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エピローグ
エピローグ
2年後。
病院。
出入り口から
スーツ姿のパー。
パーと手を繋いで、3歳になったシー。
そしてミー。
ミーの腕の中には赤ん坊がいた。
その4人を捉える、怪しく冷たい眼光が2つ。
初老の老人。
片手にはハンドバック。
中にナイフが忍ばせてある。
「……殺せ。……殺せ。」
頭の中で誰かが囁く。若い男の声。体の自由も奪われていた。
「……殺せ。……殺せ。」
バックの中に手を入れる。
4人と老人の距離はどんどん縮まる。
と、赤子の目が開く。
赤子の瞳は老人を捉える。
老人と赤子は目が合う。
赤子の目が怪しく光る。
「はうあ。」
老人から霧のような、煙のようななにかが出て行った。
「あ、今笑った!」
「いくらなんでも早過ぎるよ。まだ1週間だよ?眩しがってるんだよ。」
「いや、間違いない。絶対笑った。みたもん。」
「はいはい。」
「パパー、ママー。お腹すいたー。」
fin




