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ミリオタ高校生が異世界へやって来た!  作者: カトユー
同盟成立そして新たな戦いへ……
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第67話 同盟成立Ⅰ

 ども書き溜めだけで何とかしのいでいるカトユーです…。そろそろヤバい。

 なんかここ最近、毎日PV数が1,000近くを保ってるんですけど、2chとかで晒された?(笑) エゴサとか全くしないのでよくわかりませんけどね…。ともかくいつも読んでる方、ありがとうございます!

「え?帝国の連中が撤退してるって?」


 昼飯中に伝えられた連絡は驚くべきものであった。しつこく爆撃してもゾンビのように歩みを止めなかったあの帝国軍が、突然軍を引き返したというのだ。「何か企みでもあるのか?」そう疑ったりもしたが、翌日も撤退する様子が確認された為自分は全力出撃を命じた。死体蹴りのような行為に難色を示す部下も居たが、敵に攻撃させたことを後悔させる為だとなんとか説得した。

 それから1週間後、帝国軍は我々の攻撃圏内からも出ていってしまった。ホント、何があったんだ?


 軍に撤収を命じて、久しぶりに帝都に戻ってくることが出来た。うん、何も無いね……

 戻ってきて早々、帝都の都市計画構想を考え始めた。あまりにもさっぱりとしてる帝都を見てどこか哀しさを感じたのだ。やっぱり、帝都たるもの帝国の威信が感じられる立派なものにせねば!

 元々あった都市計画を白紙撤回、またイチから線を引き始めた。

 最終的には宮廷(後の政治の中心)を中心に碁盤のように道路が走る都市が計画された。宮廷は江戸城程の大きさの土地を確保し、皇帝の生活の場(後の大統領官邸)が整備されることとなった。他には広大な庭園(和洋折衷様…)が計画される。宮廷の外(水堀、城壁で囲まれている)には官庁街が形成されることとなった。軍事省改め国防省内には陸海空軍統合基地が設置され、帝都(宮廷)防衛の最後の砦となった。また、旧軍事省の下にあった国土交通庁は発展・昇格されインフラ整備省となった。

 官庁街の外側は商業、住宅地とされた。

 帝都郊外(宮廷から15km程離れたエリア)には陸空軍駐屯地が置かれた。後々の都市拡張に対応出来るよう少し離れた位置に設置されたものの、帝都中心部とは複線線路で繋がれ、交通の便は良かった。またデルタ線で、帝都を通らずにアルノーツ村に直通できるようにした。


 帝都の道路は全てアスファルトで舗装された。大通りの道幅は50m以上あり歩道もかなりのゆとりを持って配置されている。また将来的には路面軌道を敷設出来るようにした。


 これらあらかたの都市整備が行われている間にも国際情勢は日々変わっていた。まず、新王国はウルズラント王国として正式に独立を宣言、国家体制の確立を進めているらしい。どうやら帝国はこの内乱鎮圧の為に軍を引いたらしい。また、ウルズラント王国はライノぜ王国と国交を樹立し、その半年後に相互援助条約、軍事同盟を締結した。この2国間の条約はベルムス帝国を意識した内容であった。相互援助条約では主に物資面での繋がりを深めるもので、両国間の戦略物資の融通を容易にするものだった。また、軍事同盟では共にベルムス帝国への侵攻に対する対応が纏められていた。仮にベルムス帝国が2国のどちらかを攻めたとき、自動的にもう一方の国も参戦するというものであった。これが中々に厄介な条約であった。この条約がある限り、我々がライノゼ王国を攻撃すると余計なおまけ(ウルズラント王国)がセットで敵になるのだ。とはいえ、これで直接的な影響があるわけでは無いが。(ウルズラント王国から武器の援助があると持久戦になった場合、決着がつかなくなるかもしれない)

 ウルズラント王国自体は我々に全く関心が無いらしい。独立宣言の知らせは全く来ていないし、国交樹立の話も全く聞かない。まあ、国境接してないからね。


 この話を聞くと不干渉で良くね?となるが、個人的には南下してライノゼ王国を叩きたかった。そこで我々は急遽ベルムス帝国に目を向けることにした。彼等に独立国として承認してもらい、同盟を組みライノゼ王国を挟み撃ちにする。何なら背後(ウルズラント王国)から攻撃されたベルムス帝国が弱体化した上で、ライノゼ王国、更にはベルムス帝国を攻撃したい。

 このシナリオだと最終的な敵はウルズラント王国となる。彼等の実力は未知数だが、大方全盛期のベルムス帝国と同等だろう。それに新生国家故に内部にも問題があるだろうし。

 そんなわけでシュバルツェルナー帝国はベルムス帝国に使者を送り、軍事同盟を組むことを決定した。

 内政シーンが少しだけ…

 少しだけ補足させてもらうと、ハルノリはシュバルツェルナー帝国が国土と人口が釣り合っていないと考えている為、南下政策(失敗しそう)のことばかり考えてます。ライノゼ王国の人口は北に偏ってる(商工業が発展している)という設定です。また細かい話なんかはTwitterとか閑話(?)で説明していきたいと思います。質問があれば感想とかTwitterで聞いてください!


 ではまた次回にて!


Twitter垢

https://twitter.com/RVdX8yzugRufoNT?s=09

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