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ドラッグ・シューマノイド  作者: ツカサシキ
4/10

4.ぎこちない仲良し。

立て続け投稿です。

よろしくお願いいたします。


今更ながら視点を付加させていただきます。

傍観者P氏の視点。

 誰かが言っていた“偶然は、立て続けにやってくる”と…幸か不幸かは、神様にしか分からない。


 ――わたしの『今』の状況のように…。


 町中で、モヤモヤしながらも買い物をしていて「せっかくの休みなのに気分が乗らないから帰ろうかな」と、思っていると聞き覚えのある声に呼び止められた。

 その声に思わず振り向いたら『その人』だった。

 何時ものように優しく、丁寧な挨拶が私の耳に届いた。


 一言、二言と挨拶を含めた会話を交わしていると…どうしてか、お茶をすることになってしまいました。

 その人の行きつけだというカフェ…めちゃくちゃ、お洒落で落ち着く感がハンパないっ…のだが、わたしは落ち着かない!


 店員さんに席を案内してもらい、メニュー表を渡し、メニューが決まったらテーブルに置かれている…調べたら『オーダーコールシステム』と呼ばれるブザーの場所の説明後「直ぐにお冷をお持ちいたします」と、言い終えると一礼をし作業をするため離れた。


 無言になってしまった。


 そうでしょう?

 今っ!美人がっ!わたしの目の前にっ!

 これだけで、察していただきたい…。


 その人は、店員さんに渡されたメニュー表を捲りながら「何にしよう?」と、小さく呟く。


 絵になります。

 とっても…絵になります。

 眼福です。

 一つの美術品ではないかと、錯覚をしてしまう。


 すると、店員さんがお冷を持ってきてくれた。

 店員さんの姿を見て…わたしは、気づかれないように安堵する。


 その後、その人に「決まった?」と…心地良く耳に届いた。

 目の前の『現実』に引き戻されてしまったわたしは「こ、これにしますっ」と、店員さんに慌てて決めたメニューを指差した。

 わたしの行動に店員さんは「かしこまりました」と、言い終えると…わたし達からメニュー表を受け取り、一礼をし厨房に向かった。


 ホッとしていると…わたしは、また『現実』に引き戻された。


 ――その人が居るからである。

 思わず、マジマジと見てしまう。


 同性なのに…!

なんで、こんなにドキドキしてしまうのか…!

 経験した方っ!どうか、アドバイスをくださいっ!


 心の中で、ギャーギャーと悶絶していると「大丈夫?顔が、赤い…」と、その人の優しい言葉がわたしの心に染み渡らせる。


 わたしは「なんでもないですっ…」と、その人に裏返った小声で、頑張って言葉を発した。

 料理が来るまでの間…話しをした。


 いや。

 正確には…その人が、話しをしてくれただけなのだが…わたしは、恐れ多すぎて「はい…はい…」と、言った相槌を連呼するしかなかった。


 そして、その人の“今”の姿が『素顔』である事を改めて、話してくれた。


 …夢のような一日でした。

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