……シェヘラザード
桜木一姫:快楽主義者 『メイク・イット・ベター』
楠一二三:革命主義者 『少女大革命』
フィリップ・安曇野:楽観主義者 『ジャックポット・ドリーマーズ』
椿いろは:進歩主義者 『不確定楽観未来』
勿忘瞳:古典主義者 『ディストピア・リバース』
諏訪美旗:理想主義者 『夢幻回廊』
青山小春:扇動主義者 『マイ・ブレイヴ・ヒーロー』
竹浪昼女:順応主義者 『偶像太陽神縁起』
エンディング:『わたしらしく、あなたらしく』……シェヘラザード
※クリックするとオープン。重大なネタバレが含まれています!
シークレットトラック:『私達の主義主張』
構成は、それぞれに『○○主義者』という役割が振られ、それに沿った内容の曲となっている。オープニング、エンディング、シークレットトラックは一期生のフィリップ・安曇野、椿いろは、勿忘瞳、諏訪美旗によるバンド、『シェヘラザード』が作詞・作曲も含めて担当している。
それぞれの曲が含みをもたせた内容であった事から掲示板に考察スレが建てられ、賑わった。考察スレでシークレットトラックの話題が出て直ぐに公式サイトのデモ音源に曲が追加されたことから、運営がリアルタイムで考察スレを監視していた疑惑がかかっている。
【関連項目】
・株式会社2ndstreet
・山田貴明(社長)
・桜木一姫
・諏訪美旗
・私達の主義主張
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【桜木一姫】
さくらぎ かずき
「はじめまして、2ndstreet一期生の桜木一姫です」
「何ガンつけとんじゃ、テメー!見世物じゃねぇぞ、散れ散れ!」
【概要】
株式会社2ndstreetに所属するVTuber。通称は『番長』。デビュー時は落ち着いた話し方から清楚の呼び声を恣にしていた。雑談を主な配信スタイルに、ゲーム実況や企画などをたまに行う。
【特性:ばけのかわ】
初期は新興事務所所属という知名度から伸び悩んでいたものの、デビューから半年経つ頃には登録者数一万人を突破。このまま順調にファンを増やしていくと思われたが……。
アメリカを舞台にした某反社会ゲーム配信にて、交通事故を起こし、事件はその時に起こった。
事故に集まってきた野次馬の一人に「何ガンつけとんじゃ、テメー!」と言い放ち持っていた拳銃を発砲。逃げる野次馬に「見世物じゃねぇぞ、散れ散れ!」と言いながらさらに発砲、清楚という前評判を擲って虐殺の限りを尽くした。(ちなみに、この事件の被害者は交通事故の死者一人に加え、最初に発砲された野次馬の女性をはじめとして計十二人に及んだ。)
卓越したキャラコンによるエイムにより、被害者全員が頭部に銃弾を一発で即死した。この事件から『番長』という通称を得、バズりにバズって登録者数が更に一万人ほど増加した。
後日の雑談枠では弁明を行ったものの、「ヤクザでは無いですから!昔少しヤンチャをしていた事があっただけで……」「流石に人は殺してませんから」と更にどツボにハマっていき、裏では元ヤンと囁かれるようになったとか。
【快楽主義者】
2ndstreetによるアルバム、『私達の主義主張』にて桜木一姫が振られた役割。-快楽殺人犯。-
曲は『メイク・イット・ベター』で、直訳すれば「より良く」とか「もっと良く」という意味。彼女がVTuberになった理由を歌った曲である。
表では優等生として過ごしながらも、裏では現状に不満を持っているという歌い分けも必見である。
【関連項目】
・株式会社2ndstreet
・楠一二三
・快楽殺人犯
・きれいな番長
・私達の主義主張
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【楠一二三】
くすのき ひふみ
「皆、こんばんひふみ〜!2ndstreet一期生の楠一二三だよ!」
「私が変われば世界も変わる!おもしろき、事も無き世を、おもしろくってね」
【概要】
株式会社2ndstreetに所属するVTuber。内部での括りは一期生。通称は−サイレントクイーン−ひふみん。人当たりの良さから外部とのコラボを積極的に行い、おそらく2ndstreetで一番外部での知名度の高いVTuber(要出典)。
【ひふみんのあゆみん】
2ndstreet一期生としてデビュー。初配信以降、雑談枠やゲーム実況をメインに活動を行うが、2ndstreetの知名度から伸び悩む。
デビューから約2ヶ月後にVTuberグループ『そにっく』の主催する人狼ゲーム大規模コラボに参加。話しやすさと人当たりの良さから(主に同業者の)人気を得て、これ以降は外部コラボに精力的に参加するようになった。持ち前のコミュニケーション能力でファンを獲得し、登録者数をじわじわと増やしていった。二期生がデビューした現在でも、外交担当として様々なコラボに参加している。ファンも彼女に似て穏やかで明るい人が多く、ニヨニヨ超会議に参戦した際は箱内外のファンに案内をしたりマナーを教えたりといった場面が見られる。
3月×日の配信では、機材トラブルにより一切の声が聞こえないものの、一致団結したファンが「きっとひふみんはこんな話題で話しているはずだ!」とエアコメントを繰り返し、無事に配信終了まで行ってしまう。このことから一部では−キング・クリムゾン−サイレントクイーンと呼ばれるようになる。後日の配信にてひふみんは「ショックだった。これからは正直に伝えて欲しい」と発言し、ファンを窘めた。
【革命主義者】
2ndstreetのアルバム、『私達の主義主張』では革命主義者の役割を振られた。曲は『少女大革命』。様々なコラボに参加しているひふみんは−学生時代−学校では目立たないキャラで、そんな自分を変えたいと2ndstreetに応募したようである。ブックレットのイラストは学校のステージで歌う姿が描かれており、見ればひふみんの同級生になったつもりで聴ける。
【関連項目】
・株式会社2ndstreet
・桜木一姫
・いちひふ
・キング・クリムゾン
・キラー・クイーン
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【フィリップ・安曇野】
ふぃりっぷ・あずみの
「皆の者、やあ。フィリップ・安曇野だ」
「口座の残金が一桁になっちまった。恵んでくれ!」
【インターネットの海を彷徨うカイジ】
2ndstreet一期生唯一の男性VTuber。パチカススロカスヤニカスの三拍子が揃ったダメ男。上記のセリフは収益化記念の配信の一言目。人柄だけで生きている男。女性ファン曰く「声と顔は好きだけど養いたくは無い。息子が一人増えた気分になりそう」。顔と声で初見の女性を釣って、3秒後に失望させる男。
【概要】
とまあ、オンオフ関係なくのだらしなさが本人を含めたあちらこちらから囁かれるものの、炎上したりといったことは一度もない。コラボをしたVからは明るく話しやすいと人格については概ね好意的な印象である。
みるくらいぶの弥魔田王姫とコラボをした際は同期であり大学の後輩であった椿いろは、勿忘瞳とのカップリング妄想を聞かされ、本人は「燃える燃える」と焦っていたものの椿いろはからは「フィリップ先輩は顔と声は良いんだけど、性格が……」、勿忘瞳からは「ずみさんは無い。結婚する前から息子は欲しくない」と辛い返答を返され泣きそうになっていた。「そこまで言わなくても……」と落ち込むコラボ相手を慰める弥魔田王姫という珍しい様子が見れる。
デビューから一度も伸び悩みはなく、チャンネル登録者数が綺麗な関数曲線を描いている稀有な例。ファンが遠慮なく貶し、それにフィリップも貶し返すという他とは毛色の違うコメント欄は初見には治安が悪く見えるようで、「そんなにいじめなくても……」というコメントが散見される。大体一週間後には同じコメント主が貶す姿も見られるため、コメントだけでなくコメント主を追うのもなかなかに面白い。
同期の椿いろは、勿忘瞳、二期生の諏訪美旗とは同じ大学の軽音サークルに所属していたようで、2ndstreet内では『シェヘラザード』という名義で活動している。担当はベース。
【楽観主義者】
2ndstreetからのアルバム、『私達の主義主張』では楽観主義者という役割を与えられた。他の面々は意外と言われることもあったのに対して、フィリップの楽観主義者はすんなりと受け入れられた。寧ろ「破滅主義者だろ」という声も見られたとか。楽曲『ジャックポット・ドリーマーズ』はカジノのコインマシーンを一攫千金を夢見て回すというコンセプトで、彼の性格を端的に表現した曲である。なお、有り金は全てスッた模様。
【関連項目】
・株式会社2ndstreet
・諏訪美旗
・椿いろは
・勿忘瞳
・シェヘラザード
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【椿いろは】
つばき いろは
「古い世界は散りぬるを、タイムスリッパーの椿いろはだよ!」
「明日はきっといい日になる そんな革新を願って」
【概要】
2ndstreet一期生。本人曰く大正時代からのタイムスリッパー。公式サイトの紹介ページで「タイムスリッパ」と誤字があり、一時期スリッパネタでいじられた。なお、後日靴の会社からの案件でコラボスリッパを販売した。これが2ndstreet初の案件と言うのだから、世の中はわけがわからない。
【ハイカラ少女】
性格は明るく、アウトドア派。雑談枠とゲーム枠をバランスよく行なっており、何でも卒なくこなす。特にリズムゲームはVTuberでもトップクラスの腕前で、本人曰く「ドラムと違って足を使わなくていいから楽」とのこと。雑談枠では、2ndstreetにはライバーとしてではなくスタッフとして応募したと話していた。
話の端々からギャルっぽい所が除き、オタクに優しいギャルは居たんだ(願望)。
ポケモン廃人で、新作が発売してからは定期的にレート対戦を行っている。月一回の更新ごとに戦法を変えて対戦をしているが、対面構築が一番得意。
大学のサークル仲間であったフィリップ・安曇野、勿忘瞳、諏訪美旗と『シェヘラザード』というバンドを組んでいる。担当はドラム。
【進歩主義者】
『私達の主義主張』では進歩主義者の役割を振られた。『不確定楽観未来』では、古臭い慣習に囚われた実家を飛び出し未来に向かう彼女の感情が描かれている。−胸は成長しなかったようだが。−
【関連項目】
・2ndstreet株式会社
・勿忘瞳
・良靴株式会社
・シェヘラザード
・いろひと
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【勿忘瞳】
わすれな ひとみ
「2ndstreet一期生、勿忘瞳。よろしく」
「未来なんて、良いものじゃない。変えられるって事以外は」
【概要】
2ndstreet一期生のトリとしてデビューした。饒舌ではないものの、話の独特の間や落ち着いた声でコアな人気を得ている。ゲーム配信やASMR配信が多く、コラボはあまり行わない。配信は長めなので初見は切り抜きで追っていくのがオススメ。
【未来人】
未来人という設定であったが、『私達の主義主張』が発売されるまでは時代逆行の目的は明かされなかった。判を押したように同じ生活をする−現代−未来に嫌気が差し、VTuberになったとのこと。公式サイトの紹介では「未来に嫌気が差して過去の時代に来た」としか書かれておらず、これ以外にも語られていない設定はあるのだろう。
普段は寡黙だが、同期の椿いろはとのコラボ雑談では口数も多くなる。デビュー時は緊張していて話さないのかと思われていたが、そうでもないようである。
初見にオススメの配信は『ミリしらのゲーム動画に実況解説をつけてみる』シリーズ。配信前に視聴者からプレイ動画を募り、前情報一切なしに実況解説をつけるスタイルで、本人も内容を一切確認せずに配信を行っている。ダークソウルの前口上で「ほのぼの系サンドボックスゲーム」と紹介したり、青鬼で友人が鬼になって出てきたときに「ここからは彼を人間に戻す方法を探しに行きます」と解説したりと割とトンチンカンな事を言っているのが面白い。
ASMR配信はかなりの質なので、VTuberファン以外からの人気も高い。割と凝り性なようで、機材や音にこだわった上質なサウンドと落ち着いた話し方で、気づいたら気絶するように眠れる。ライブでも、始まりと終わりのコメントの速度が全然違う。
【古典主義者】
2ndstreetから発売されたアルバム『私達の主義主張』では古典主義者の役割を振られた。『ディストピア・リバース』はディストピア=未来の世界を変えるため過去に向かう彼女の様子が描かれている。一部では最初と最後のメロディが繋がることから、実は何度か過去をやり直している説が語られている。−一体何歳なんだ……。−
歌枠でも言われていたことであるが、歌が上手い。高校ではキーボードではなくボーカルを担当していたようで、そのためだろう。
【関連項目】
・株式会社2ndstreet
・椿いろは
・諏訪美旗
・竹浪昼女
・フィリップ・安曇野
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