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ドラッグ・シューマノイド  作者: ツカサシキ
1/10

1.出会い。

本日は、『七夕見舞い』を申し上げます。

まだ『想ヒ人-指切-』は、完結していませんが…箸休めと言っては可笑しな話ですが新たな小説を投稿させていただきます。


※ドラッグをモチーフにしておりますので、駄目な方は、閉じてください。

 よろしくお願いいたします。

 世の中は、昔から“善”か“悪”の世の中であるが“合う”か“合わない”でもある。


 甘い。

 苦い。

 しょっぱい。

 酸っぱい。

 辛い。


 ――…まるで、食事の味覚のような世の中。

 好き嫌いが、当たり前に満ち溢れている、世の中。


 そんな忙しい毎日を送り続ける貴方のストレス発散は、何ですか?


 ゲーム?

 食事?

 マンガ?

 小説?

 スポーツ観戦?

 映画?

 買い物?

 国内・海外旅行?

 温泉巡り?

 甘いもの巡り?

 ジム?

 アーティストさんのライブ?


 ――…どれも素敵で、素晴らしい発散方法であり娯楽。

 今の世の中様々です。


 しかし、既に満ち溢れた娯楽が存在するにも関わらずに過激な“刺激”を欲する人達が後を絶たない。


 本能?


 本能の他に存在する言葉、それは“欲”と、言います。

 欲しくて欲しくて堪らない――…誰もが、行き着く当たり前な“欲”です。


 しかし、世の中には“決して”手にしてはいけない『代物』が存在している。


 “薬物”であり“劇薬”だ。


 この話は、自我を持った『人造薬物』の物語――。


・・・・・


 それは、ひょんな“出会い”だった。

 自分自身は、その人の事を知っている。


 その人の初めの印象は、地味――…失礼な言い方だが…この言葉以外、当てはまらなかった。

 しかし、地味とはいえ…好印象だった――…と、いうのも“普通”に挨拶をしてくれる色んな意味で、貴重な人だ。


 当たり前なことなのだが“出来ない”であり“やらない”のが、カッコイイと思い込んでいる残念人が存在する世の中で、事実。


 ――…脱線してしまった。

 思わず、脳内逃避行をしてしまった。


 その人の見慣れていた“はず”の…服装、靴、髪型――他にもあるが、思考が追いつかず…その人の劇的な変貌に自分だけでなく、周りも絶句し「誰?」と、ひそひそとした小声が彼方此方から聞こえてくる。

 その人から挨拶されるまで、自分も含めて誰一人とて分からなかったからだ。


 覚えのある声を聞いた途端、自分もだが「え゛」と、誰もが目を丸くし思わず、凝視してしてしまった。


 凝視しながらも固まっている人達に「やはり、まだ早すぎましたね…」と、申し訳なさそうに「驚かせて、ごめんなさい」と、何も悪いことなどしていないのに未だに理解が追いついていない人達に謝った。


 いや、謝らせてしまった――…が、正しい言い方だろう。


 その後は、その人に対して謝り合戦になろうとしたところ…直ぐに始業の時間になってしまい…お開きになった。


 休憩時間になるまでの間、思わず…その人の容姿を目に焼き付けるかのようにチラチラと凝視を繰り返してしまった。


・・・・・


 ――ふぅー…。

 また“私”は、周囲に気づかれないように軽く溜息を吐き切った。


 お師匠様の命令で“元の素顔”に戻したが…本当にレーコさんは、まったくもって懲りない人。


 それでいて…実に『哀れ』で『愚か』で『痛い』人――…そして、既に廃れているのに気付こうともしない。


 ――いや、違う。

 自力で“気づけない”の間違いだ…本当に残念な人。


 自分以外の人達に痛々しく観られているというのに――…ほらほら…取り巻きと書いて『お友達』さんにすら貴女の居ない所では“何”を言われているのか?


「今日もレーコさんの機嫌取り、疲れたわ~」

「ほんとほんと…」

「この前なんて、ほんとーに最悪だったんですけどー?!」

「あ、あー…あの合コンの“やらかし”の事?」

「それですっ!レーコさんのせいで、私達も“同類”に見られて…ドン引きされた」

「まったく…下らない『性欲に飢えたメスの動物』みたいだよね」


 ――おやおや…言われていらっしゃる。

 まぁ、同情なんてしませんよ。


 同情するというか…させるような人種では、ありませんからね。

 レーコさんのご家族も――…特に母親が『癖強い』方と、師匠から伺っているが…この方も“困ったちゃん”で“かまってちゃん”らしく…。


 ――んー…母子共々、何でも「一番じゃなきゃ!嫌っ!」という精神。

 本当に度の超えた“困ったちゃん”で“かまってちゃん”ですこと…まぁ、何人か似たような方々を会った事がありましたが…。


 私の中では、五分五分なんですよね。

 いくら『似て非なる』といっても…一度や二度を体験・経験しているせいか、割と“落ち着いて”対応と対策を行いやすい事実だ。

 何を言っても行動を起こしても自身の心身が“無駄”で“無意味”なのだから…。


 こういった体験と経験をしておくと、拒絶という抵抗をしても心が『無心』というか『無情』になるものだ。

 人によるが、一時的だが――…やはり、生きていくうえで“諦める”という行動は『必須』だ。


 その事を知っている人は――…一体、何人いるのだろうか?


 まぁ…知っていたとしても“教えるすべ”なんて、存在しない。

 何故なら、聞いたとしても『合う』か『合わない』かのどちらか――…なのだから…。


 例えるなら――…学校や専門校での授業中に“教え方の上手い”先生が居れば“教え方の悪い・教え方がイマイチ”な先生の『どちら』と、言えば…分かるだろうか?


 もっと、分かりやすいのが“英語”と“英会話”の違いだろうか?

 小学校でも取り入れが始まっている、英語の授業は『基礎の単語』だろう…例えば、リンゴは“apple”と、言った感じのように英会話は、そのまま『英語会話』だ。


 要は、海外に行かないのだから英語を憶えなくても問題ない――…と、思っている人がいれば「いつか、使うかも」と、ある程度の挨拶を憶えようとする人の“差”だろう。


 悪く言えば『温度差』ともいうが…。


 ――さて…。

 そろそろ休み時間が、終わる…また“演技”を始めないといけませんね。


 でも…お気に入りの『あの人』にも“ちょっかい”を出そうとしている節があるんだよね、レーコさんと『愉快な一行』は…どうしようかな?


 暫くは、様子見――…かな?

 劇薬には、劇薬ならではの“立ち回り”が、存在するからね。

今更ながら視点を付加させていただきました。

申し訳ございません。


※前半…傍観者Z。

 後半…被害者X氏の視点。

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