第44話 内政チート?何それ、おいし(ry
今回は短めの話です〜
あっても無くてもあんまり関係無いかな〜なんて思いつつ、少し鉄オタ要素を出してみたくて書いてみました。個人的には新幹線を早く整備したいです(笑)
… 突然だが、今回は皇帝らしく内政に手を出していこうと思う。とは言っても、専制君主制なので議会なんてものはなく、全てが自分の一存にある。ゆくゆくは間接民主制にしたいね。
そこで、今日から暦を導入したいと思う。今まで(エルフ達の生活)は月日等は一切無かったが、今日を2月1日としてスタートさせる。まだ、詳しい事は分かっていないか概ね地球との差は無いだろう。したがって一年は365日で一日は24時間、7日を一つの括りとして考える。一週間は月火水木金土日で、日曜日を休日とした。
次に省庁の創設だ。軍事一辺倒なこの国だが将来的には、それ以外の分野も発展していくだろう。それを見越して色々な省庁を設置する。まずは軍事省だ。基本的に我が国の軍は皇帝の私兵という扱いなので、軍事省の役割は徴兵、予算の配分などである。また、軍事省の傘下に国土交通庁を設置した。現状、インフラ整備は全て工兵に頼っているので、国土交通庁は自ずと軍事省の下になる。次に内務省だ。これはもう、内政に関わる事は全てここに集約される。戸籍の作成ぐらいしかやることはないが、国が発展すれば仕事量も増えていくだろう。
以上が今回設置された省庁だ。奈良時代の政府もビックリするぐらい省庁が少ないね(笑)
あと人員だが、そんな学を修めた人はいないので適当な人選だ。大臣と長官、それと少しの部下だけである。
3つ目はインフラ整備だ。最近は工兵の働きもあり、幅広の道を持つ市街地が完成していた。そこで、自分は新たな仕事を工兵達に用意した。それは鉄道敷設だ。地球では、産業革命において重要な役割を果たしたが、こちらでもそれは変わらないだろう。
鉄道の利点は、一度に大量の物資を運べること、時間に正確であることなどが上げられる。一つ目の大量輸送が可能になる点は大きい。兵士達を目的地に素早く大量に投入出来るし、一緒に戦車等も輸送出来る。これは、自動車や航空機には出来ないことだ。2つ目の時間に正確な点。このおかげで、どのタイミングで物が届くかなどを計画することが容易になる。
今回はとりあえず、帝都内の輸送用の線路を敷設しよう。具体的には陸軍基地から空軍基地までの6kmほどの区間だ。
なぜ鉄道を引けるのか?と思う人もいるかもしれない。何せ自分のスキルはミリタリーに関する物を召喚出来るだけだから。
あまり知られていないか、大日本帝国陸軍には「鉄道連隊」なる部隊があったのだ。任務は戦地での鉄道の敷設・運転や敵の鉄道の破壊等があった。地味に多くの人員がいて、一個連隊の編制は1091人もいた。
当然、そんな人数もいないので工兵達にちまちまと作業をしてもらうこととなった。
幸い、開拓済みの平坦な土地だったので線路は、あっという間に建設された。
工事開始から一ヶ月半、3月18日に路線は完成した。終端にホームだけを設置した簡易的なものであったが、ついに鉄道が完成したのだ。地球ではこれで近代国家の仲間入りだ。
ボォーッ!っと大きな音を立てて入線してきたのは日本が誇る名蒸気機関車のD51、通称デゴイチだ。詳しい話は今回省略するが、戦時中そして戦後の高度経済成長を支えた、凄い機関車である。(個人的意見)
こんな感じで暦、行政、鉄道と近代国家として不可欠なものを準備していく中、不穏な情報が日施哨戒を行う一式陸攻から伝えられた……
正直、蒸気機関車の知識はあまりないのであまり長くは書きませんでした。ボロ出したくないからね!
ここ最近、PV数がいい感じです!読んでくださってる方、いつもありがとうございます!
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ではまた次回!




